今年は稲に虫が入り、例年より収穫量が少ない田んぼが多いそうです。
いつも通り春には田を鋤き、田植え、ジャンボタニシの駆除、水の管理、草刈り、消毒…
稲刈りが終わるまで、田んぼの近くには作業服姿の男性をよく見かけます。
そのように手間をかけ、汗を流しながら作ったお米でも、いつも同じように実りの秋を迎えられる訳ではないんですね。
今は皆さん保険に入られているそうですが、全てが手作業で、天気予報も消毒も精度が悪く、田んぼだけで生活される家庭が多かった昔は、どんなに落胆されたことだろうと思いを馳せます。
報われないことが多いのが人生なのかもしれません。
お彼岸
報われないことが多い人生でも、報われない人生では決してない。
そのことを昔の人はお寺でお聴聞し、力に変えていたのかもしれません。