湯川学の波がある人生 ~双極性障害だっていいじゃん~

双極性障害とともに生きる日常を書いています。「躁鬱病患者の電気けいれん療法」からブログのタイトルを変えました。

自己変革の心理学

2010-10-21 08:13:56 | 読書
論理療法について書かれた本を読みました。

この本に限らず、言われていることだと思いますが、人は、出来事(A)が起きたときの感情(C)は、その人の考え方、価値観(B)によって影響されている。

つまり、(A)→(C)というように、客観的に(A)に対して、ダイレクトに、感情(C)が生じているのではなく、必ずその人の主観(B)が影響し、(A)→(B)→(C)というように。

そこで、(B)の部分は自分で選択できるのだから、論理的に正しい考え方、価値観にしていきましょうというものです。

具体的には、「・・・ねばならない」です。生きていくうえで、「・・・ねばならない」ということはほとんどないはずです。
例えば「他人に認められなければならない」かというと、そんなことなくても生きていけます。そこで「他人に認められたほうがよい」という考え方に変えるのです。
前者と後者の違いは、他人に認められなかったとき、必要以上に落ち込む(場合によっては、うつ状態になる)のが前者、残念に思うけどまあ仕方ない(場合によっては、また頑張ろう)と思えるのが後者です。

俺は、この論理療法の考え方を取り入れて、まだ期間は短いですが、気持ちがだいぶ楽になった気がします。

このような心理療法は、いろいろあるようなので、自分にあったものが見つかると良いですね。

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