２月２４日 築地すし好 アルカキット錦糸町店 「商売繁盛の、チェーン店」

２月２４日 築地すし好 アルカキット錦糸町店
墨田区錦糸２‐２‐１
３６２５‐０５０５

まぐろづけネギトロ丼９００円大盛同額

「商売繁盛の、チェーン店」

以前から知ってはいたが、今日は寿司を食べたくなり
新規開拓も兼ねてこの店に行ってみた。

総本店は築地にあり、都内に２２軒。

ランチ営業は総本店を含め１１軒のみ。

赤坂にもいい立地に店を構えているが、
ランチはやっていない。

錦糸町ではアルカキットのレストラン街にあり、
高飛車は言ってられない状況だろうと最初は思った。

店の入口にはパネル何枚かのお品書きがある。

ランチにぎり１人前１０００円、１．５人前１５００円。

北海丼・江戸前ちらし・まぐろづけネギトロ丼・
かにばらネギトロ丼が各９００円。

銀座・六本木などに展開し夜のメニューらしい、
にぎりセットはすべて税別。

特選にぎり・おまかせにぎり各３０００円、にぎわい６０００円、
匠・旬が各２５０５円、すし好２０００円、
築地１５０５円、宴１０００円。

つまみ程度のおすすめにぎりづくしは、
まぐろづくし１４１０円、炙りづくし１０６７円、
ひかりづくし７４３円、貝づくし１２３９円。


店内は広くカウンターは３０席程度で、テーブル席は７卓。

奥には座敷もある。


客層は、買い物途中の熟年主婦や老人が多い。

単独歩行できない老人を連れた
一家という数組が目につく。

このチェーン店のターゲットは、この客層だろう。

入って来た客を誘導できる位置に立つ若い板さんに促され、
正面のカウンター席に座った。

目の前のネタケースには、穴子・甘海老・カニ・タコ・
イカ下足・赤貝・小肌・帆立が並んでいるが、
配送センターから送られてきたネタを並べているという印象。


そうして用意された丼は、写メのもの。

正直、残念。

主役のはずのヅケは、丼の縁に沿って４切れ。

真ん中にピンク色のネギトロがのせてある。

ヅケの反対側の縁には、ガリと高菜漬けが盛り付けてある。

この割合が、大半を占めている。


ヅケは、黒っぽく
期待されるべき熟成されたまぐろの旨味は全くしなかった。

メインの高菜漬けは、酸味の進んだものに
刻んだエノキとキムチとを和えてある。

不味くは、なかったが…。


真ん中のネギトロは、ねっとりとしている。

これも業務用とは思えないが、
手作り感は味わえなかった。

シャリは多めとわかる盛り付けで、
たっぷり酢を吸わせたもっさりしたもの。

ワサビはたた、粉を溶いたものだった。


お椀には、タイのアラ汁。

身が多めについたもので、これにはお年寄りには嬉しいだろう。

シメのお茶を頼んだら、
１０分近く待たされて、沸騰したものが用意された。


いつも行く寿司屋が如何によくやっているか、
思い知ることになった。