悪魔のささやき ４

さて、２５日（日）の『ＢＬＡＣＫ　ＯＵＴ！』での話の続きです。

最初に一回りざっと見てから、改めてゆっくりと爬虫類や昆虫たちを見ていきまし

た。

カメ以外の爬虫類を飼育しようと言う気は全く無いのですが、それでもカラフルな

カメレオンやトカゲたちは見ていても飽きません。

そして憧れのヘラクレスやクワガタ。

私にとってここはパラダイス。

一日いろと言われたら喜んでいることでしょう。


　ピンボケのカメレオン


　　クワガタ


　トカゲ


　やっぱりビルホシ

ピンボケでも可愛い。

でも、お迎えしたのはビルホシではありません。





やがて、あるブースの前で立ち止まりました。


「可愛いなぁ・・・」


そこにはギリシャとホルスのベビーが一緒にケージに入っていました。


　２度目の登場


みんなおとなしくジッとしている中、２匹のギリシャが外へ出たいのかしきりに

ケースを引っかいています。


「この２匹だけ随分と元気いいなぁ・・・。」



手にとって見させてもらうと顔もとっても可愛い・・・。

一緒に回っていたことらさんも、可愛い顔の子達だと褒めています。

大きさは生まれたてというよりは少し成長しているので、花菜・菜々と比べると

安心していられるサイズ。


「でも、菜々が亡くなってからまだひと月もたってないし・・・無理無理。」


それでもカメたちは手のひらに乗せたままでした。




「この子は男の子っぽいなぁ・・・。　こっちの子は・・・。」


隣ではことらさんがひっくり返したりしながら性別判定をしています。


そして・・・。


「どの子にするの？」

「い、いえ・・・うちはとても・・・」

「この子達（元気のいい子たち）なら、きっと男の子と女の子だよ。」



「えっ、でもこの子も元気いいなぁ・・・。」

（おいおい・・・その気になるな）


しかし、ことらさんはというと・・・。

「１匹○○○○円ですよね。

　２匹だといくらにしてくれます」


しっかり値切りに入ってるし・・・。


挙句の果ては・・・

「もし男の子だとしてもうちの子達の婿になるし・・・」



「・・・勝手なこと言うなぁぁぁぁ」



こうして値切られたギリシャリクガメの子が我が家に来ることになったのでした。







それではじっくりとご覧いただきましょう。




『夕霧（ゆうぎり）』です。

体重　９７ｇ、甲長　７４．３ｍｍ。

男の子の予定です。







『葵（あおい）』です。

体重　７８ｇ、甲長　７０．４ｍｍ。

女の子の予定です。





名付け親にはことらさんになっていただきました。

あかむらちゃんと同じ、源氏物語からとったそうです。

ありがとうございます。



そして気温が低かったため、カイロを買ってきてくれたとーしゃん、

ありがとうございます。



　今朝の二人。

食欲あり、元気・・・ありすぎ。



２匹の新入りのカメたちをどうぞヨロシクお願いします。







※　内容は多少の脚色があり、最終的な判断は当然私がしたものです。

　　けっして脅かされて決定したわけではありません、念のため。