第１６作目 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒
個人的チェックポイント
■赤いゲノセクト
他のゲノセクト４匹と共にプラズマ団によって化石から復
元され、武器を持たされたポケモン。長い時を経て蘇った
ため、まるで異世界に放りだされたような状態になってお
り、誰も信じられず見る者全てを敵だと思う状態になって
いた。雪山になっていた故郷を後にしてニュートークのポ
ケモンヒルズに他のゲノセクトと共に巣を作り、現地のポ
ケモンと敵対して停電騒ぎも起こし、止めにきたミュウツー
と戦いを繰り広げた。終盤では他のゲノセクト達やサトシ、
現地のポケモンが止めようとしてもなお戦おうとした所を
ミュウツーによって宇宙に連れて行かれ、共に地球の端か
ら日が登るのを見た事によって落ち着き、考えを改め、気
絶したミュウツーをかばいながら地球に墜落してポケモン
達に助けられ、その後自分たちと同じ時代からあった植物、
オルタスが存在するポケモンヒルズの池に住む事になった。
非常に強く、「しんそく」の他、「テクノバスター」や「ブ
レイズキック」、爪から緑の光線を放つ技を使う。糸を爪
から出したり他のゲノセクトに命令して操る事もできる。
■アクアカセットのゲノセクト
サトシが最初に出会ったゲノセクト。幼い女の子のような
声のテレパシーで喋る。子供っぽく、「お家に帰りたい」
と悲しんでいた。サトシ達に上に乗られて空を飛んだり、
家に送る事を約束されたりして友達となった。そのため他
のゲノセクトと違って敵意がなく、赤いゲノセクトに命令
された時は抵抗した。戦いの中でサトシをゲノセクト達の
攻撃からかばい、その姿がポケモンヒルズのポケモンとゲ
ノセクト達が和解する切っ掛けの一つとなった。最後はオ
ルタスがある池を気に入り、他のゲノセクトと共にそこに
住む事になった。「テクノバスター」の他に爪から緑の光
線を放つ技を使い、爪から糸も出せる。
■ブレイズ・フリーズ・イナズマカセットのゲノセクト
他のゲノセクトと同じく、プラズマ団に作られたポケモン。
リーダーである赤いゲノセクトに従って行動し騒ぎを起こ
すが巣が燃えた件を通してポケモンヒルズのポケモン達と
和解し、赤いゲノセクトを止めに回った。最後は他のゲノ
セクト達と同じくポケモンヒルズに住む事になった。アク
アカセットのゲノセクトと同じ技を使い、さらに全員テレ
パシーで喋ることができる。
■ミュウツー
人間によって最強のポケモンとしてミュウの遺伝子から作
りだされたポケモン。実験台にされていた所を研究所を破
壊して脱走し、弱った所を野生のポケモンに受け入れられ
孤独から解放されたが、自分を狙う人間が現れて周囲を巻
き込んでしまう(覚醒への序章参照)ためか、それでもどこ
か周囲と距離を置きポケモンにだけ優しくしていた。自分
と似た境遇であるゲノセクト達がポケモンや人と争うのを
止めようとするが聞き入れてもらえず激しい戦闘に突入。
最後には止められてもなお戦う赤いゲノセクトと共に宇宙
へ飛びだし、そこで地球の日の出を眺めて和解し、気絶し
て墜落した所をポケモン達に助けられ、サトシの「いらな
いポケモンなんていないはず」という言葉を信じて去って
いった。使用した技は不明で、自在に「覚醒したミュウツー」
の姿となって戦う。女性の声のテレパシーで喋り、相手の
経歴を調べることができる。
■覚醒したミュウツー
通常のミュウツーから変化してなるフォルムチェンジ的な
もの。変身するまでの経緯や変身する方法、変身を維持・
解除する条件は不明。画面がスローモーションになるほど
のスピードで空を飛び、赤いゲノセクトなどと戦いを繰り
広げた。スピードがあるだけでなく、ゲノセクト達のテク
ノバスターをまとめて防ぐパワーもあるようだ。大気圏を
脱して宇宙まで飛び出せるが、あまり長居はできない模様。
■ポケモンヒルズのポケモン達
ポケモンヒルズに生息しているポケモン達。巣を作ろうと
するゲノセクト達に追い立てられ対立した。特に目立って
いたのはサトシについていったヤミラミ、ゲノセクトらと
戦ったオーダイルやペルシアン。後にゲノセクト達と和解
し、燃える巣の消火を手伝ったり水の塊を作って墜落して
くるミュウツーとゲノセクトを受けとめたりした。
■エリック
ポケモンヒルズで働いている青年。サトシ達の案内をした。
ゲノセクト襲撃後は電源施設に入り、コンピューターをいじっ
て電源施設の爆発を止める事に徹した。
■ポケモンヒルズ
サトシ達がオーキド博士の案内で訪れたニュートークシティ
の施設。草原・森林・岩山エリアなどポケモンのタイプに
あった環境でポケモンが保護される場所。世界中の花を集
め四季によって違う花が咲く花壇や植物の迷路もある。町
の電源施設もあり、ゲノセクトの巣の影響で停電し爆発し
そうになった。
■ニュートークシティ
高層ビルが立ち並ぶ大都会。ポケモンヒルズがある。ゲノ
セクトが作った巣によって停電し、電源施設が爆発する危
機に陥った。時期的にデコロラ諸島かイッシュに存在する。
■オルタス
別の自然公園からポケモンヒルズに移植された蓮に似た植
物。現存する花の中で最も古い期限を持ち、三億年前のゲ
ノセクトがいた時代から存在していた。ゲノセクトの故郷
にも生えていて彼らをポケモンヒルズに招くキーとなった。
エリックはこの花を移植したのが自慢らしい。
感想
・まさかのミュウツー登場で大騒ぎになった作品。色々と
ハラハラしたのですが、蓋を開けてみればかなり面白かっ
た！自分の中でどことなく微妙だったゲノセクトの魅力
的な側面、そして新たなミュウツーを見られて非常に嬉
しかったです。
・ミュウツーの逆襲の十数年後に、どのポケモン作品でも
ほぼ出さなかった第二のミュウツーが遂に登場。我ハコ
コニ在リ以降凍りついていた時(ミラージュミュウツー
は出ましたが……)が溶け、歴史が動いたのを間の当た
りにしたようで非常に感慨深いものがあります。しかも
落ち着いててこれはこれでかっこいい女性声。まぎれも
なく他にないポケモンが出てきたわけで、素直に嬉しい
です。何時か逆襲のミュウツーと共演すればいいですね。
・イラストやドット絵を見た時はダサいと思ってたゲノセ
クトがかっこいい。ブレイズキックが特に。てかグリグ
リ目まぐるしくスピーディーな戦闘シーンが素晴らしい
です。視点や表現がいい。自分の中で戦闘が良かった前
作や結晶塔の帝王を越えました。
・舞台も良い感じに暗いビル街になったりして飽きなかっ
たと思います。
・いかつい体なのにヨロヨロして幼女の声で言葉足らずに
悲しそうに喋ったり首を傾げたりするゲノセクトが可愛
い＆境遇が哀れすぎて最後の方涙ぐんでしまいました。
サトシとの出会いのシーンも高速飛行形態になって縮こ
まったら乗られちゃうとかなんか可愛い。サトシをかば
うシーンも王道だけど熱い。花を持って涙を流すシーン
も悲しい。
・普通だとポケモン同士が対立するとサトシは蚊帳の外に
なってしまうのですが、今作はサトシ側につくゲノセク
トや赤いゲノセクトとは別行動するゲノセクトのおかげ
で結構活躍したと思います。というか活躍した。前半と
かゲノセクトやアイリス達とのやりとりが面白かったし、
後半は凄くなんというかオーラを放っていた。なんだろ
う？悪そのものに見えがちなゲノセクトのために戦いに
割って入ったせいか。ここらへんは逆襲の身を挺して戦
いを止めようとしたシーンと通じるものがあります。パ
ルキアの傷を無視してパルキアの馬鹿野郎！とか叫んだ
サトシと同一人物には見えませんね。最後の最後も自分
で「クッション」を思いついたし。
・というかミュウツーの自分自身も指しているかのような
「ゲノセクトはいらないポケモンかも」という悲しい台
詞に対して「いらないポケモンなんているはずないよ！」
とサトシが返すのが最高に熱い！激しくシンクロしまし
た！
・頑固だった赤いゲノセクトが地球と日の出をみて敵意を
なくすシーンはちょっと唐突だと思いましたが、ガガー
リンが名言を残したように宇宙から見た孤独な地球(の日
の出)という光景はもはや強い根拠を持たないようにみえ
る敵意を吹き飛ばすには十分なインパクトを持つように
見えた上、直前にも仲間達にもうやめようと止められか
けてたし、逆襲の突然の和解(ミュウの心変わりとか特
に)の仕方や、爆誕・ＶＳダークライの得体のしれない
道具の作用に頼った和解、ビクティニの「争う前に会話
して気付こうよ……」みたいな和解よりは自然だと思い
ました。ブロボのように序盤に出した要素を使ってるの
もミソで、さらにブロボにレックウザが流されるみたい
な片方の醜態で終わらないというのもいい。
・落ちる→ポケモン達が助ける→皆仲間、という流れ自体
は非常に綺麗だと思いました。
・サトシに集中させるためにしょうがない事なんだろうけ
ど仲間の出番が少ないのは残念だった。
・我ココ無視してミュウツーを完全に忘れてるのはどうか
と思ったが、あそこで別のミュウツーの話を出してもス
トーリーと関係ないし、時間は食うしでしかたなかった
かもしれない。でもエンディングで逆襲のミュウツーを
チラ出しぐらいはしても良かった。
・ミュウツーがデオキシスのように最初からフォルムチェ
ンジする生き物、みたいになってるのが気になった。こ
こは説明を入れるか説明を序章でやるべきだったと思う。
ギラティナ・シェイミ・ケルディオはフォルムチェンジ
法示してたし。ＸＹのネタバレを避けるためだろうか。
覚醒した姿自体は悪くないと思った。
・ヤミラミは進化すると思ったがなんだったのだろうか？
ゲノセクトと似てるから抜擢？
・ラッキーとか停電すると光るポケモンとかの演出が地味
に好き。
・オーダイルやペルシアンは普段全然良い活躍しないポケ
モンなのでちょっと目立って良かった。
・ホットドッグやハンバーグなど肉を作った料理がでてき
たけど何の肉を使ったんだろう。
←第１５作目 キュレムＶＳ聖剣士ケルディオ
→第１７作目 破壊の繭とディアンシー
個人的チェックポイント
■赤いゲノセクト
他のゲノセクト４匹と共にプラズマ団によって化石から復
元され、武器を持たされたポケモン。長い時を経て蘇った
ため、まるで異世界に放りだされたような状態になってお
り、誰も信じられず見る者全てを敵だと思う状態になって
いた。雪山になっていた故郷を後にしてニュートークのポ
ケモンヒルズに他のゲノセクトと共に巣を作り、現地のポ
ケモンと敵対して停電騒ぎも起こし、止めにきたミュウツー
と戦いを繰り広げた。終盤では他のゲノセクト達やサトシ、
現地のポケモンが止めようとしてもなお戦おうとした所を
ミュウツーによって宇宙に連れて行かれ、共に地球の端か
ら日が登るのを見た事によって落ち着き、考えを改め、気
絶したミュウツーをかばいながら地球に墜落してポケモン
達に助けられ、その後自分たちと同じ時代からあった植物、
オルタスが存在するポケモンヒルズの池に住む事になった。
非常に強く、「しんそく」の他、「テクノバスター」や「ブ
レイズキック」、爪から緑の光線を放つ技を使う。糸を爪
から出したり他のゲノセクトに命令して操る事もできる。
■アクアカセットのゲノセクト
サトシが最初に出会ったゲノセクト。幼い女の子のような
声のテレパシーで喋る。子供っぽく、「お家に帰りたい」
と悲しんでいた。サトシ達に上に乗られて空を飛んだり、
家に送る事を約束されたりして友達となった。そのため他
のゲノセクトと違って敵意がなく、赤いゲノセクトに命令
された時は抵抗した。戦いの中でサトシをゲノセクト達の
攻撃からかばい、その姿がポケモンヒルズのポケモンとゲ
ノセクト達が和解する切っ掛けの一つとなった。最後はオ
ルタスがある池を気に入り、他のゲノセクトと共にそこに
住む事になった。「テクノバスター」の他に爪から緑の光
線を放つ技を使い、爪から糸も出せる。
■ブレイズ・フリーズ・イナズマカセットのゲノセクト
他のゲノセクトと同じく、プラズマ団に作られたポケモン。
リーダーである赤いゲノセクトに従って行動し騒ぎを起こ
すが巣が燃えた件を通してポケモンヒルズのポケモン達と
和解し、赤いゲノセクトを止めに回った。最後は他のゲノ
セクト達と同じくポケモンヒルズに住む事になった。アク
アカセットのゲノセクトと同じ技を使い、さらに全員テレ
パシーで喋ることができる。
■ミュウツー
人間によって最強のポケモンとしてミュウの遺伝子から作
りだされたポケモン。実験台にされていた所を研究所を破
壊して脱走し、弱った所を野生のポケモンに受け入れられ
孤独から解放されたが、自分を狙う人間が現れて周囲を巻
き込んでしまう(覚醒への序章参照)ためか、それでもどこ
か周囲と距離を置きポケモンにだけ優しくしていた。自分
と似た境遇であるゲノセクト達がポケモンや人と争うのを
止めようとするが聞き入れてもらえず激しい戦闘に突入。
最後には止められてもなお戦う赤いゲノセクトと共に宇宙
へ飛びだし、そこで地球の日の出を眺めて和解し、気絶し
て墜落した所をポケモン達に助けられ、サトシの「いらな
いポケモンなんていないはず」という言葉を信じて去って
いった。使用した技は不明で、自在に「覚醒したミュウツー」
の姿となって戦う。女性の声のテレパシーで喋り、相手の
経歴を調べることができる。
■覚醒したミュウツー
通常のミュウツーから変化してなるフォルムチェンジ的な
もの。変身するまでの経緯や変身する方法、変身を維持・
解除する条件は不明。画面がスローモーションになるほど
のスピードで空を飛び、赤いゲノセクトなどと戦いを繰り
広げた。スピードがあるだけでなく、ゲノセクト達のテク
ノバスターをまとめて防ぐパワーもあるようだ。大気圏を
脱して宇宙まで飛び出せるが、あまり長居はできない模様。
■ポケモンヒルズのポケモン達
ポケモンヒルズに生息しているポケモン達。巣を作ろうと
するゲノセクト達に追い立てられ対立した。特に目立って
いたのはサトシについていったヤミラミ、ゲノセクトらと
戦ったオーダイルやペルシアン。後にゲノセクト達と和解
し、燃える巣の消火を手伝ったり水の塊を作って墜落して
くるミュウツーとゲノセクトを受けとめたりした。
■エリック
ポケモンヒルズで働いている青年。サトシ達の案内をした。
ゲノセクト襲撃後は電源施設に入り、コンピューターをいじっ
て電源施設の爆発を止める事に徹した。
■ポケモンヒルズ
サトシ達がオーキド博士の案内で訪れたニュートークシティ
の施設。草原・森林・岩山エリアなどポケモンのタイプに
あった環境でポケモンが保護される場所。世界中の花を集
め四季によって違う花が咲く花壇や植物の迷路もある。町
の電源施設もあり、ゲノセクトの巣の影響で停電し爆発し
そうになった。
■ニュートークシティ
高層ビルが立ち並ぶ大都会。ポケモンヒルズがある。ゲノ
セクトが作った巣によって停電し、電源施設が爆発する危
機に陥った。時期的にデコロラ諸島かイッシュに存在する。
■オルタス
別の自然公園からポケモンヒルズに移植された蓮に似た植
物。現存する花の中で最も古い期限を持ち、三億年前のゲ
ノセクトがいた時代から存在していた。ゲノセクトの故郷
にも生えていて彼らをポケモンヒルズに招くキーとなった。
エリックはこの花を移植したのが自慢らしい。
感想
・まさかのミュウツー登場で大騒ぎになった作品。色々と
ハラハラしたのですが、蓋を開けてみればかなり面白かっ
た！自分の中でどことなく微妙だったゲノセクトの魅力
的な側面、そして新たなミュウツーを見られて非常に嬉
しかったです。
・ミュウツーの逆襲の十数年後に、どのポケモン作品でも
ほぼ出さなかった第二のミュウツーが遂に登場。我ハコ
コニ在リ以降凍りついていた時(ミラージュミュウツー
は出ましたが……)が溶け、歴史が動いたのを間の当た
りにしたようで非常に感慨深いものがあります。しかも
落ち着いててこれはこれでかっこいい女性声。まぎれも
なく他にないポケモンが出てきたわけで、素直に嬉しい
です。何時か逆襲のミュウツーと共演すればいいですね。
・イラストやドット絵を見た時はダサいと思ってたゲノセ
クトがかっこいい。ブレイズキックが特に。てかグリグ
リ目まぐるしくスピーディーな戦闘シーンが素晴らしい
です。視点や表現がいい。自分の中で戦闘が良かった前
作や結晶塔の帝王を越えました。
・舞台も良い感じに暗いビル街になったりして飽きなかっ
たと思います。
・いかつい体なのにヨロヨロして幼女の声で言葉足らずに
悲しそうに喋ったり首を傾げたりするゲノセクトが可愛
い＆境遇が哀れすぎて最後の方涙ぐんでしまいました。
サトシとの出会いのシーンも高速飛行形態になって縮こ
まったら乗られちゃうとかなんか可愛い。サトシをかば
うシーンも王道だけど熱い。花を持って涙を流すシーン
も悲しい。
・普通だとポケモン同士が対立するとサトシは蚊帳の外に
なってしまうのですが、今作はサトシ側につくゲノセク
トや赤いゲノセクトとは別行動するゲノセクトのおかげ
で結構活躍したと思います。というか活躍した。前半と
かゲノセクトやアイリス達とのやりとりが面白かったし、
後半は凄くなんというかオーラを放っていた。なんだろ
う？悪そのものに見えがちなゲノセクトのために戦いに
割って入ったせいか。ここらへんは逆襲の身を挺して戦
いを止めようとしたシーンと通じるものがあります。パ
ルキアの傷を無視してパルキアの馬鹿野郎！とか叫んだ
サトシと同一人物には見えませんね。最後の最後も自分
で「クッション」を思いついたし。
・というかミュウツーの自分自身も指しているかのような
「ゲノセクトはいらないポケモンかも」という悲しい台
詞に対して「いらないポケモンなんているはずないよ！」
とサトシが返すのが最高に熱い！激しくシンクロしまし
た！
・頑固だった赤いゲノセクトが地球と日の出をみて敵意を
なくすシーンはちょっと唐突だと思いましたが、ガガー
リンが名言を残したように宇宙から見た孤独な地球(の日
の出)という光景はもはや強い根拠を持たないようにみえ
る敵意を吹き飛ばすには十分なインパクトを持つように
見えた上、直前にも仲間達にもうやめようと止められか
けてたし、逆襲の突然の和解(ミュウの心変わりとか特
に)の仕方や、爆誕・ＶＳダークライの得体のしれない
道具の作用に頼った和解、ビクティニの「争う前に会話
して気付こうよ……」みたいな和解よりは自然だと思い
ました。ブロボのように序盤に出した要素を使ってるの
もミソで、さらにブロボにレックウザが流されるみたい
な片方の醜態で終わらないというのもいい。
・落ちる→ポケモン達が助ける→皆仲間、という流れ自体
は非常に綺麗だと思いました。
・サトシに集中させるためにしょうがない事なんだろうけ
ど仲間の出番が少ないのは残念だった。
・我ココ無視してミュウツーを完全に忘れてるのはどうか
と思ったが、あそこで別のミュウツーの話を出してもス
トーリーと関係ないし、時間は食うしでしかたなかった
かもしれない。でもエンディングで逆襲のミュウツーを
チラ出しぐらいはしても良かった。
・ミュウツーがデオキシスのように最初からフォルムチェ
ンジする生き物、みたいになってるのが気になった。こ
こは説明を入れるか説明を序章でやるべきだったと思う。
ギラティナ・シェイミ・ケルディオはフォルムチェンジ
法示してたし。ＸＹのネタバレを避けるためだろうか。
覚醒した姿自体は悪くないと思った。
・ヤミラミは進化すると思ったがなんだったのだろうか？
ゲノセクトと似てるから抜擢？
・ラッキーとか停電すると光るポケモンとかの演出が地味
に好き。
・オーダイルやペルシアンは普段全然良い活躍しないポケ
モンなのでちょっと目立って良かった。
・ホットドッグやハンバーグなど肉を作った料理がでてき
たけど何の肉を使ったんだろう。
←第１５作目 キュレムＶＳ聖剣士ケルディオ
→第１７作目 破壊の繭とディアンシー