ライフスタイルをデザインする建築家の・・・ライフスタイル

ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

■年越しフラメンコ&アルハンブラ~スペイン旅行写真②

2007-01-10 23:11:02 | ■海外旅行(EU圏)
2006年12月26~2007年1月5日に訪れたモロッコ・スペイン旅行の写真③
今回はスペインはグラナダ・バルセロナの写真をお伝えします。

■モロッコ旅行(カサブランカ・フェズ・タンジェ)の写真はこちらからご覧ください。

■スペイン旅行①(アルヘシラス・ロンダ・コルドバ)の写真はこちらからご覧ください。

■アントニオ・ガウディ作品(サグラダファミリア・グエル邸)はこちらから

■アントニオ・ガウディ作品(カサ・バトリョ)はこちらから

■アントニオ・ガウディ作 グエル公園、カサ・ミラはこちらから

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コルドバからグラナダまでは普通列車で到着。
年末の為、直行便が走っていなかった為無駄なロスが出てしまいました・・・

到着して街を歩く頃にはもう夕暮れ。
クリスマスイルミニーションで街は豪華に装飾されています。
スペインでは1/5にクリスマスプレゼントを渡す習慣がある為、このように主要通りは綺麗にライトアップされています。



年越しフラメンコ!
と思って予約を入れようと思ったのですが・・・
大晦日は営業していないとの返事。

あれ、かなり気持ちが盛り上がっていたのに拍子抜けを喰らいました。
しかし、通りがかった”日本語情報センター”の張り紙に「大晦日のフラメンコ鑑賞お受けします」の文字が!
オーナーのマサキさん曰く、日本人団体客(中国人も)の為だけに開かれるフラメンコが通常より早い時間に開催されるとのこと。
コレは参加しないと。

と、いういきさつでフラメンコ鑑賞。
しかし、凄い。
リズムが。
この、文章の、よう。に全く、予想でき。ないところで音、が飛び、三人の踊り、娘とボーカルギ・ターが別々。のリズ、ムを刻んでいたと思うと、ピタリと合う。
これは、真似が出来ません。

ちょっと痛かったのが中国人のグループがリズムに合せて?手拍子していた事。
全然リズムあっていなかった上に、純粋のリズムを聞き難かった事。
ちょっとイライラしちゃいました・・・
皆さんも絶対手拍子は真似ちゃいけませんよ。
絶対合わせられないから。

フラメンコってこういう感じなんだぁと音楽好きの嫁さんも関心。
ロックやポップスといったジャンルとは全く違う異次元の音楽でした。
最後に、シャンパン(カバ)を空け新年を祝い、皆が踊って終了。
大満足でした~。



そして、”日本語情報センター”で市庁舎前で年越しのカウントダウンが行われるという情報を聞いたものでコレに便乗。
開始の15分前に向かったのですが・・・
凄い人ごみ。

市庁舎に映し出された映像を囲みカウントダウンと共にシャンパンと花火が打ちあがりました~

スペインでは12時をまわると12粒の葡萄を食べる習慣があると聞いていたのですが・・・
食べてる食べてる。
みんな葡萄持参で広場にやって来てたみたい。




翌朝、新年のミサを見ようとカテドラルへ。
ここでは期待するようなミサは行われていなかったのですが、そのパイプオルガンの装飾が見事でした。
左右対になったオルガンでとても豪華。
このパイプオルガンの響くミサを見たかったなぁ・・・



サクロモンテという洞窟居住地区へ。
本当はこの洞窟で行われるフラメンコを見たかったんですが、昨日の晩は開催されていなかったもので・・・
でも、結果音響とか何も考えられていなそうなので昨日の会場(アルバイシン?)で良かったかなぁ。



アラブ人居住区であるアルバイシン”サン・ニコラス展望台”からの眺め。
シェラネバダ山脈を背後に抱えたアルハンブラ宮殿を眺める絶景。
初日の出ならぬ、初日の入り。
うっすら茜色に染まった空が美しい。



翌日、念願のアルハンブラ宮殿に。
約2ヶ月前に予約していたので無事鑑賞できました。
昨日とは違って逆に朝焼けのアルバイシンを眺める。
こちらも絶景。
白い街並みがとっても綺麗。



この日は1/2でアルハンブラ宮殿の落成記念日とされる。
グラナダではこの日は祝日とされている記念すべき日。



コマレス宮は宮殿の中心部とされる。
水面に映る姿が美しい。



しかし、アルハンブラ宮殿で美しいのはこのような回廊や室内の装飾。
イスラム建築の透かし彫りがこの建物でも随所に織り込まれている。



姉妹の間の天井装飾は格別。
鍾乳石飾りが本当に見事!
写真で伝えきれないのが本当に悔しい。
※少し大きめの画像を用意しているので良かったら写真をクリックしてみてください。



そしてついにバルセロナに到着。
ブエルリングという格安の航空会社を利用してひとっ飛びしちゃいました。
ホテルにチェックイン後、念願のガウディとご対面。
暗闇に浮かぶサグラダ・ファミリア大聖堂はなんか生きているようだ。
地の底から鼓動が聞こえそうなデザインだ。

実際、池に浮かぶサグラダ・ファミリアは揺らめき、現に建築中のこの建物はまさに生きているのです。

アントニオ・ガウディの作品については別枠で紹介するので、ここでは簡単に紹介しておきます・・・



バルセロナ一のカテドラル。
しかし、外観は修復中でちょっとイマイチ。
内部も、今までのイスラム融合型の教会様式に比べると壮大さに欠ける。
暗闇に浮かぶ蝋燭の炎を揺らめきは、他の都市以上だったけど・・・




こちらも、アントニオ・ガウディ作”カサ・バトリョ”
龍の鱗を模したデザイン、有機的な空間が見事でした。
今回見たガウディの作品の中ではこの建物が一番だったかなぁ。



こちらも、アントニオ・ガウディ作”カサ・ミラ”
カサ・バトリョと違ってちょっと抑え目な室内。
その分外観と屋上に力を入れたのか?

その他、この期間は修復中のところが多くて、外観だけでもって見に行ったグエル邸には工事用のシートがかぶさり、グエル公園も一部修復中でした。
まぁ、この辺の話はまた次回です。

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バルセロナで最高に興奮したのが、このカタルーニャ音楽堂。
ドミニク・イ・モンタネールの最高傑作とされ氏設計のサン・パウ病院と共に世界遺産にも登録された建物。
この天井のステンドグラスが実に見事。

完全予約制のツアーのみで鑑賞可能で、館内は撮影不可(の為↑は印刷物のコピーの為転載しないでください・・・)

でも、やっぱりお勧めしたいこの建物。
ツアーは賞味50分でガイド付き。
しかし、パイプオルガンの演奏付きで、2階のバルコニー席、1階席両方から眺める事が出来るようになっています。
是非是非バルセロナへお越しの際は足を運んでください。

■カタルーニャ音楽堂のHPはこちらから

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スペインの締めくくりというか今回の旅行の締めくくりはちょっと豪勢に。
QUQUというお店で晩御飯を頂きました。
味付けもほどよく串焼きもシンプルでイケました。
なんでもかんでもチーズ&生ハムのスペイン料理にちょっと飽きていたので、とても美味しく頂けました。

しかし、
「もう終わりだねぇ。短かったねぇ。」
という私と
「もうすぐ日本だ~長かったね~。」
と同時に言い出す嫁。
ちょっと笑えました。

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HPにて写真の公開の準備が出来ました。
◆Akatukiのスペイン旅行写真集(アンダルシア編)はこちらから
アンダルシア地方の美しい写真を多数掲載中です!

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アントニオ・ガウディの作品については別枠にて公開中。
■アントニオ・ガウディ作品(サグラダファミリア・グエル邸)はこちらからご覧ください。

■アントニオ・ガウディ作品(カサ・バトリョ)はこちらからご覧ください。


旅行の詳細は後日HPにて公開予定です。

■モロッコ旅行(カサブランカ・フェズ・タンジェ)の写真はこちらからご覧ください。

■スペイン旅行①(アルヘシラス・ロンダ・コルドバ)の写真はこちらからご覧ください。

■AkatukiのHPはこちらからご覧いただけます。
海外旅行の写真をはじめ雑多な情報を公開しています。


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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしい (ちびなべ)
2007-01-14 18:05:11
いーなー!お天気も良かったみたいで楽しめたのでは?フラメンコも本物は違いますよねー。そしてついつい盛り上がって深夜まで付き合っていると、変なテンションで夜寝付けなくなったり(笑)。
スペインはバールでいろんなおつまみとお酒で安くて沢山食べれたので、ボリュームのある料理を頼みがちな他の国に比べて、酒飲みには天国だった気がします。オレンジジュース超美味しくなかった???
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オレンジジュース (akatuki)
2007-01-14 21:00:42
>ちびなべさん

オレンジジュース美味かった。
冬なのに駅という駅にオレンジの木があって”たわわ”と実っている姿はさすが。
フラメンコ本当に良かった。
やっぱ本場で見ないとね。
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