束縛は愛ではなく解き放つことが本当の愛の表現
人間の本当の愛は、日常生活において「解放」という形で表現される。
「解放」は、まさに愛があるからこそできる行為である。
相手に対して愛がない人は、解放することはできず、束縛し自分の物だけにしようと執着する。
かくいう私も、以前に付き合っていた女性を束縛してたことがある。
相手のことが好きで誰にも取られたくない気持ちから束縛していた。
しかし、今振り返って考えると、本当の愛ではなかったということに気づく。
ただ、相手を自分だけのものにしたい、誰にも取られたくないという執着心だけだったように思う。
当時の自分を振り返えると、執着の愛で本当の愛ではなかったことを恥じている。
もし、私が彼女に対して本当の愛があれば、必ず「解放」できたはずである。
解放することで、彼女は自由に動き回れるようになり、人生が豊かになり結果として幸せになれただろう。
本当の愛に目覚めるためには、束縛ではなく解き放つことが本当の愛の表現だと今は思っている。