
10月3日 吉野鮨
墨田区太平2‐8‐3
3622‐8253
にぎり2700円
「たまに贅沢したい時の、寿司屋」
今日は年に一度の、自分にご褒美をあげる日。
入った店で、高額なものを最初から頼むつもりでいた。
ここの寿司屋も店先にお品書きは出していない。
こういう特別な日には、打って付けだ。
そんな日だが仕事は容赦なくあり、
ランチタイムの時間帯を少し過ぎて会社を出た。
暖簾が出ているからまだ大丈夫そうだが、客の気配がない。
暖簾と自動ドアをくぐると、案の定ほかに客はいない。
大将と一対一だ。
大将は、笑顔でにぎりとちらしどちらにしますか?と聞く。
いずれの場合も、金額は1100円・1600円・2700円と
なっているそうだ。
一応、客が尻尾を巻かない配慮をした価格設定。
寿司屋に珍しい、少し年配だが二枚目でニヒルな大将は
注文を受けると黙って握りはじめた。
大女将が入れてくれた、濃いめのお茶を少しすすったところで、
最初のにぎりが登場する。
中トロ二貫・赤貝・スミイカ。
中トロは、鮮やかなピンク色でまるで牛肉のようだ。
脂もいい具合いにのっている。
赤貝は、しこしことした上質なもの。
ある程度歯ごたえが楽しめるのがなかなかいい。
スミイカは菱形に包丁が入っていて、まるで高級店の寿司のようだ。
歯ざわりが羊羹に似て、味わう価値が感じられる。
書いた順に口にしたが、順序は逆にすべきだった。
そろそろガツガツせずに料理を味わうようになりたいものだ。
これらを味わっているうちに大将は第二弾を握る。
鉄火巻・甘海老・ウニ・玉子。
以上でございます、と大将はいう。
このタイミングで大女将が、お椀を持ってくる。
今度は、鉄火巻からいく。
三個にきざまれたもので、中は中トロだ。
上品で美味い。
甘海老は、いつもお目にかかるのよりも肉厚だ。
金額が金額なので、質的にいいネタを出してくれているようだ。
ウニは軍艦から溢れんばかりに、ふんだんに盛られている。
やたらに濃厚ではない、上品な味のウニだ。
海苔もパリパリでいい食感だ。
口直しに、たくあんを噛む。
しなびた黄色いもので、ごはんがほしくなる風味だ。
お椀は、しじみの味噌汁。
しじみのダシがよく出た、でしゃばらない味付けで、
寿司のことを考えているようだ。
ギョクは、将棋盤をおもわせる分厚いもの。
甘みをおさえてこれも上品で美味い。
このボリュームでは当然、腹に溜まらないが
久しぶりに高級店の雰囲気で高級寿司を味わうことができた。
墨田区太平2‐8‐3
3622‐8253
にぎり2700円
「たまに贅沢したい時の、寿司屋」
今日は年に一度の、自分にご褒美をあげる日。
入った店で、高額なものを最初から頼むつもりでいた。
ここの寿司屋も店先にお品書きは出していない。
こういう特別な日には、打って付けだ。
そんな日だが仕事は容赦なくあり、
ランチタイムの時間帯を少し過ぎて会社を出た。
暖簾が出ているからまだ大丈夫そうだが、客の気配がない。
暖簾と自動ドアをくぐると、案の定ほかに客はいない。
大将と一対一だ。
大将は、笑顔でにぎりとちらしどちらにしますか?と聞く。
いずれの場合も、金額は1100円・1600円・2700円と
なっているそうだ。
一応、客が尻尾を巻かない配慮をした価格設定。
寿司屋に珍しい、少し年配だが二枚目でニヒルな大将は
注文を受けると黙って握りはじめた。
大女将が入れてくれた、濃いめのお茶を少しすすったところで、
最初のにぎりが登場する。
中トロ二貫・赤貝・スミイカ。
中トロは、鮮やかなピンク色でまるで牛肉のようだ。
脂もいい具合いにのっている。
赤貝は、しこしことした上質なもの。
ある程度歯ごたえが楽しめるのがなかなかいい。
スミイカは菱形に包丁が入っていて、まるで高級店の寿司のようだ。
歯ざわりが羊羹に似て、味わう価値が感じられる。
書いた順に口にしたが、順序は逆にすべきだった。
そろそろガツガツせずに料理を味わうようになりたいものだ。
これらを味わっているうちに大将は第二弾を握る。
鉄火巻・甘海老・ウニ・玉子。
以上でございます、と大将はいう。
このタイミングで大女将が、お椀を持ってくる。
今度は、鉄火巻からいく。
三個にきざまれたもので、中は中トロだ。
上品で美味い。
甘海老は、いつもお目にかかるのよりも肉厚だ。
金額が金額なので、質的にいいネタを出してくれているようだ。
ウニは軍艦から溢れんばかりに、ふんだんに盛られている。
やたらに濃厚ではない、上品な味のウニだ。
海苔もパリパリでいい食感だ。
口直しに、たくあんを噛む。
しなびた黄色いもので、ごはんがほしくなる風味だ。
お椀は、しじみの味噌汁。
しじみのダシがよく出た、でしゃばらない味付けで、
寿司のことを考えているようだ。
ギョクは、将棋盤をおもわせる分厚いもの。
甘みをおさえてこれも上品で美味い。
このボリュームでは当然、腹に溜まらないが
久しぶりに高級店の雰囲気で高級寿司を味わうことができた。