
★畠山記念館 サイト
冬季展『千少庵没後400年記念 利休とその系譜』 ※3月16日(日)まで
平日休みの午前中、畠山記念館へ。
自館の所蔵品のみの展示構成が此方の特長。
前回の和書の展示は行きそびれてしまったけれど、
もう6年も展覧会の度に通っていると、
さすがに見飽きちゃった~感もあるかしらん♪
と思いつつ、向かう。
ところがどっこいどっこい。
まだ見てなかったよー。
見たかもしれないけど、すっかり忘れていたよー。
見たこと覚えているけど、また再見できて嬉しいよー。
と感じることばっかりで。
だから、美術館通いはやめられない。
と思う。
最近は展示解説をねらって訪れることが多かったので、
展示室は見学者で溢れていた。
しかし、休み明けの午前中、開館直後は
私しか見学者がおらず、静かな展示室でゆっくり鑑賞。
たまに他人の気配を感じて顔をあげたら、
ガラスケースを磨く学芸員さんだったりして。
掛けもので印象に残ったのは牧村兵部宛の利休の書状。
初見のような気がする。
兵部さんから色々頂いたようで、
律儀に品々を列挙して「恐縮至極」。
柿五十五~がやたら印象に残った。
2/15~の後期には別の書状(やはり兵部宛)と展示替になるそうな。
牧村兵部。
利休七哲の一人。
検定の勉強で七哲全員をちゃんと記憶するようになって、
やっと名前を覚えた。
織田信長に仕えた戦国武将らしいけど、知らんかったなぁ。
瀬田掃部、芝山監物も同じく。
脇ケースでは利休所持と伝わる熊川茶碗。
先日見た『利休にたずねよ』で宗二が持ってた茶碗に似てると思った。
記三の黒棗。紹鴎、利休の塗師。
蓋の丸みとか塗りの厚み。だんだん他との違いがわかるように
なってきたかも。
竹の蓋置。ケラ判あり。なるほど。
濃茶棚は利休所持の信楽水指。
土の古さと手捻りっぽい、口造りあたりの素朴さに
時代の試行錯誤が感じられる。
利休作の竹茶杓。
無銘、でも『ゆがみ』に似た右よれカーブ。
利休作の象牙茶杓も右よれ。
11年前、象牙を削って楊枝を作った。
今から思えば貴重な経験だった。
桐菊蒔絵棗。
仕服二枚あるし、濃茶に使ったんだろうなぁ。
奥のケースは長次郎の灰器や利休所持の組釜敷。
ここは後期は雛人形に替わってしまう。
他は利休の弟子や子孫ゆかりの展示。
こちらは興味がさほどわかなかったので、見たけど感想省略。
畠山記念館も講演会やったり、季節の和菓子出したり。
いろいろ企画打ってガンハッている。
チラシ見て把握していたものの、
池田瓢阿さん講演会は仕事だったし、
土日も寄る暇なくて。
帰るとき、入れ違いに団体客!
平日も頑張ってる。
(重ならなくてヨカッタ)
↓↓↓1クリックに御協力ください↓↓↓
人気ブログランキングへ
にほんブログ村

応援ヨロシク
★畠山記念館バックナンバーリスト
2013年8月→『涼をもとめて―畠山即翁の朝茶事』
2013年5月→『麗しの漆―蒔絵と螺鈿』
2013年1月→『春を祝う -仁清・乾山・光琳-』
2012年11月→『利休と織部 -茶人たちの好みと見立て-』(後期)
2012年10月→『利休と織部 -茶人たちの好みと見立て-』(前期)
2012年8月→『ふしぎ発見! 茶道具と銘をめぐる物語』
2012年6月→『唐物と室町時代の美術』
2012年4月→『唐物と室町時代の美術』(前期)
2012年1月→『畠山即翁の茶会―光悦雪峯茶碗を中心に―』
2011年11月→『茶人 畠山即翁の美の世界』
2011年9月→『明代陶磁の魅力』
2011年6月→ 『国宝 離洛帖と蝶螺鈿蒔絵手箱』
2011年2月→ 『生誕250年 酒井抱一-琳派の華』
2010年11月→『織部が愛した茶碗 高麗・割高台』その2
2010年10月→『織部が愛した茶碗 高麗・割高台』その1
2010年8月→『涼を愉しむ-書画・茶器・懐石道具-』
2010年5月→『茶の湯の美-数寄のかたちと意匠-』
2010年2月→『懐石のうつわ -向付と鉢を中心に-』
2009年10月→『戦国武将と茶の湯 -信長・秀吉ゆかりの品々-』
2009年4月→『畠山記念館名品展 季節の書画と茶道具』
2009年2月→『冬季展 日本の春-華やぎと侘び』
2008年10月→『益田鈍翁 -心づくしの茶人-』
2008年8月→『夏季展 夏のやきもの -金襴手・万暦赤絵・古赤絵・南京赤絵』
2008年4月→『細川井戸と名物茶道具』
2008年3月→『花によせる日本の心 -梅・桜・椿を中心に』
2007.12月→『茶の湯の美 -利休から宗旦へ-』後期
2007.11月→『茶の湯の美 利休から宗旦へ』前期
冬季展『千少庵没後400年記念 利休とその系譜』 ※3月16日(日)まで
平日休みの午前中、畠山記念館へ。
自館の所蔵品のみの展示構成が此方の特長。
前回の和書の展示は行きそびれてしまったけれど、
もう6年も展覧会の度に通っていると、
さすがに見飽きちゃった~感もあるかしらん♪
と思いつつ、向かう。
ところがどっこいどっこい。
まだ見てなかったよー。
見たかもしれないけど、すっかり忘れていたよー。
見たこと覚えているけど、また再見できて嬉しいよー。
と感じることばっかりで。
だから、美術館通いはやめられない。
と思う。
最近は展示解説をねらって訪れることが多かったので、
展示室は見学者で溢れていた。
しかし、休み明けの午前中、開館直後は
私しか見学者がおらず、静かな展示室でゆっくり鑑賞。
たまに他人の気配を感じて顔をあげたら、
ガラスケースを磨く学芸員さんだったりして。
掛けもので印象に残ったのは牧村兵部宛の利休の書状。
初見のような気がする。
兵部さんから色々頂いたようで、
律儀に品々を列挙して「恐縮至極」。
柿五十五~がやたら印象に残った。
2/15~の後期には別の書状(やはり兵部宛)と展示替になるそうな。
牧村兵部。
利休七哲の一人。
検定の勉強で七哲全員をちゃんと記憶するようになって、
やっと名前を覚えた。
織田信長に仕えた戦国武将らしいけど、知らんかったなぁ。
瀬田掃部、芝山監物も同じく。
脇ケースでは利休所持と伝わる熊川茶碗。
先日見た『利休にたずねよ』で宗二が持ってた茶碗に似てると思った。
記三の黒棗。紹鴎、利休の塗師。
蓋の丸みとか塗りの厚み。だんだん他との違いがわかるように
なってきたかも。
竹の蓋置。ケラ判あり。なるほど。
濃茶棚は利休所持の信楽水指。
土の古さと手捻りっぽい、口造りあたりの素朴さに
時代の試行錯誤が感じられる。
利休作の竹茶杓。
無銘、でも『ゆがみ』に似た右よれカーブ。
利休作の象牙茶杓も右よれ。
11年前、象牙を削って楊枝を作った。
今から思えば貴重な経験だった。
桐菊蒔絵棗。
仕服二枚あるし、濃茶に使ったんだろうなぁ。
奥のケースは長次郎の灰器や利休所持の組釜敷。
ここは後期は雛人形に替わってしまう。
他は利休の弟子や子孫ゆかりの展示。
こちらは興味がさほどわかなかったので、見たけど感想省略。
畠山記念館も講演会やったり、季節の和菓子出したり。
いろいろ企画打ってガンハッている。
チラシ見て把握していたものの、
池田瓢阿さん講演会は仕事だったし、
土日も寄る暇なくて。
帰るとき、入れ違いに団体客!
平日も頑張ってる。
(重ならなくてヨカッタ)
↓↓↓1クリックに御協力ください↓↓↓



応援ヨロシク

★畠山記念館バックナンバーリスト
2013年8月→『涼をもとめて―畠山即翁の朝茶事』
2013年5月→『麗しの漆―蒔絵と螺鈿』
2013年1月→『春を祝う -仁清・乾山・光琳-』
2012年11月→『利休と織部 -茶人たちの好みと見立て-』(後期)
2012年10月→『利休と織部 -茶人たちの好みと見立て-』(前期)
2012年8月→『ふしぎ発見! 茶道具と銘をめぐる物語』
2012年6月→『唐物と室町時代の美術』
2012年4月→『唐物と室町時代の美術』(前期)
2012年1月→『畠山即翁の茶会―光悦雪峯茶碗を中心に―』
2011年11月→『茶人 畠山即翁の美の世界』
2011年9月→『明代陶磁の魅力』
2011年6月→ 『国宝 離洛帖と蝶螺鈿蒔絵手箱』
2011年2月→ 『生誕250年 酒井抱一-琳派の華』
2010年11月→『織部が愛した茶碗 高麗・割高台』その2
2010年10月→『織部が愛した茶碗 高麗・割高台』その1
2010年8月→『涼を愉しむ-書画・茶器・懐石道具-』
2010年5月→『茶の湯の美-数寄のかたちと意匠-』
2010年2月→『懐石のうつわ -向付と鉢を中心に-』
2009年10月→『戦国武将と茶の湯 -信長・秀吉ゆかりの品々-』
2009年4月→『畠山記念館名品展 季節の書画と茶道具』
2009年2月→『冬季展 日本の春-華やぎと侘び』
2008年10月→『益田鈍翁 -心づくしの茶人-』
2008年8月→『夏季展 夏のやきもの -金襴手・万暦赤絵・古赤絵・南京赤絵』
2008年4月→『細川井戸と名物茶道具』
2008年3月→『花によせる日本の心 -梅・桜・椿を中心に』
2007.12月→『茶の湯の美 -利休から宗旦へ-』後期
2007.11月→『茶の湯の美 利休から宗旦へ』前期