Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

真冬のはずが

2007-07-03 20:15:03 | その他
今日の気温は22度!
北半球の人には涼しく聞こえるかもしれないけれど、南半球は冬真っ只中。
なのに、ポカポカ陽気で澄み切った青空。
うちの娘は半袖着てましたよーーー。(すっかりオージー)

私が12年前、シドニーに初めて来たのは5月。
日本はこれから暑くなっていくのに、ドンドン寒くなっていくのか~とちょっと憂鬱だったけど、そんな心配もぶっ飛ばしてくれるようなピーカン。高一の冬、初めてアメリカに行って帰ってきた時、大阪の空が灰色に見えたのを思い出す。慣れてしまうと当たり前になってしまう事だけど、シドニーのこの天気と豊かな自然は、やっぱり貴重。徒歩で行けるビーチ、車で気軽に行ける国立公園の数々、シドニーはホント環境に恵まれている。


裏のReserveで私の母と遊ぶ娘

とは言え、そんな好条件で不動産があがらないハズもない。私が渡豪当初、最初に住んでいたNeutral Bayの1BRのアパートは現在2倍のレントに。オリンピックを期に、家の価格もガンガンあがり、今では東京より高いのではないかと思う程。2年前、清水の舞台から飛び降りるつもりで購入した我が家は、ちっちゃい裏庭と、と~っても広いReserveがそのまま隣接している。裏庭のドアを開くと、そのままReserveにつながり、小高い丘を越えたむこうには遊具のある公園設備もある。子供のいる家族にとって、最高の環境ではあるけれど、大阪に住んでいる兄に話したら、「中古でそんなにするのか?!大阪だったら新築で家を建ててもお釣りがくる。」と言われてしまった。確かに大阪だったら豪邸も買えたかもしれない。でも徒歩10分に海も無ければ、緑にあふれた国立公園もない。私は日本が大好きだし、いつか日本に帰って又住んでみたい、と密かに夢は持ち続けているけれど、こっちで生まれ育つ子供にとってはどうなんだろう。


このドアから裏のReserveへ

会社の同僚で、ABJ(Australia Born Japaneseの略だそうな)の2コ下の男の子がいるんだけど、彼は高校時代よく学校をサボったらしい。それも母親に「なんで学校サボったの?」と聞かれて、「天気良かったからビーチ行った。」とか「ゴルフ行った。」とかそんな生活だったらしい。今じゃManagerとして一生懸命仕事している彼だけど、その基本は変わらない。以前、一緒に仕事関係のパーティに出席して、お昼からそのままパブに流れてしまい、気が付けば真夜中。車社会で滅多に飲む機会も無くなった私。母になって、オーストラリアで初めてのとっても貴重な午前様経験でした。

話しがちとズレちゃったけど、そんなおおらかな人(ただの飲兵衛?!)に育って欲しいな~

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