「北海道議会議事堂」ビル1階の「北海道議会食堂」。現在改修工事中の「北海道庁赤れんが庁舎（旧本庁舎）」の西側で同一敷地内にあり便利な場所です。メガ盛りの‘自家製’そばに具材入りの温かい特製つゆで食べる「特ざる」 が名物メニューだそうです。もちろん議会関係者以外も利用できます。
本日は「北海道議会食堂」でランチです。近くの「中央警察署」に運転免許証の更新手続きに来たのですが前後の関係で昼時を外してしまいました。そんな時でも「北海道議会議事堂」ビル１階にある同食堂は朝から夕方まで休憩なしの通し営業とのこと。しかもメガ盛りの‘自家製’そばを温かい特製つゆで食べる「特ざる」という長年不動の人気メニューがあると知り出かけてきました。場所は現在改修工事中の観光名所「北海道庁赤れんが庁舎（旧本庁舎）」の背中側の同一敷地内にあります（地図）。
「北海道議会議事堂」ビル。赤れんが庁舎の裏側に2020年6月にオープンした新しい建物です。
「北海道議会議事堂」ビルの1階ロビー南側。この奥に「北海道議会食堂」があります。
「北海道議会食堂」入口。運営は昭和20年代に創業し半世紀以上続くお役所食堂「赤瓢箪」で北海道議会の移転に伴い現在地にオープン。以前は食堂へのアクセスには議事堂受付で手続きが必要だったそうですが現在はフリーにアクセス可です。
店頭にメニューが出ています。移転オープンに伴い値上がりしたそうですが今でも定食ものはほとんどが1,000円以下です。
入店すると手指消毒剤とセルフの水が置かれています。まず店員さんから「水を持ってお好きな席に」「ご注文がお決まりになりましたらお伺いします」と案内されます。
スモークガラス越しに改修工事中の「赤れんが庁舎」に面したカウンター席に着席。店内は見通しが良く開放感に満ちています。昼時を外していますので混んでもおらず快適空間です。
注文品はほぼ決まっているのですが一応カウンター上に置かれたメニューを拝見。定食、丼物にそば。そばは厨房で毎朝製麺する‘自家製’だそうです。
ご飯もの、カレーライス、パスタ、ハンバーグ、ラーメンと何でも揃っています。
注文したのは「中特ざるそば」（税込み700円）。「大特ざるそば」は勇気がありませんでした。注文から10分弱で到着。この時間なので注文後に茹でたものでしょうか。その方が望ましいのは勿論です。
この「中特ざるそば」。右から見ても・・。
左から見ても・・。
真上から見ても・・。
麺がメガ盛りです。普通の「特ざるそば」（同650円）で通常の1.5～2人前、「大特ざるそば」（同800円）となると茹であがり重量で1.0㎏になるそうですが中間の「中特ざるそば」は果たして何人前でしょうか・・個人的には初めて見るメガサイズそばであることは間違いありません。
サバとカツオから出汁を取ったという温かい特製麺つゆ。
具材は小さな有頭エビの天婦羅に・・。
小さな鶏肉片・・。
うずらの卵に、なると、ほうれん草、ネギなどが割合たっぷりと入っています。
そばはそのまま食べるとツルっと喉越しが良いですが蕎麦の香りと食感が乏しい小麦粉主体の麺。それでも温かい特製つゆにつけ種々の具材と一緒に食べると“以外にいけるじゃない！？”と思います。ただ食べ進むうちに特製つゆが冷めてきて冷たいそばの味が単調になってきます。この量で700円ですので食べ応え感が満載のコスパの良さから名物なのかも知れませんが・・最後まで飽きずに食べられるかというと微妙かも。
最後はセルフでそば湯をいただき・・。
入口脇にある会計コーナーでお支払いです。ご馳走様でした。
総括すると・・名物の「特ざる」3種のうち山のようにそびえたつ麺量1kgの「大特ざるそば」（写真奥・同800円）はビジュアル的にもかなりのインパクトです。ただ美味しい本格手打ち麺でも量が多いと副菜があるか、かなり強い麺ツユがないと飽きてしまいますので・・個人的には3種のうちでは温かい特製つゆが冷めない内に食べきれるような普通の「特ざるそば」（写真手前・同650円）がお勧めのように感じました（上掲写真はネットより拝借）。
それでも仲々入る機会もないであろう「北海道議会議事堂」ビル。普段とは少し変わったランチを食べるのも良いように思えました。1階ロビーには「道議会の役割」を紹介するビデオも流れていますし・・。ちょっと楽しいかもでした。
続いて「北海道庁旧本庁舎（赤れんが庁舎）仮設見学施設」を見学させていただきました。併せて前庭も散策したしたので別途報告いたします。宜しくお願いします。
「北海道議会食堂（どうぎかいしょくどう）」
住所：北海道札幌市中央区北2条西6 北海道議会議事堂1F
電話番号：011-271-8845
営業時間：午前9時30分〜午後7時（午後6時30分LO）
定休日：土日祝・年末年始
（２０２３．７．２）
