農業は見捨てられたのか
田んぼの作付面積は三反あまり、典型的な零細農家だ。
子供の頃は圃場が整備されていなくて、今で言う棚田の状態だった。
三十年くらい前、国の事業で圃場整備をして、一枚一反歩くらいにまとめられた。
おかげで、トラクターが使えるようになった。
零細農家も大規模農家も良くも悪くも農政に振り回されてきた。
毎年米価交渉で紛糾していた時代が懐かしい。
学生の頃、米を買うには「米穀配球通帳」(下記サイト)が必要だった。
米が主役で、貴重な収入源だったが、今や米づくりは赤字だ。
耕作放棄地や太陽光発電、そば畑になっている。
最大の不安は後継者がいないことだ。
農地は簡単には復活しない。
作付け前に代金を支払って農家をもっと幸せに(日経ビジネスオンライン)
「農政は民間をバカにしているのか!」(上)(日経ビジネスオンライン)
「悪い人」にならなければ改革できない(下)(日経ビジネスオンライン)
お米を買うのに通帳が必要だったの?|公文書に見る戦時と戦後-統治機構の変転-(国立公文書館アジア歴史資料センター)