「十八鳴浜」と「九九鳴浜」の国天然記念物指定

おはようございます。

一昨日、気仙沼に嬉しいニュースがありました！！

鳴り浜として有名な大島の「十八鳴浜」と唐桑の「九九鳴浜」が昨日の９月２１日の官報告示により、国天然記念物に指定されました


５月２０日に文化審議会(文化財分科会)による答申で、国天然記念物指定が確実となっていましたが、半年もかからずの指定となりました。


気仙沼市役所には、記念のノボリが飾ってありました



気仙沼市にとっていかに大きいニュースか分かりますね。


「十八鳴浜」と「九九鳴浜」は東日本大震災により被災し、がれきが流入するなどの被害がありました。
鳴り浜は一度砂が汚くなって音が鳴らなくなってしまうと、二度と鳴らなくなると言われています。
「十八鳴浜」と「九九鳴浜」の二つは震災後の調査により、震災以前と変わらずに音が鳴ることが確認されました。
そのような過程を経ての指定となったわけです。






震災前の「九九鳴浜」の写真です(震災後はまだ撮れていません・・・)。


現在は、まだ浜の清掃が完了していないため「十八鳴浜」と「九九鳴浜」の両方で、海水浴で利用することはできない状況となっています。
早くキレイな鳴り浜に戻るといいですね・・・


今回の国天然記念物指定は、震災で被害の大きかった気仙沼市にとって嬉しいニュースであるとともに、観光資源としての活躍も期待されます。


現在の「十八鳴浜」と「九九鳴浜」の写真については、後ほど取材に行きまして、ブログに掲載したいと思います。

(Y.S)