Akatsuki庵

日々と向き合って

遅まきながら、湿し灰

2019年07月29日 08時27分43秒 | 湿し灰

昨日の朝、なんとなく雨音で目覚めたような。

窓を開けたら、やはり締めっぽかった。

今日もダメかぁ。

と諦めていたら、昼前から晴れだした。

午後から、やっと灰篩。

心得のある方、実際に炉灰をお持ちの方なら、

「え?今から」とツッコミを入れたくなるでしょう。

ホントは6月24日から始める予定だった。←それさえ遅いけど。

だけど、雨に阻まれ続けてしまった。

とりあえず炉灰をお玉に山盛り3灰ずつ65メッシュに5回。

3時間半かかった。

でも、まだ足りない。

今朝は5時起きでお玉3杯分を篩にかけたけど、終わらないままタイムリミット。

朝は湿度高く、なかなか落ちない!

仕方なく残りはモトの袋に戻した。

あと1回、お玉3杯やればなんとかなるかなぁ。

65メッシュで落ちた炉灰を次は100メッシュの篩にかける。

これがなかなか落ちないんだよねぇ。

昨年までは65メッシュで落ちない灰が30%くらいだったのに、

同じ炉灰なのに、今年は40%くらい落ちないで残る気がする。

つまり、65メッシュで量は6割になり、さらに100メッシュでどんくらい減るのかなぁ。

でも、いきなり100メッシュよりはまだ最終的に篩に落ちる量が取れるから、

敢えて2段階の篩。

でも、さ。

参照する気力さえないけど、灰形の本には「炉灰は60メッシュくらいの篩にかけて、炭カスやゴミを取り除く」

程度のことしか書いてない。

それを100メッシュで篩えと、私の先生は云う。

はっしょっても、手で触れれば一発でバレる。←私だって感触で区別できる。

それに仕上がりが違う。

だから、たとえ少量になっても、100メッシュ灰を持参しないとならない。

だけどさ、イマトキ合羽橋を巡っても上限は65メッシュしか売ってない。

それ以上は埼玉のメーカーさんに特注だ。

100メッシュ篩なんて、本来の用途は何かな。

小麦粉かな蕎麦粉かな。

なんて考えながら、篩っている。

少なくとも、町場(まちば)で茶道を教えている先生はたぶん、持ってない。

 

コメント (2)
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