め・が・く・り

我が家にいるリクガメたちとの日々の生活を日記にしました。

13日の金曜日

2007年07月13日 09時05分42秒 | リクガメ
台風が近づいているようです。

かなり大型で週末は直撃しそうな感じですね。

最近、台風の被害が大きくなっているようです。

停滞している梅雨前線も刺激を受けてかなりの降水量・暴風が予想されます。

皆様、くれぐれもお気をつけて・・・。



昔、↑こんなタイトルの映画もありましたが、海外では不吉な日とされているよう

です。

日本では一日に1回話題に出してそれで終わりって言う感じでそれほど意味はない

ですね。

適当なタイトルがないのでとりあえずこれにしてみました。

意味はありませんよ~。



今朝の「りくがめ荘」。

平穏な朝を迎えました。


まずはヘルマンズのルマン。



咥えているのはサニーレタス。

おいしい?




ヘルマンズ・檸檬。



カトルボーンの上で何思う・・・?

別に・・・ここ、温かいの。

・・・・




次はビビリーズのバブ。




シェルターの中で食後の一休み?

とりあえず、彼は爆食のあとです。

満足?(笑)




ビビリーズ・ホッシー。




出足の遅いホッシーはスポットの下で温まっています。

これからゆっくり食事です。

今日はホッシーの好きなサニーレタスがたっぷり。

安かったからね。(笑)



最後はギリベビ・菜々。



少し遠目ですが、この食べ散らかしよう、分かりますか?

食欲満点です。

フードから野菜中心の食事に替えています。

やっぱり、菜々はチンゲン菜が好きみたいです。

少し細かいのと、そのままの葉っぱ、両方を与えてみました。

食べやすい方を食べてくれれば、と思います。




みんな、朝から元気です。

その調子で「13日の金曜日」を台風と共に吹き飛ばしちゃおう!(笑)







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バブ、元気だね・・・・

2007年07月11日 06時50分50秒 | リクガメ



何日か前の夕方、おなかが空いたバブ。

チンゲン菜の残りを食べようと最短距離?の流木をまたいで一目散に向かうところ

です。

もちろん、食べさせないで新しいのをあげました。

おなか、よっぽど空いてたんだね。

元気があっていいよぉ。(笑)

 ホッ、一安心。






しかし・・・こちらはいただけない。

前のケージのときは排便はある程度決まった場所でできるようになったというの

に・・・。


 おいおい・・・。


 あ~あ・・・。





で、味を占めたバブ。

次の日も・・・。




 3連発!(失礼)


元の木阿弥じゃん・・・っていうより前よりひどい!

自分の家に入れなくなっちゃうよ・・・。(笑)








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身体測定@7月

2007年07月10日 09時17分32秒 | リクガメ
今日は身体測定の日。

本当は一週間前に測定する予定だったのが、菜々の事故で今日に延期。

結果は?




まずはルマン。



甲長 77.0mm(+3.4mm)

体重 94g   (+8g)

よしよし・・・。

来月は100g突破だね。





ホッシー。



甲長 63.4mm(-0.3mm)

甲高 40.5mm(-1.2mm)

体重 64g   (+4g)


ん?先月測り間違いかな?





バブ、期待してるよ。



甲長 95.4mm(+4.2mm)

甲高 63.5mm(+3.7mm)

体重 216g  (+32g)


やっぱり・・・。

大きくなったねぇ。





檸檬。



甲長 61.7mm(+0.6mm)

体重 48g   (-1g)

う~ん、あまり食べていなかったからなぁ・・・。





そして、菜々。



甲長 39.3mm(+0.3mm)

体重 15g   (±0g)

これからしっかりと取り戻していこうね。



順調に増えた子とそうでない子の差がはっきりと出ました。

増えている子はやっぱり良く食べています。

それに対して檸檬、食事を考えた方がいいのかなぁ・・・。

ま、減ったと言っても1gだからね。

これから挽回していこうね。












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おかえり

2007年07月09日 20時50分57秒 | リクガメ
今日は、仕事が休み。

そして、菜々を迎えに行く日。

一応、朝早く起きたのですが、その後二度寝。

起きたら11時くらい。

そろそろいいかな・・・。

行く前に病院に電話入れとこ・・・。

すると、退院の時間は勝手には決められないので1時過ぎにもう一度電話をくれと

言う。


そっか、そういうものか、仕方ない・・・。

で、もう一度寝る。

実はここ数日体調がすぐれず、薬を飲んでいるのでした。

今日は車を運転するので、薬は飲んでいなかったのですが、疲れが溜まっていたの

でしょう。

で、起きたらちょうど1時を少し回ったところ。

電話をすると、2回目以降に担当してくれた先生が出た。

今日の菜々。

依然として体調の変化はなし。

だから、退院しても大丈夫でしょう。

時間は4時半か6時にしてください。

どうやら、予約が入っているらしい。

じゃぁ、4時半で。

行くなら少しでも早い方がいい・・・。

でも、困った。

余裕を持って行ったとしても家を出るのはあと1時間以上ある。

じゃぁ、薬飲んで寝るか・・・。

とにかく眠い・・・。




そして・・・。

起きたときは3時15分。

やっべぇ・・・。


慌ただしく準備を済ませ車に飛び乗りました。

薬の効き目で熟睡してしまった・・・。



で、結局着いたのは4時45分。



以下は先生とのやり取り。



菜々、食欲はあるとのこと。

割れている部分をあらためて見せて教えてもらった。

大きいのは3箇所くらい。

でも、甲羅については自然治癒する訳ではなく、やはりパテのようなもので埋める

必要があります。

ただ、今の段階でそれをしてしまうと雑菌も一緒に閉じ込めてしまうためまだでき

ません。

抗生物質を投与して状態が落ち着いてからにしましょう。

そのタイミングはこれからの成長を見ながら決定しましょう。

ですから、しばらくは通院と言う形をとりましょう。

と言う先生のお話でした。



この子はあまり急激には体重が増えないんですよ。

目安としてはどのくらいですか?と私。


食事は良く摂っているので・・・今日は14から15gの間くらいで少し増えてい

るようですね、と先生。

そして・・・

正直、かなりひどい状態なので、これから生きていくことができるかどうかも難し

い子なので順調に成長してくれるかも分からないし、その辺は様子を見ながら、と

しか言いようがない、とのこと。

で、今後は週に一度、ある程度経ってきたら2週から3週に一度の通院ペースで来

て下さい、とのこと。

ただ、この病院、非常に家から遠いので・・・と思っていたら先生の方からこの病

院は分院があるのでそちらの方が近いですよね。

次回からはカルテを送っておくので分院の方にお越しいただければいいですよ、と

おっしゃってくださった。

よかった、近ければ移動時間も少なくて済む。

菜々の負担も少ないだろう。



そのあと、これから飲ませていく薬の説明をされた。

一つは抗生物質。

もう一つはショウエン剤。

あと一つはカルシウム剤。

これらを一日に一度、決まった時間に口に垂らして飲ませる。



左から、ショウエン剤・カルシウム剤・抗生物質



で、食事については問診票に普段の食事を書いておいたので、普段は野菜中心の食

事、と言うことはご存知。

しかし、これからはリクガメフードを中心に与えてください、とのこと。

理由はやはり成長に必要な栄養バランスが取れているから。

フード7~8に対して、野菜2~3。

この比率でいいとのこと。

野菜中心だとどうしても栄養のバランスが崩れてしまうそうです。

健康なときならまだしも、今はそうした方がいいのかな・・・。

野菜を食べさせるのは水分を補給するため。

フードだけだとどうしても便秘がちになってしまうから。

前に調子を落としたとき、お湯でふやかして食べさせていたと言う話をすると、

それでいい、と言うことでした。

薬も飲まないようであれば、リクガメフードに垂らしてあげると良いと言うことで

した。


で、質問はありますか、と仰るので確認しようと思っていた点を訊ねてみました。

まず、温度・湿度。

これについては今までの環境で問題なし。

ただ、清潔な環境を維持してください、と言うこと。

そして、床材について。

今はヤシガラを使っているのですが、これだと割れているところから雑菌が入って

くる可能性があるので例えばペットシートなどに変えた方がいいか、と言うことに

ついて。

そうですね、床材は変えてください。

病院でもこのシート1枚だけです。

排便・排尿の状態も分かりますし。

とにかく清潔な状態を保つ環境を維持してください、とのこと。


温浴は?

よくないです。

やはり、水や雑菌が入る可能性があります。

水飲みも体が入らない程度の小さなものを用意してください。



成長期なので、パテで埋めることによって成長にどのような影響が出てくるか分か

らないところなのでかなり長期に渡って見ていく必要があるでしょう。

便検査においては、寄生虫、および異常な数の原虫などは認められませんでした。



とにかく、清潔な環境で、薬をしっかりと飲ませて、栄養をしっかりと摂らせてく

ださい、と言うことでした。

それで、経過を見ていくことにしましょう。




どうもありがとうございました。


で、その後、精算を済ませ帰宅しました。




帰宅すると、早速菜々の部屋の改装です。

今まで、入っていたヤシガラを全部捨ててペットシートにします。

問題は、エサ皿が今までは床材に埋まっていたので良かったのですが、ペットシー

トだと埋めることができないので高すぎること。

もう少し、フラットなエサ皿を用意してあげないと・・・。


 お帰り、菜々。


そして、6日ぶりに我が家に帰ってきた菜々。

ケージの中を歩き回っています。

甲羅に負担がかからないか、こっちが心配するくらい・・・。



 歩き回っている・・・。



 元気でよかった・・・。



 フードを食べてる。





これから少し時間がかかるらしいけど、一緒に治して行こうね。





【7月11日 追記】

先生から電話をいただきました。

食事はフード中心に、と言う説明をしてしまったが、普段食べている野菜中心で構

わない、と言うことでした。

菜々、フードよりも野菜の方が好きなようなのでよかった。
















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7/8 菜々の容態

2007年07月08日 23時10分46秒 | リクガメ
今日は病院へ電話をできたのが夜7時を過ぎていた。

基本的に24時間対応してくれる病院なのだが、あまり遅くなると担当の先生も帰

ってしまうだろう。

2日目から診てくれていた先生の名前は分からないので、初日に診てくれた先生の

名前を告げる。



で、今日の菜々は昨日と特に変わったところはない。

やはり、体重はそんなに急には増えないので病院で量った14gのまま。

結局、明日病院へ行って、退院ということになるのだろう。

まだ、完治したどころか治療も進んでいないので不安が付きまとうがやはり菜々を

手元に置いておきたい。

もちろん、先生から反対されれば仕方のないことだが・・・。

今日もその話をしたが、基本的には反対はされなかった。

ただ、休みの日以外は日中見てあげることが不可能なので、菜々のことを考えて選

択してあげないと・・・。



退院に当たっての質問事項をまとめておいたので忘れないように質問しようと思っ

ています。




いよいよ明日。

菜々が帰ってくる・・・。




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7/7 菜々の容態

2007年07月07日 23時40分30秒 | リクガメ
今日も5時過ぎに電話をした。

最初の先生は今日も不在。

2日目から菜々を診てくれている先生、こちらの方が訊ねても菜々のことを分かっ

ていそうだ。

で、今日も電話口にはこの先生が出てくれた。

入院以来、毎日毎日、容態を聞いてくる飼い主に対して面倒くさがらずに丁寧に答

えてくれる。

答え方もむしろ穏やかになってきた。

熱心な飼い主、と思ってくれたのだろうか。

でも、元はと言えばその飼い主の不注意から起きた事故。

あまり褒められた飼い主ではない。



で、今日の菜々は昨日と変わらず。

食事も良く食べているそうだ。

悪化はしていないけど、良くもなっていない、と言ったところか・・・。



このまま行けば、月曜日には退院。

そのときに、退院できるほどの体力があるのか、そして先生に見守られていない環

境で大丈夫なのか、少し不安が残る。

いずれにしても、しばらくは通院、と言うことになるのだが仕事の都合で月・火以

外は行くことができない。

そのような通院ペースでいいのかどうか。

今度の月曜日の面談で聞いてこないと。



でも、2日目の容態が悪化したときから比べると良くなっている菜々。

ホントに良く頑張ったね。

花菜もがんばり屋だったけど菜々はそれ以上に頑張ってくれた。

もう少しだから、たくさん食べて体力を付けておいてね。





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7/6 菜々の容態

2007年07月06日 23時59分43秒 | リクガメ
今日は少し電話をするのが遅くなってしまって、かけられたのが5時過ぎだった。

毎日、容態をたずねる電話を入れるものだからすっかり覚えられてしまい、名前を

名乗ると「菜々ちゃんですね。少々お待ちください」とすぐ先生に取り次いでくれ

るようになった。





で、今日の菜々。

容態は昨日と変わらず。

今日はオクラを食べていたそうです。

かなり安定してきたと言っていいと思います。

ただ、ショックなのは甲羅の亀裂が広がってきたと言うこと。

この亀裂、最終的にはパテのようなもので埋めるそうなのですが、今現在埋めてし

まうと雑菌を閉じ込めてしまうため、まだできないそうです。

このことは初日に説明を受けていました。

で、タイミングとしては、もう少し体重が増えてきて体に抵抗力がついてからにな

るそうです。

実は事故の前日測定したときは、菜々の体重は16g。

事故当日病院で量ったときは15g。

それが今は、14gに減っているそうです。

食事は摂っているそうですが今まで健康なときでも1g増やすのが至難の業だった

菜々。

体重が増えるのはまだまだ先の話になってしまいます。

ですから、容態を見て先生の判断に任せることになりそうです。

いずれにせよ、9日の月曜日に病院で相談してきます。

できれば、一日でも早く菜々を連れて帰りたいのですが、甲羅の亀裂ををふさがな

いまま連れて帰るのも不安が残ります。

そして、連れて帰ったとしても今度は定期的に通院、と言うことになるのですが、

近所ではないので移動距離を考えると菜々に負担がかからないかと言うことも気が

かりです。


とにかく、月曜日の面談で最良の方法を考えてあげないと、と思います。





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7/5 菜々の容態

2007年07月05日 23時45分53秒 | リクガメ
今日は、4時頃に病院へTELしてみた。

担当の先生は別の病院へ行っているということで昨日の先生が代わりに電話口に出

てくれた。

昨日、体調が悪化してしまった菜々。

その後、どうなっただろう・・・。

非常に気になる反面、先生の言葉を聞くのがとても怖い。




先生のお話では、菜々は今日はとても元気になり、昨日の朝のようにちゃんと食事

も摂っているという。

よかったぁ~。

ただ、だからといってもう大丈夫、と言うわけではなく引き続き注意してみてあげ

ないといつ急変するかも分からない。


そして、私の目には、腹甲の1箇所がつなぎ目に沿って割れてしまったように見え

ていたのだが、専門家が見ると数箇所、背中側の甲羅にも傷?裂け目?があるそう

だ。

それを聞いて、幼体の体の繊細さを知ると同時に、あらためて自分の不注意が

菜々の体にとんでもない負担を与えてしまったのだと思い知らされた。


でも、とにかく昨日の菜々の急変から最悪の場合も想定していただけに、今日少し

でも快方に向かってくれたことはホントによかった。


引き続き菜々のことは注意してみていく必要があるけれど、状態がいいようであれ

ば来週にでも退院。

自宅から通院するようになれるかもしれないとおっしゃってくれました。


菜々が帰ってくる。

それは私にとって、願ってもないことなのですが車で1時間以上かかる病院へ通院

することはせっかく良くなってきた菜々の体に負担をかけないか心配です。

ですから、これからの菜々の容態の推移を見ながら先生と良く話し合って決めて行

きたいと思います。


それよりもまずは、菜々がより快方に向かってくれることを今は願うのみです。






とりあえず良かった。










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7/4 菜々の容態

2007年07月04日 23時58分33秒 | リクガメ
病院に電話をかけてくるときは2時半以降に、と言われていた。

仕事が一段落した3時半、はやる気持ちを抑えて電話をした。

あいにく、昨日の先生はお休みで代わりの先生が今日は菜々を診てくれたと言う。

で、その先生に代わってもらい菜々の容態をたずねる。


昨日は元気が良かった菜々だったので、今日はさらにいい返事が聞かれると思って

いたのだったが・・・・。



『あいにく、容態が急変してきわめて悪い状態に陥っています。

 甲羅の損傷した部分から雑菌が入っていることが当然予想されるので、抗生物質

 を投与しました。

 しかし、恐らく感染症を引き起こしているのではないでしょうか。』



昨日の先生は大丈夫だといってくれたのに、何故?

昨日の元気だった菜々を見ていたので思ったより程度としては軽いのではないか、

と思っていた自分が甘かった。

以前、駆虫薬を飲ませたあと体調が悪くなったことは昨日の面談のときに話してい

た。

治療の上で、当然必要なものだと頭では理解しているものの強い薬に耐えられなか

ったのではないだろうか。

そして今日も、電話の向こうの先生にそのことを話す。

当然、治療に必要なことだからこの薬を投与しないわけにはいかない。

これだけ甲羅が損傷しているのだから、簡単にはいかない。

そんなことをいっていたような気がする。

でも、正直、頭が先生の言葉を理解できなくなっていた。



自分がいてあげられないのがとってももどかしい。

でも、とにかく先生に、病院にすべてを任せるしかない。

菜々のことをくれぐれもお願いします。

でも、その先生は、もしもの時にはこちらから連絡しますから。

なんで悲観的なことしか言わないのだろう。

それが事実なのだとしても、先生の言葉が恨めしかった・・・。

また、吐き気がしてきた・・・。



とにかく、今日が山かもしれない。

今頃菜々は必死で生きようと頑張っているに違いない。



頑張って、菜々。








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不注意

2007年07月03日 16時26分42秒 | リクガメ
突然の出来事だった。



7月3日。

今日は月に一度の身体測定の日。

AM9時。

そろそろみんなを出して、温浴してから測定しようかな・・・。

じゃぁ、菜々から。

いつもと変わらぬように菜々を持ち上げ、いつもと変わらぬようにお風呂に入れよ

うと思ったのに・・・。



気の緩み?

そんなことも全然ない、ただいつもと同じようにしていただけ・・・。

でも、今日は何故か菜々が私の手をすり抜けて落ちていった・・・。

??

一瞬何が起きたか分からなかった。

ペシッ!

そんな音が聞こえた。

菜々!

やっちゃった・・・。

まだこのときは甘く見ていた。

菜々を拾い上げて見てみる。


だいじょう・・・・・?!




腹甲がつなぎ目に沿って横に裂けていた。

まだ柔らかい菜々の甲羅。

落下のショックに耐えられなかったのだろう。

大変だ!

すぐにティッシュを当てる。

体液が滲んでくる。

とにかく病院へ!

でも、あいにくいつもの病院は火曜日は休診。

念のため、TELしてみるが留守電がメッセージを流すだけ・・・。

他に爬虫類を見てくれる病院・・・。

県内はどこも遠い。

東京都内を探した方が行くのには早そうだ。

で、見つかったのは福生。

家からは1時間くらいかかるだろうか、とにかく急がないと・・・。

菜々も元気がなくなってきたみたい・・・。

当たり前だ。

1mくらいの高さから落下して、腹甲が裂けているんだから。

場合によっては内臓破裂や骨折も・・・。



とにかく、身支度して家を出る。

高速に入り、とにかく飛ばす。

捕まったら元も子もないのは分かっているけれど・・・。

一般道に下りてからの横田基地の渋滞が恨めしい。



ようやく近くに着いたので場所を聞こうとTELをする。

何故か話がかみ合わない。

よく聞くと国分寺に転院したとのこと。

電話も国分寺に転送されていた。

だったら、HPにそう書いとけよ!

国分寺までは1時間かかると言う。

このあたりで他に病院を知らないか聞いてみるが分からないとの事。

時間の猶予はない。

じゃぁ、今から伺います。




今度は一般道を飛ばす。

途中ののろのろ教習車、工事中、警察のネズミ捕り・・・すべてがわずらわしい。

何故、早く行かせてくれない・・・?

結局、話どおりに1時間後、菜々を落としてしまってから2時間半近くたってよう

やく着いた。

ところが・・・。

転院と同時に爬虫類を診れる医者が辞めてしまったとのこと。

そ、そんな・・・。

文句を言っても仕方ない。

確認しなかったこちらにも非がある。

急に、吐き気がしてきた・・・。



とにかく近くの病院、爬虫類を診てくれる病院を探してもらう。

三鷹。

三鷹なら3~40分で行ける。

ぼやぼやしている暇はない。

残念だったが、とても親切に病院を探してくれたことには感謝。

せめて、HP書き換えておいて欲しい。



また、車を走らせる。

到着する頃には落としてから3時間が経過している。

このとき、菜々はもうだめかも・・・そんなことが頭をよぎる。

また、吐き気がした。




で、30分ほどした、12時15分ころ、ようやく到着。

すぐに症状を受付の人に話す。

じゃぁ、急いで診てもらいましょう。

そう言ってくれた。

といっても先生が来るまで10分くらい。

長く感じた。

その間に、問診票に記入する。

過去の病歴とか、普段食べているものとか・・・。

関係あるの?

甲羅が裂けているのであって過去の病歴なんて・・・。

聞いてみたが、書いてくれ、という。

仕方ない。

カウンターの上に置いた菜々はビックリするほど元気だった。

体液が少しティッシュに付いているくらいで出血はほとんどない。

カウンターにじかに置くと冷たいと思って私の手のひらにそっと包んで持ってい

た。

ごめんね、菜々・・・。

私の手のひらの中で菜々はいつものように元気が良かった・・・。

見た目はいつもと変わらない菜々。

でも、甲羅の中にはうっすらと血が滲んでいた。




そうこうしているうちにやっと名前を呼ばれた。

担当の先生にいろいろ状況を説明した。

が・・・とりあえず菜々を10分ほど預かって院長に相談すると言う。



・・・・・・?


仕方ない・・・。




で、また10分くらい経過。

再び呼ばれる。




とりあえず、菜々を預かる、と言われた。

そして、レントゲンを撮って骨折していないか、内臓に異常がないか調べる。

今元気に動いているけど、やっぱり内臓破裂の可能性はありますか?と私。

興奮状態にあると動き回ることがあるので何ともいえません。

そして、レントゲンを撮っても重度ならレントゲンで発見される場合があるけれ

ど、軽度の場合はレントゲンでは分からない場合があります。

そのために、しばらく(3~5日)入院させて様子を見ましょう、とのこと。

そして、腹甲の裂けたのはセメントで固めることはできるけど、感染症にかかって

いないか確認してからでないと、固めてしまったことによってそれを閉じ込めてし

まうことになるのですぐにはできません、と言うことだった。

で、普段食べているものとかを問診票を見ながら再度確認された。

いつも食べているものを食べさせてみて食欲がないようなら、しかるべき方法で栄

養を摂らせないといけないから。

そのための問診票。

やはり、無駄に書いているのではなかった。



説明は分かりやすく、納得のできるものだった。

きちんと検査をしてもらわないことには家に連れて帰ってもどうしようもない。




最後に費用についても言われた。

とにかくこの病院でできる限りの処置をして欲しいと告げる。

そのときに、心無い病院でよく言うらしい言葉(私は言われた経験はない

が・・・「治療費の方が生体の金額よりも高くつきますよ」)

これを言われたら・・・と思ったけれど。

幸い、ホントに親身になって菜々を助けてくれようとしている。

ここなら任せられる。


あとは、よっぽどのこと(・・・)がない限り病院から連絡をくれることはないの

で、心配ならこちらから連絡をするように、と言われた。




とにかくあとは専門家に任せる他はない。

よろしくお願いします。






帰り道。

今まで、ちょっとした体調の変化でも、できるだけブログに書いてきた。

それが事実であるし、後々のための大切な記録にもなる。

だから、私のブログはうちのカメたちの病気との闘いの記録でもある。

でも、さすがに今回の件は書けない。

もちろん、不注意に対する非難は甘んじて受けられる。

でも、心配してくださるコメントについては私自身答えようがない。

それに対して、コメントを返すのも正直つらい。

つらい気持ちを抑えながらコメントなんてできるわけがない。

そのとき思った。




『しばらくブログは止めよう・・・。』






帰宅してすぐ他のカメたちの食事を与えた。

何しろ朝の出来事。

みんなの食事を用意する前に飛び出してしまったから・・・。

みんな、ごめんね。

おなかが空いていたのだろう、飛びつくように食べていた。

当たり前だ。

家に着いたのは、3時少し前。

いつもより7~8時間遅い。

ホントにごめんね。





そして、6時過ぎ。

菜々の容態を聞くため病院へ電話。



レントゲンの結果、手足その他の骨折はなし。

そして内臓の破裂など重度の損傷もないとのこと。

良かった~。

菜々は病院で食事をせっせと摂っているということだった。

食欲旺盛、いつもの菜々だ。

ただ、予断を許さないのは、その食事によって何か影響が出ないか、また、損傷し

た部分からの雑菌の侵入の予防、そして、何よりも甲羅の損傷を直すことが必要な

ため、今現在の状態が良いとはいってもやはり数日間経過を見る必要があるという

ことだった。


それらは初めから覚悟していたこと。



では、最悪の状態はないと思っていいですね。

との問いに対して、

はい、それは大丈夫でしょう。

との答え。

良かった~。

その言葉だけが聞きたかった。


また、経過を尋ねるため電話しますと言って電話を切った。



とにかく、最悪の事態は避けることができた。

今回のことによって、菜々の体には何らかの後遺症が残ってしまうかもしれない。

でも、それらはすべて私の不注意が引き起こしてしまったこと。

責任を持って菜々を育てていかないと、とあらためて思った。






ブログ・・・・私を支えてくれるすばらしい人に出会えた場所。

やっぱり止めることなんてできない。

一週間後、この出来事の公開と共にブログを再開しよう。

それまでは、非公開で菜々の容態を綴っていくことにします。





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