記録帳~

私的な事の記録帳。

下を向いて生きよう。

2009年09月10日 23時01分22秒 | 読書録
著者 安田佳生さんの著書「千円札は拾うな」は、
私にとって印象深く残っている本。

目の前の1000円より遠くにある100万円を見つけよう。
という、経営上の例え話だ(多分)。

山田 真哉さんの『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉』
と共通した所を感じる。


さてこの本「下を向いて生きよう。」という
タイトルがまずいい。

森永 卓郎さんの「年収300万円時代を生き抜く経済学」
と同じく、今ある自分を肯定し今ある世界から楽しみを
見つけるというスタンス。
この本に書いてある様に「釣りバカ日誌」のハマちゃんは本当に勝ち組だと思うよ。



けどなかなかなれないから、映画の中で生きられるのかなぁ・・・

もっと後向きで積極的に生きようと思いました。



安田 佳生「下を向いて生きよう。」 サンマーク出版
安田 佳生「千円札は拾うな。」 サンマーク出版
山田 真哉『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉』光文社新書
森永 卓郎「年収300万円時代を生き抜く経済学」知恵の森文庫



下を向いて生きよう。
安田 佳生
サンマーク出版

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「ウェブ進化論」を速読

2009年09月07日 22時33分17秒 | 読書録
梅田望夫さん


私が購読している新聞「産経新聞」で一面のコラムを担当されている方だ。
その新聞のコラムは、シリコンバレーの現状や、
ウェブ上での出来事を、私の様な素人でも
分り易く読む事が出来る


この本の中でも、ウェブ上での現象
「チープ現象」「ロングテール現象」などの意味を、
全く専門的でない言葉で記述している。

やっぱり、ほーっと声が出てしまう。。。


それにしても、著者の文章に否定的・批判的な記述が少ないのは何でだろう…
やっぱり先進的な事象の扱いが多いのかな と思いました




ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)
梅田 望夫
筑摩書房

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「痴呆老人」は何を見ているか

2009年09月04日 22時58分40秒 | 読書録
呪怨という映画あったよね

青白い俊雄くんがグンゼ パンツ一枚なのに恐怖全開だった映画だ。

とにかく怖かった…


恐怖シーンは今でも思い出す事が出来るできるもん…


例えば、エレベーターで上がっても上がっても、
俊雄くんがくっついているシーン

レストランで友達と食事中に足元に何か気配を感じてテーブルクロスをめくると、なんとそこに俊雄くんがいたシーン

その中で、老人ホームの認知症の老人だけ俊雄くんが見えるシーンがあった


よく、子どもは「見えてしまう」ことがあるらしいけど(事実 私もよく見た)、
認知症の老人が何かを見えてしまう事に怖さを感じたシーンだった。


たぶん、そんな記憶から手に取った本。

その名前もそのまま『「痴呆老人」はなにを見ているか』


けど、本の中身は具体的に何が見えているのかではなく、
認知症患者がどのような心境、心理に置かれているのかということらしい。


そりゃ 他人が何を見えているのかなんて分る筈がないもんね



「痴呆老人」は何を見ているか (新潮新書)
大井 玄
新潮社

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「Eラーニング」

2009年09月03日 22時34分48秒 | 読書録
少し古い本。

Book ☆ffの100円コーナーで見つけました。


だから内容も ブロードバンドの必要性を訴える記述があったりします。

確かにEラーニングの良い所は「時」「場所」を選ばない所であり、

自分のレベルに合わせる事が容易であったり、

答え合わせが迅速だったりする所。



そう、私だってえいご漬けやってるもんね。

気になる漬け具合は・・・




Eラーニング―教育のインターネット革命
坂手 康志
東洋経済新報社

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「気づく力」の一部

2009年09月02日 22時13分29秒 | 読書録
この本は共著。

だから気になった章のみ読みました。


ビジネス的にもすぐ使えそうな文章もありましたが、
とても気になったのが、のしくみ。

歳を取ると、はたして本当に脳細胞が減ってくるのか…
最近、夫婦間の会話でも「あの人」「あそこ」だけで済ませてしまう事が多い様な気がする…


果たして、この本の答えは…


びっくり、海馬は歳をとっても増殖するらしい…
ねずみを使った実験では「学習」「運動」「好奇心」この3つがキーワード。

一安心だ。




気づく力 (PRESIDENT BOOKS)
畑村 洋太郎 ほか
プレジデント社

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「蓮如」さん

2009年09月01日 22時15分10秒 | 読書録
「蓮如」を読んでみた(速読だ)


戦国時代の歴史物に接すると必ず出てくるのが「一向一揆」だったり「石山本願寺」だったりする単語。

その教団を代表する指導者の一人だ。


信長と対峙するのは「蓮如」ではないが、加賀に教えを広めたり石山本願寺の前身、山科本願寺を城塞化した高僧。

興味あるんだよ…



史実より五木寛之の思想家の様な文章で書き上げられた内容だから、血生臭さは無いけれど

一体 中世の仏教戦争で何人亡くなっているんだろう…


その後の山科本願寺の延暦寺を中心とする勢力による打壊しだって、相当な数の犠牲者(双方だが)が出ている筈。

この本にも少しだけ書かれていた 「延暦寺」  「三井寺」 なんて、ずっと平安時代から戦争状態だった訳だもんね。

そういった事が気になりました。






蓮如―聖俗具有の人間像 (岩波新書)
五木 寛之
岩波書店

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