Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

薬の悪連鎖

2012-11-28 18:08:56 | 医療・矯正
先々週、15日に骨粗鬆症の注射を受けた母。
その注射をする際、左腕に少し赤くポツポツっと出ていたので「何これ?」と聞くと、「虫さされかな~、ちょっと前から出てる。」と言っていたので、ナースにアレルギーかな?虫さされかな?と聞くと、「庭仕事するんだったら、ボトルブラッシュとかにかぶれたのかも。オーストラリアではかぶれる人が多いから。」と言われたくらいで、特に心配することもなく、あっという間に注射終了。その日は特に変化もなく、強そうな注射だけど、注意事項もなかったから大丈夫かと思っていたのだけど。。。

ところが、次の日辺りから、下唇が乾燥してたらこみたいに腫れてきて、週末には腕の蕁麻疹みたいなのもどんどんひどくなって、週明けには首の辺りも、顔にまで蕁麻疹らしきものが!!顔も真っ赤になってるし、全くひく気配がないので、月曜にGPに電話して、「注射してから蕁麻疹が出てるので、出来るだけ早く診てもらいたい。」と言ったものの、予約は金曜のお昼まで入らず(涙)。先週から、母のとめどなく溢れてくる不安からくる愚痴を毎日何度も聞かされているので、もう私も限界状態。

金曜の予約は、私の歯医者と重なってしまった(しかも予約を取り直すと、有得ない程待たされる!)ので、ちょうど休暇だった旦那についていってもらうことに。ドクターの診立ては、「全身に出ていないので注射による薬物アレルギーだとは考え難い。日に当たっている部分だけだから、花粉によるアレルギーか、薬物による日光アレルギー。」この80年間、一度もそんなアレルギーになどなった事がない母なので、何とも信じ難いけど、しょうがない。とりあえず、かゆみを抑えるため、ステロイドの塗り薬と、効ヒスタミンを3日間だけ処方され、後はChemistで普通に買える花粉症の薬も飲むように言われた。

すると、赤味は段々と改善されていき、ポツポツは残っているものの、見た目はだいぶマシになってきたと思ったら、今度は血圧が180を越え始め、頭が重い、フラフラすると言い始めた。もともとアレルギーの薬が効いてるか、月曜に無理矢理押し込んでもらった予約があったので、朝一でドクターに行くと、血圧200を越えてしまっていた。無理矢理確保した貴重な予約なので、子ども達の学校送迎時間と重なってしまい、母を病院に送って、少し一人で待っていてもらうことに。10分程で戻ってきたら、ドクターにものすごい剣幕で怒られた。「一瞬でも一人にするんだったら、入院させる。トイレに行く時も目を離すな!(骨粗鬆で、立ち上がった時にフラッとして転んだら骨が折れる可能性が高いため)」と(涙)。

正直、家ではスタスタ歩いていたし、出るなと言っても庭弄りしに外に出るし、やらなくて良いと言ってる掃除もしてしまうし、そこまで具合悪そうでは全くなかった。でも、一人で医者に行ったから、ヨロヨロしたおぼつかない歩き方で、無意識に具合悪そうにしてしまったのだろう。ドクターにひたすら色んな事を怒られ、理不尽だなぁ、、、とまたまた母に対するストレスと怒りで一杯になってしまう心の狭い私。こんな事では、本当に寝たきりになったりして介護しなくてはいけなくなった時、私はやっていけるのだろうか。不安だ~~~(涙)とりあえず、高血圧を下げなくてはいけないので、今まで呑んでいる薬の上に、利尿薬を1日呑み、様子を見ることに。効ヒスタミン剤は前日で終わったから1つ薬が減ったと思ったら、翌日は1つ追加で、結局同じだけ呑まなきゃいけないとは。薬の悪連鎖とはまさにこの事だよなぁ。。。

翌朝、再び学校の前にドクターに行くと、家の血圧計で計ったのと同じく、150ちょいまで下がっていた。それでもまだ高過ぎるので、引き続き、一週間だけ利尿剤を呑むことに。2日目の昨日は120近くまで下がったらしく、熱さ喉元を過ぎた母は「今日もまだ呑まなあかんの?」と勝手に薬をやめようとするし。子どもはイヤイヤでも言うこと聞いてくれるけれど、親は自う分で勝手に判断して、言うこと聞かないから性質が悪い。「今止めたら、すぐ血圧上がるよ。ちゃんと処方された期間、呑み続けてね。」と言っておいたものの、果たしてちゃんと言うことを聞いてくれるだろうか。不安だ~~~!!



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