行って来ました”東京ミッドタウン”のプレオープン。
正式オープンに一週間先行してお買い物に行ってまいりました。
今日はとりあえず外観&全体計画についてお伝えします。
東京ミッドタウンは六本木に竣工した最後の巨大開発プロジェクト。
防衛庁の跡地10haという膨大な敷地に計画された複合施設です。
大江戸線の六本木駅の改札を出ると、もうそこは東京ミッドタウン。
あまりにも駅が近すぎる!
このエントランスは入場を規制する為今日は使われていませんでしたが、この便利さは、森ビルの開発の目玉だった、六本木ヒルズ・表参道ヒルズの圧倒的上をゆく。
建物についてまず気付いたのはサイン計画が実にすばらしい事!
また後で何点かサインについて触れますが、色使いや素材、ロゴやシンボルなどとてもグッド。
商業棟、ビジネス棟、屋外と異なるサインが用いられていてまたそこも感心。
面白いなぁとおもったのは、このデッキ材の椅子。
体の形に沿う自然な流線型。
地下の商業施設に通づるエスカレーターの上部はガラス張りになっているのですが、その上を水が流れ、水のきらめきの影を落としている。
その椅子と対になってアクセントの聞いているのが、植栽の植え込み。
椅子と逆のアールで盛りあっがた形がとても愛らしい。
そして、何よりも目を引くのがメインエントランスのこのガラス張りの天井。
ちょっとその天井を支える柱が、サグラダ・ファミリアのメインの吹き抜けの柱にとても似ている。
大自然の樹木の幹を思わせるこのデザインは、堅苦しい建築の力強さを中和しているようにも思えた。
ミッドタウン・ガーデンと呼ばれる裏庭側から眺めたミッドタウン・タワー。
竪のルーバーを多用したデザインで、垂直線が強調されている。
設計者はアメリカのSOM。
ワールド・トレードセンター跡地に計画中のフリーダム・タワーの設計者だ。
ミッド・タウンガーデンにある、フロリアン・クラール氏が作ったオブジェ。
宇宙船のような不思議なオブジェ。
このミッドタウン・ガーデンの脇には檜町公園が準備中。
毛利家の庭園だった所で、ランニングコース&遊戯公園として整備していた。
こちらは安藤忠雄氏設計の21_21デザインサイト。
地中に埋め込まれたような形で存在するこのミュージアムは、 ファッション界の三宅一生、グラフィックデザインの佐藤卓 、そしてプロダクトデザインの深澤直人 と最強のアートディレクターが展示に参加。
これからのアートシンーンを創造していく注目の美術館。
今回は、プレオープンの時間が午後15時までと時間が限られていたのでしぶしぶ中に入る事は諦めてしまったのですが、エントランスから見えた地下へ続くスロープの空間はさすが安藤忠雄先生。
地下に埋まる財宝を求める好奇心?みたいなものを奮い立たせる。
21_21美術館と連動してオープンしているのがこの車型のキオスク。
北欧風の色使いの水色でカラーリング。
どうも、このデザインサイトのテーマカラーがこの水色みたいなのですが、どうも安藤氏のコンクリート打放しの意匠とマッチしない。
このカフェテリアのチェアといい、看板といいどうにも私の好みではない。
ちょっと惜しいなぁ。
■21_21DESIGN SIGHTの公式HPはこちらから
ガーデンテラスのデザインは隈研吾氏と坂倉竹之助氏。
東京ミッドタウンは、建物一つ一つにデザイナーがついていて、それらが見事に溶け込んでいる。
入り口も場所場所で違った表情を見せていて飽きない。
六本木ヒルズは、居住者・テナントと観光客との動線がうまく整理されていなかったが、ここ東京ミッドタウンはその点うまく考えられているような気がした。
(このブリッジの下は車の車路)
ただ今日は、プレオープンということで、リッツカールトン(この写真は裏口)の入り口やら商業棟の入り口とは区画されていた。
面白かったは、オークウッドプレミア東京(外国人向けの短期マンション)の裏口が商業棟の中にもあって、その付近は輸入食材を扱うコーナーだった事。
なかなかうまい事になっているなぁと。
まだまだプレオープン。
これからのオープンが楽しみな東京ミッドタウンでした。
次は商業棟についてお伝えします!
■東京ミッドタウン・ガレリア店舗内装情報~プレオープン② はこちらから
■東京ミッドタウン・ミッドタウンタワー&デザインハブ~プレオープン③はこちら
---
■東京ミッドタウンの公式HPはこちら
正式オープンに一週間先行してお買い物に行ってまいりました。
今日はとりあえず外観&全体計画についてお伝えします。
東京ミッドタウンは六本木に竣工した最後の巨大開発プロジェクト。
防衛庁の跡地10haという膨大な敷地に計画された複合施設です。
大江戸線の六本木駅の改札を出ると、もうそこは東京ミッドタウン。
あまりにも駅が近すぎる!
このエントランスは入場を規制する為今日は使われていませんでしたが、この便利さは、森ビルの開発の目玉だった、六本木ヒルズ・表参道ヒルズの圧倒的上をゆく。
建物についてまず気付いたのはサイン計画が実にすばらしい事!
また後で何点かサインについて触れますが、色使いや素材、ロゴやシンボルなどとてもグッド。
商業棟、ビジネス棟、屋外と異なるサインが用いられていてまたそこも感心。
面白いなぁとおもったのは、このデッキ材の椅子。
体の形に沿う自然な流線型。
地下の商業施設に通づるエスカレーターの上部はガラス張りになっているのですが、その上を水が流れ、水のきらめきの影を落としている。
その椅子と対になってアクセントの聞いているのが、植栽の植え込み。
椅子と逆のアールで盛りあっがた形がとても愛らしい。
そして、何よりも目を引くのがメインエントランスのこのガラス張りの天井。
ちょっとその天井を支える柱が、サグラダ・ファミリアのメインの吹き抜けの柱にとても似ている。
大自然の樹木の幹を思わせるこのデザインは、堅苦しい建築の力強さを中和しているようにも思えた。
ミッドタウン・ガーデンと呼ばれる裏庭側から眺めたミッドタウン・タワー。
竪のルーバーを多用したデザインで、垂直線が強調されている。
設計者はアメリカのSOM。
ワールド・トレードセンター跡地に計画中のフリーダム・タワーの設計者だ。
ミッド・タウンガーデンにある、フロリアン・クラール氏が作ったオブジェ。
宇宙船のような不思議なオブジェ。
このミッドタウン・ガーデンの脇には檜町公園が準備中。
毛利家の庭園だった所で、ランニングコース&遊戯公園として整備していた。
こちらは安藤忠雄氏設計の21_21デザインサイト。
地中に埋め込まれたような形で存在するこのミュージアムは、 ファッション界の三宅一生、グラフィックデザインの佐藤卓 、そしてプロダクトデザインの深澤直人 と最強のアートディレクターが展示に参加。
これからのアートシンーンを創造していく注目の美術館。
今回は、プレオープンの時間が午後15時までと時間が限られていたのでしぶしぶ中に入る事は諦めてしまったのですが、エントランスから見えた地下へ続くスロープの空間はさすが安藤忠雄先生。
地下に埋まる財宝を求める好奇心?みたいなものを奮い立たせる。
21_21美術館と連動してオープンしているのがこの車型のキオスク。
北欧風の色使いの水色でカラーリング。
どうも、このデザインサイトのテーマカラーがこの水色みたいなのですが、どうも安藤氏のコンクリート打放しの意匠とマッチしない。
このカフェテリアのチェアといい、看板といいどうにも私の好みではない。
ちょっと惜しいなぁ。
■21_21DESIGN SIGHTの公式HPはこちらから
ガーデンテラスのデザインは隈研吾氏と坂倉竹之助氏。
東京ミッドタウンは、建物一つ一つにデザイナーがついていて、それらが見事に溶け込んでいる。
入り口も場所場所で違った表情を見せていて飽きない。
六本木ヒルズは、居住者・テナントと観光客との動線がうまく整理されていなかったが、ここ東京ミッドタウンはその点うまく考えられているような気がした。
(このブリッジの下は車の車路)
ただ今日は、プレオープンということで、リッツカールトン(この写真は裏口)の入り口やら商業棟の入り口とは区画されていた。
面白かったは、オークウッドプレミア東京(外国人向けの短期マンション)の裏口が商業棟の中にもあって、その付近は輸入食材を扱うコーナーだった事。
なかなかうまい事になっているなぁと。
まだまだプレオープン。
これからのオープンが楽しみな東京ミッドタウンでした。
次は商業棟についてお伝えします!
■東京ミッドタウン・ガレリア店舗内装情報~プレオープン② はこちらから
■東京ミッドタウン・ミッドタウンタワー&デザインハブ~プレオープン③はこちら
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■東京ミッドタウンの公式HPはこちら
見るところが違いますね。
かっこいいし、隙がないけど、無機質な感じがします。
最近の流行のデザインなのかも知れないけど、型破りなものも見てみたいです。
フロリアン・クラール氏が作ったオブジェ。
これはある意味型破りな大きさかも知れませんが・・・
確かに無機質で型破りでないかもしれませんが・・・
型破りと言えばやはり国立新美術館ではないでしょうか?
六本木が面白い事になってますよ。