見出し画像

札幌・円山生活日記

手長海老のトマトクリームパスタほか~「生パスタ専門店 Le Varo(レヴァーロ)」

北円山の住宅街で人気の「生パスタ専門店Le Varo(レヴァーロ)」。和食経験のあるシェフが粉からこだわり作り上げた三種の生パスタと北海道ならではの旬の素材と本場イタリアの食材を融合させた独創性豊かな料理が自慢です。イタリア・ボローニャ仕込みの本格ジェラートも楽しめ来客が絶えません。

本日は北円山の住宅街にある「生パスタ専門店 Le Varo(レヴァーロ)」です。この店は「円山商店街」から北に延びる道沿いの住宅街にあって「回転寿し トリトン 円山店」や「中國菜 マルク」 などを訪問する前後にしばしば前を歩いていました。一度「ジェラート」をテイクアウトしたこともあります。人気店のようで常に客が出入りしていて予約しようとすると開店の11時30分から12時入店までのみ可能で以降は席が空き次第案内というシステムとのことでした。そこで本日は11時30分に予約がとれたので満を持して出かけてきました。場所は地下鉄東西線「円山公園駅」からでは「円山商店街」の「Auguri(アグーリ)」や「Cafe Rain(カフェ・レイン)」から北に向かい交差点を渡って数分歩いたところ、「西28丁目駅」からだと1・2番出口から「BON‐BOISSON」や「円山茶寮」を右手に見ながら「北5条・手稲通り」を東に歩き回転寿し トリトン 円山店」の看板の見える角から少し南下したこころです。徒歩で「円山公園駅」からは10分ほど、「西28丁目駅」からだと10分弱でしょうか(地図)。 

「生パスタ専門店 Le Varo(レヴァーロ)」の外観。

店内に入ったところ。右側の窓側に2人~4人用のテーブルが4卓、左手の入口脇に同じくテーブルが2卓ありました。
案内された2人用テーブル席隣の4人用のテーブル。
2階にも3卓のテーブル席があります。本日は開店直後の11時30分過ぎに入店。前客は3組で12時頃までには全てのテーブルが埋まったようです。その後もテーブルが空くと次の客がすぐに入ってきました。

ジェラート等の冷蔵ケース奥が厨房でシェフが腕をふるいます。手際が良く順々とパスタが作られます。この手際が客の回転を良くしているようでした。
ジェラートは6種類。シュフの娘さんがイタリア・ボローニャの専門学校で研修を受けたものだそうです。パスタと同様にイタリア食材と北海道産素材を融合させたたものだとか。シングル同429円、ダブル同517円、トリプル同605円。もちろんジャラートのみのテイクアウト利用も可能です。

メニューを拝見。《おすすめPASTA》が「ゴルゴンゾーラの濃厚クリーム     (税込み1,760円)」はじめ5種類、《新作PASTA》が「毛蟹のマルサラ仕立てのクリームパスタ(同4,620円)」はじめ3種類。《生パスタ》はスパゲティ(細めのやわらかいパスタ:1.8mm)、キッターラ(細くて歯ごたえのあるパスタ:2mm)、タリアテッレ(太くて食べ応えのある平たいパスタ:15mm)の3種類から選べます。 
さらに《クリームベース》では「自家製パンチェッタの特製カルボナーラ(同1,320円)」はじめ6種類、(以下写真割愛)《ボロネーゼベース》では「厳選チーズのボロネーゼ(同1,760円)」はじめ2種類、《トマトベース》で「特製ナポリタン(同1,430円)」はじめ3種類、《白ワインベース》では「イカ墨の特製ソース(同1,870円)」はじめ4種類と悩むほど種類があります。リピーターになっても全種類制覇するには時間がかかりそうです。

《ランチセット》は上記の好きなパスタに「本日のサラダ」と「自家製パン」がセットで+同330円。また+110円~の価格でドリンクが注文できます。《ジェラート》は1階ショーケース前で注文します。


白ワインのグラスで「Domini Veneti Soave Classico. (ドミーニ ヴェネティ ソアーヴェ クラッシコ)」。同935円。

まずは《ランチセット》のサラダと自家製パンのフォカッチャが登場。

サラダやパンにはこちらのバルサミコ酢とオリーブオイルを好みで使用。左の少し甘味のあるバルサミコ酢が良い味でした。

まずは《クリームベース》の「手長海老のトマトクリーム」。同2,310円。《白ワインベース》の「イカ墨の特製ソース」と《クリームベース》の「雲丹」、「渡り蟹」、「オマール」とで随分と悩みました。結果は大正解。    

具材は豊富で手長海老に加え帆立、浅利、ムール貝等とシーフードが盛りだくさん。その具材から出た旨味とトマト風味のクリームソースが濃厚で思わず「これは美味い!」と溜息します。

《生パスタ》は15mmの太くて平たい「タリアテッレ」。濃厚味の旨味ソースに良くマッチし小麦の味を感じるもっちりと食べ応えのある美味しい麺です。


もう1品は《新作PASTA》から「サロマ湖産牡蠣と菜花の山わさびオーリオパスタ」。同1,980円。

具材はサロマ湖産牡蠣に菜花と芽室産・山川農園の山わさび。アーリオ・オリオ・ペペロンチーノの唐辛子を山わさびに替えて辛味を効かせたような“北海道ならではの食材を主体にしながら本場イタリアの食材を活用しています”という和食経験のあるシェフらしい独創的なパスタになっています。

店の方に注文品に合う《生パスタ》を聞いたところ「スパゲティ」か「キッターラ」がお勧めとか。細くて歯ごたえのある2mmのパスタ「キッターラ」を選びました。ラーメンのような縮れ麺で乳化したオリーブオイルの旨味ソースを絡ませて食べると麺との相性もばっちりです。拘りの生パスタは2種類とも大変結構でした。
 
ドルチェの「ジェラート・ダブル」(同517円)と「KIMBOエスプレッソ・シングル」(+同220円)。

ジェラートは「マロングラッセ」(左)と「アロニアヨーグルト」(右)。栗の甘露煮と卵黄を使った濃厚甘味の「マロングラッセ」と伊達産アロニア(チョークベリー )を使った酸味の効いた「アロニアヨーグルト」の対比も良く我ながら良い選択でした。この本場仕込みのジェラートも大変美味しく見ているとジェラートのみをテイクアウトする客も次々と来店していました。

シェフの拘りの生パスタは予想以上の美味しさでした。小麦の味ともちもちとした食感にソースとの相性などシェフが和食からイタリア料理と生パスタにのめり込んだという感動が伝わるような感じです。旬の北海道食材に拘る姿勢も好印象でした。ソースの選択も多いので次回は何を食べようかと楽しみです。機会を見て是非再訪したく思います。ご馳走様でした。

「生パスタ専門店 Le Varo(レヴァーロ)」 
札幌市中央区北三条西23-2-15 LEE space 北円山(旧ハウフィス)
電話 011-614-2202 
営業時間 11:30~15:00(L.O.14:30)/18:00~22:00(L.O.21:30)
定休日 毎週火曜日
(2022.3.26訪問)

最新の画像もっと見る

最近の「イタリアン」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事