利休百首その七十四「三つ釘は中の釘より両脇を二つわりなるまんなかに打て」
茶道史の本を観ていたら、室町時代の床荘りとして、三本掛けが紹介されてたような。
実際には三本掛かった茶会や茶事に居合わせたことがない。
たしか、灰形&茶事の教室の広間の床は三本の釘が打ってあったと思う。
今の環境では、あまり印象が残らない一首。
茶道史の本を観ていたら、室町時代の床荘りとして、三本掛けが紹介されてたような。
実際には三本掛かった茶会や茶事に居合わせたことがない。
たしか、灰形&茶事の教室の広間の床は三本の釘が打ってあったと思う。
今の環境では、あまり印象が残らない一首。
毎日のブログのアップ、ものすごい読書の量、実際に美術館やイベントに足を運ばれたりと、まさにお茶フリークですね!Akatsuki庵様の感受性や洞察力、親しみやすい文章が好きです。先日の美しいお抹茶の写真を見て、ついお伺いしたくなりました。ほっこりきれいに薄茶を点てるコツはわかっているつもりでも、いつも気になるのはどれだけ「茶筅の振り」に時間をかけるかです。いつまでも振っていたら香りが逃げそうだし。泡を残したままではイヤだと懸命に表面をさらさらやっているうちに、「きれいに点って~、おいしくなあれ~」という願いでいっぱいになり、無心どころじゃありません。お濃茶を練る時でも、おいしく練りたいと思えば思うほど、外見ばかり気にする女の子みたいになっちゃって。茶筅を振っている時の心境はどうあるのが望ましいのでしょうか?
コメントありがとうございます。
薄茶を点てるコツですかぁ~
実はあまり上手くないんです。
でも、自分なりに考察(?)して心掛けている事はあるので、日を改めてblogに書かせていただきますね。
床の三つ釘は三幅掛けとしても使いますが、もっぱら大横物のために使われています。
その為真中の竹釘は、両端の二本よりも長さも天井からの距離も左右の釘と異なります。
と知ったような事を書きましたが、江戸中期の茶道筌蹄という茶書に詳しく書いてあります。
ありがとうございます。
なるほど、横物ですか。
横物といえば今日庵の命名の由来となったあの掛け物が目に浮かびます」
「どう掛かっているか」なんて、考えもしませんでした。
昨日、お稽古に伺ったのですが、床の間が気になって。
広間の一間床を見上げたら、確かに3幅掛けられるように釘が打ってあり、感心した次第です。