赤坂でごはん 改め 恵比寿でランチ  錦糸町のごはん

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10月29日 Bistro Saison 「いつも満席の、人気のビストロ」

2009年11月02日 | 錦糸町 洋食
10月29日 Bistro Saison その2
墨田区太平2‐3‐4
3624‐9004

オムライス800円+大盛り100円=900円

「いつも満席の、人気のビストロ」

昨年2月12日に紹介した店の第二弾。
前回は日替わりだったが、今日はオムライスのスイッチが入っている。
12時台には行列ができることも多いが、
今日は1時前に来たので問題なく席に案内された。
タバコの煙を浴びずにすむので、そうした方が賢明だ。

OLのグループ・近所の老夫婦・リーマンなどが
この時間の客層で、ドリンクと雑談を楽しんでいる。

ランチタイムのメニューは、日替わり1000円、
ハンバーグきのこソース・ポークジンジャー・
ポークカツレツトマトソース・ポークカレー・オムライスが各800円、
フライドプロン(→エビフライのこと)・マカロニグラタン各900円。

日替わりにはスープ・ドリンクがつくが、
それ以外では+300円でつけられる。

マダムは、今日の日替わりはポークソテーと魚のフライ、
スープはコーンスープですと説明するが、
当初の通りにオムライスを、失礼にならないよう間を置いてオーダーする。

最初に用意されるのは、ガーデン風に盛り付けたサラダ。
ちぎったレタスがたっぷりで、カットトマト・
ポテトサラダが少しだけ添えてある。

ドレッシングはテーブルに備えてあり、
ゆず・イタリアン・シーザーと、マダムは説明する。

ほとんどの客は最初に平らげるが、
メインと同時進行で楽しみたいので、
大五郎のようにじっとガマンする。

そうして用意されたのが、写メのもの。

チキンライスの上に玉子焼がのり、
その上に横一文字にケチャップとはちょっと違うソースがかかっている。

20世紀少年の、ともだちに似た様相。

フォークとスプーンで玉子焼の真ん中に切れ目を入れて、
それぞれを延ばしていくと
トロトロの中味がチキンライスの上に広がった。

玉子は皿に盛り付けるために表面だけを軽く固めてあり、
とてもマネできない焼き方。

チキンライスとともに、賞味する。
チキンライスはやわらかく炊いてあり、まるでリゾットのよう。
しっかりしたトマトソースと、存在を主張する具材。
大きめに刻んだ鶏肉・スライスしたマッシュルーム。それだけ。

玉子と、これから説明するソースとの演出を考えて、
意図してこのようになっているのだろう。

玉子焼の上にかかっているのは、辛めのサルサソース。
黒胡椒も効かせてあり、刻んだタマネギの食感が、
これもやはり強く主張してくる。

フレンチのオムライスとして期待を裏切らない
でき栄えと言っていいだろう。

大盛りでお願いしたが、チキンライスは小森のおばちゃまだ。
もっと食べたいところだが、この味付けでボリュームアップしては
飽きがきてしまうのかもしれない。

だから、サラダに手をつけなかったのだ。
3種類のドレッシングは自家製らしく、
どの味も美味しく楽しめた。

特にシーザーは、チーズが溶けているようで
サラダと一体となった感じが、たまらない。

そういえばマダムは、サラダとともに
黄色いつぼ漬けと梅干しとを用意してくれていた。

最初は日替わりと間違えたのかと思っていたが、
この店の流儀として、これらが口直しなのかもしれない。

特に梅干しは自家製らしく、
大粒でやわらかく絶妙な酸味が楽しめた。
オムライスの途中に、というのがやはりよかったようだ。

全部食べてみて腹は八分だったが、
ご馳走を堪能した充実感で満足なランチとなった。

フレンチスタイルにちがいない
ポークジンジャーやフライドプロンも捨てがたく、
また来たいものだ。


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