Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

他流派のことを問われても-「茶室・露地」編

2010年09月19日 03時57分00秒 | 茶道文化検定
答案用紙を眺めていると、どう考えても後半は息切れしてるとしか思えない。
というくらいにボロボロ。

茶室と露地は去年の2級は9問中、正答は5問(正答率55.6%)。
弱いとはわかっていたんだけどなぁ。

【茶室・露地】
問1は床の説明の否定問題(←間違い探しネ)の四択
何年前だったか忘れたけど、NHKで待庵のナゾに迫る番組を見た。
躙口の建てつけや室床は朝鮮半島の建築技術で~という下りを強烈に記憶している。
だからすぐわかった。ちなみに、テキスト247pに記載あり。
でも、6年前に実物を見学した時は躙口から覗いただけなので、よくわからず

問2は表千家の茶室の説明の中で間違い探し(四択)
他流派のことはやはり覚えにくい
不審庵が平三畳台目だということまでは覚えていたんだけど、途中で消失して再建だしなぁ。
と余計な知識が邪魔して、見抜けかった。
そういえば、テキストの記述、頭に入っていたんだけどなぁ。
(歴代に親しみ感じないからカンも鈍る) 公式テキストp248

問3は菅田庵の正しい説明を探す四択
一度は見学したい茶室(松江、遠いからなぁ
平面図もあったので、素直に考えて解答選ぶ。公式テキストp256
茶室の見方は2003年秋に青年部の行事(茶室勉強会)を機に理解できるようになった。
その2-3年後に出版された講師の著書↓ まんまで驚いたゼ。
“しくみ”で解く茶室 (チルチンびと建築叢書)
竹内 亨
風土社

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問4は砂雪隠について、間違い探し(四択)
見たこともないし、実用面では使わないもんは知らん ←また逆ギレ
テキストに書いてあったことは覚えているんけど、ちゃんと読んでなかった。
こういう状況になると、イライラして判断力が鈍るんだろうねぇ
短気は直さないとね。公式テキストp266に記載あり。

問5は紹鴎の茶室について、間違い探し(四択)
さっぱりわからんかった 公式テキストp246に記述あり。
でも、さぁ。実物があるわけじゃないんでしょ~

問6は藪内家の燕庵の露地について、穴埋め(四択)
去年の3級のラスト問題がやはり燕庵の腰掛露地だった
(友人から問題もらって解いた際、思い切り「わからん」)
だから、他所の流派は弱いのヨ 公式テキストp274に記載あり。

問7は某有名茶室の名称(記述)
公式問題集「茶室・露地」の練習問題・問11からの出題(p73)
その時から書けていた。
ちょっとユニークな間取りだから好きなんだよね

問8は飛石の打ち方に絡んで、人名(記述)
ココのところ、超ややこしくて
だから、「出題されたらイヤだなぁ出そうだなぁ」とをかけていた。
結局、飛石の配置は全然覚えられなかったんだけど 問題のところは覚えていた。
こういうのって、絶対に“へうげもの”の人が利休さんの逆を唱えるんだよね。
公式テキストp268

ということで、間違えまくって配点11点中、得点は6点。(正答率54.5%)
ビミョーに去年から得点率が下がってるよ

記述も含めて全て公式テキストからの出題なので、
他流派はわからんとかゴネてないで、ちゃんと読み込まないとねぇ
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2 コメント

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はじめまして (寝屋川の気楽人)
2010-09-19 21:28:03
2級受験後、検定関連サイトを探しておりましたところ貴ブログを発見、どこか家元のサイトのごとく(それ以上)充実した内容で敬服しております。
1級の試験がどの程度のものかもよくわかり、参考にさせて頂きます。
先日は関西へこられたとのこと、近くに住む者として親しく拝読しました。
これからも茶の湯の資料サイトとして、チェックさせて頂きます。
返信する
はじめまして (Akatsuki)
2010-09-20 07:59:33
寝屋川の気楽人さん
はじめまして。
ワタシはまだ茶道を習っている身の上ですので、試行錯誤ばかりのblogですが、
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
来年は一緒に1級合格を目指しましょう。
関西は茶道具の展覧会が充実していて、よいですねぇ。
返信する

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