らしく…

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涙の卒園式を振り返る息子の言葉

2019-03-16 23:30:35 | 育児日記◇6歳◇
今日、無事に卒園式を終えました。

始まる前まではいつも通り、
入場時もニンマリ笑みをたたえていた息子。

花道を挟んで、
卒園児と保護者が向かい合わせで座る並び。

はじめこそ、子供たちはニコニコと
こちらを見ていたものの、
保護者席はすでにうるうる。
ハンカチで涙を拭いたり鼻をすすったり。

その様子に少し神妙な顔の子供たち。

卒園証書授与が始まると、突然席を立ち
見守っている先生のほうへ駆け出す息子。
涙が堪えられなかったようです。

それでも自分の順番ギリギリに席に戻り、
名前を呼ばれると返事をして
しっかりと受け取ることが出来ました。

その後も、
卒園児の言葉では涙を流して離席するものの
自分の出番だけは穴をあけずに
何とかふんばる息子。

家であんなにこぶしを効かせて
元気よく歌っていた歌も、
はじめは先生が後ろにいてくれて
がんばって歌っていましたが
ふと悲しくなった時に振り向いたら
先生がそっと離れていなくなっていて
不安そうに左右を探した後、
やはり席から離れて先生に駆け寄り
肩を震わせて嗚咽していました。

それを見るとこちらも
涙が出ないわけありませんよね(苦笑)

背中をさすられながら先生と戻ってきて、
後ろで手をつないでくれていた先生が
息子の隣にいる仲良しの男の子の手を取り
つながせてくれました。

一瞬そのつないだ手を不思議そうに見ていたけれど
それからは手をつないだまま
もう片方の手で必死に涙を拭きながら
最後まで歌っていた息子。

よく頑張ったなあって素直に思う。
目の前にいる親の席には泣きつかず
先生に助けを求めたのは、
保育園生活での成長の証だと思います。

ここまで感動して帰ってから
その動画を見ながら雑談する息子。

泣いている姿に
「・・・へへ、はずかしい」と言いつつ
「この時ねえ、ママ泣いてたでしょ?」
「で、お隣りの〇〇君のママも泣いててー」
「保育園に来るのも残り少ないと思ったら
悲しくなっちゃんたんだー」
「で、後ろ見たら先生が消えてて、
あっち見たらいたから行っちゃったの」
「でもね、△△ちゃんのママは一回も泣いてなかった」
「お鼻が赤くなってたのは〇×ちゃんママとー」

とにかく、
卒園児の中で一番涙を流して、
何度も離席しては嗚咽していた息子、
その割に結構細かくチェックしています(苦笑)
そしてまたこぶしを効かせて歌っていました。

その後
「来週は遠足だねー!歯医者もある!
そしてお別れ会もまだあるねー!」
と元気いっぱいのいつもの息子。

本当に感動の卒園式をありがとう!
保育園の先生方にも、元気な子供たちにも、
そして日々成長している息子にも感謝の一日でした。