Akatsuki庵

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地道な勉強が必要だねぇ-「茶花」編

2010年09月17日 00時01分15秒 | 茶道文化検定
萩の花を見かけました。
「やっと秋らしい気候になってきたなぁ」と感じていたので、なんだかホッとしました。
で、答え合わせの続きです。

【茶花】
2級の時はマグレもあって、7問中7問正答(正答率100%)。
だもんで、ちょっとナメてたんだけど、やっぱし1級は甘くなかった

問1はムクゲの品種(四択)
なんせ、ムクゲと夏椿の区別もつかないヒトだからねぇ
四択のうち、2つは名前も知らなかった。
ただ、いくらなんでも「白玉」は椿だよなぁって、思った。

問2は「金盞銀台」(四択)
読み方さえ、わかんなーい
だから、何をさすのも全然わかんなーい
といことで、鉛筆転がすようにして選んだけど、ハズレ。
茶道大辞典で「きん…」で引いた。
「きんさんぎんだい」と読むことも「スイセン」であることも初めて知った。

問3は山上宗二記の中での茶花。(四択)
テッセン(鉄線)は好きな茶花だしねぇ。
公式テキストでテッセンについて読んだ記憶はあったけど、
年代と結びつけてなかった

問4は椿に関する穴埋め四択
椿は種類が多いからねぇ。
幸いなことに、社中の師匠が鉢植えでいろんな品種の椿を育てていて、生けて下さるので、
名前と花の色とか特徴はそこそこには覚えた。
でも、初めて見る品種もあって、唖然。
解答欄を埋めるには自分の知ってる中から選ばざるを得なかった。
実はココは答え合わせしてない。
つぼみで使用するのは太神楽、西王母、開花しても使えるのは胡蝶侘助にした。
(間違ってるかもしんない)

問5は炉の時季を花を選ぶ複数回答方式
初めての出題形式で戸惑った。
8つ花の名前がカタカナで書いてあって、炉の時季の花を選んでマークするというもの。
幾つ選んでもいいけど、1つでも間違うと他で正解でも「不正解」という厳しさ。
配点2点。
カタカナってのがねぇ。なるべく漢字で記憶するようにしているから、混乱した。
記憶の糸を手繰りつつ、解答。
サンシュユ(山茱萸)はたしか春先。(→後で確認したら3月に咲くらしい)
ユキモチソウはたぶん「雪餅草」と書くのだろうから、早春?(←3月らしい)
ツワブキ(石蕗)は以前、11月に京都を訪れた時に高台寺付近で見た!
テッセン(鉄線)は好きな花だからわかる。夏の花。
サギソウ(鷺草)もたしか夏だったかなぁ。
スイセン(水仙)はこれはわかる。1月~3月!
ヒトリシズカ(一人静)はビミョーだなぁと思いつつ、4月に見たような気が。
シャクヤク(芍薬)は5月ダ。

当blogでも「ヒトリシズガは4月後半に咲きます」とコメントもらったけど、
「問題」的には風炉の花らしい。
ということで、1つだけ蛇足でマイナス2点

問6は七事式の考案に携わった人物(記述)
一人書けばいいというので、漢字が一番カンタンなヒト「川上不白」と書いた。

椿の穴埋めがどうかわからないけど、一応正解としても、配点10点中6点しか取れず
茶花選びはキツイ問題だよねぇ。
このところ地球温暖化だし、地域によって咲く時季もビミョーにずれるし。
どうなのかなぁ。

普段、花には疎い生活を送っているので、茶花は努力が必要な分野。
平成14年の淡交テキスト「茶花必携」を月が替わるごとに読み返した年もあった。

具体的な勉強としては、2005年9月に青年部で茶花の勉強会を開催したときのこと。
当時の部長から「参加者がお土産に持ち帰れるような資料を作って」と云われて、
「忙しいんだけどなぁ」と思いつつ、頼まれると引き受けてしまうタチなので、
けっこー力を入れて作った。
結果、なかなかよい資料ができたけど、編集に懲りすぎて印刷した後、データ壊れた
手元にのこるのはペーパーの「原紙」のみ。
参加者の皆さんには勉強会当日に配布したけど、役立ててもらえたかなぁ。
(自己満足だったりして)
もっとも、その時に(資料を作るために)勉強したことが2級までは役立ったわけで
でも、1級はもっと勉強しないと太刀打ちできそうにない。
もう一度「茶花必携」に日々にふれては読み返す1年を送ろうではないかっ
『実用 茶花必携―入れ方と育て方 (淡交テキスト)』

淡交社 2004年刊

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2 コメント

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金盞銀台 (ふくろう)
2010-09-17 11:36:06
暁さん、旅のお話も楽しく読ませて貰っています。茶花の金盞銀台、初耳でした。金色を頼りにスイセン?とか思ったんですけど、金の「キ」だけを取って、「キフネギク」を選んでしまったでもキフネって「貴船」だったのですね(しかも花の色が全然違う)。ホントこちらも茶花は漢字で書いてもらえると嬉しかった。茶花は種類が多く別名があって覚えるのが大変です。
頭文字だけのカンだけで正解をしようと思ってるのが甘い私です。

昨日、「東京国立近代美術館の工芸館」で開催している「現代工芸への視点 茶事をめぐって」を観て来ました。そこに赤坂の懐石料理・「辻留」ご主人の「辻義一」さんが観に来ていました。
「辻留」の懐石料理は、いただいた事は無いけどね私



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工芸館 (Akatsuki)
2010-09-20 07:55:31
ふくろうさん
コメント返しが遅れ、ゴメンナサイ。
近代美術館工芸館の展示、おもしそうですね。
近々、行ってきます。
返信する

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