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サメの胃で中華料理を作りました

2015年11月03日 | グルメ情報 (気仙沼)

みなさんこんにちは。

秋晴れの気持ちいい日が続いています。

今日は文化の日ということで,私の今日は食文化、料理の日としたいと思います。

 

以前,廃棄予定のサメの胃を知人から頂いて冷凍庫に保存していましたので,今日はサメの胃を使った一品を作りたいと思います。

 

まずは,何を作るか決めるため情報収集します。

そうしたら,私でも作れそうな手軽でおいしそうな料理がありました。

その料理名は夫妻肺片といい,牛等の内臓を使った中国料理で,冷菜に用いられるとのことです。

 

では早速作ってみます。

 

下の写真は解凍中のサメの胃です。上の赤いのがネズミザメ(もうかざめ;毛鹿鮫),下の白いのがヨシキリザメの胃です。何とも言えないサメ特有の臭いがダブルで漂います。

 

解凍後,臭いを抑えるための下ごしらえをしました。

解凍した胃に五香粉と塩をよくすりこみ,ポリ袋に入れ,4時間冷蔵しました。

 

 

その後,たっぷりの湯で強火で5分茹でた後,自然に冷ましました。

サメの臭いは五香粉でほどよくマスキングされています。冷めると,全体がゼラチン質でびっくりしました。

 

次に,胃を薄切りにし,器に盛り,醤油と辣油を多めにかけ,少々の酢をかけました。なお,辣油は多く使う(市販の卓上用だと一瓶のほとんどを使ってしまう)ので,自作しました。

 

仕上げに,花椒,ゴマ,砕いたナッツ類,香菜(パクチー)をトッピングし完成です。

 

 

さて,実食です。

胃の食感はプルプルとしていて,まるで堅めのコンニャクのような,ピータンや沖縄のミミガーのような感じでコラーゲンが豊富そうです。

五香粉がふんわりと香り,辣油の香ばしさ,花椒の痺れるような辛さが後をひく一品となりました。

 

いかがでしたでしょうか。当地域では,意外と食べる機会が少ないサメの胃ですが,もし手に入ったら,料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

(J.J)


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