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7月12日 キッチン浜家 「揚げ物と音楽の、専門店」

2010年07月19日 | 錦糸町 洋食
7月12日 キッチン浜家 その3
墨田区錦糸1‐8‐12
5610‐2277

カツカレー800円+大盛り100円=900円

「揚げ物と音楽の、専門店」

今日はカツカレーのスイッチが入っている。
1時くらいに行くと、先客は若いリーマン1人だけ。

店の娘さんに案内された、
一番奥のカウンター席に座らせてもらう。

メニューのボードを見ると、
日替わりは豚トリ肉のトマトソースと牛肉コロッケ700円。
ほかは、しょうが焼700円、ヒレカツ・メンチカツ・
アジイワシフライ各750円、ロースカツ・カツカレー・
ミックスフライ(エビ・ヒレ・カニクリームコロッケ)各850円。

しばらくすると、常連らしいリーマンが1人2人と登場し、
カウンター席はすぐにいっぱいになった。

某雑誌で“ランチタイムは機嫌が最悪、
1時以降か夜の来店を推奨(一部抜粋〉”とあるからか、
常連客はこの時間に来るようだ。

先客の日替わりがすでに用意されていたので、
すぐにカツカレーの調理がはじまった。

娘さんが茶碗にたっぷりとライスを盛り付け、
用意した大皿にそれを空けて整形する。

そのタイミングで
ご主人は揚げたカツをサクサクと切り、そこに並べる。

すぐさま小分けして温めた鍋のカレーを
その上にたっぷりとかけて、供された。

つい目で楽しんでから、写メしてスプーンを手に取る。

どうしても最初の一口は、
カレーのかかったライスを賞味する。

カレーはスパイシーだが
長く煮込んだことでまろやかに仕上がっている。

ライスは一粒一粒がわかる、
個人的に一番好きな炊き加減。

カツは当然ながら
まだサクサクで、衣は薄い。

肉は3センチ弱で、火はしっかり通っている。

衣とは違うサクりとした食感で、
これもカレーともライスとも合っている。

一切れだけ、メンチが添えてある。

ご主人は、
いつもこういう粋な計らいを黙ってしてくれる。

予想外にジューシーなやわらかい肉も味わえて、
理由なきいいご褒美となった。

ノンストップで食べ終えてから、
サラダの皿に手を延ばす。

千切りのキャベツにパセリが添えてあり、
フレンチドレッシングがたっぷりかかっている。

割箸はわざわざ使わず、
スプーンだけで食べてみせる。

これだけのために箸を割るのも
当然の客の権利だろうが、
客としての粋な計らいを見せたくなった。

味噌汁には、ワカメの具に刻みネギ。

煮干しから取ったダシが、なかなか旨い。

ご主人は手際よく次々に揚げていき、
娘さんも同じ呼吸で盛り付けする。

電話もかかってきて、夜の予約も入っていく。

ありがたく全部賞味したところで、
すぐに席を空けることにした。

なお余談だが、ご主人と娘さんは親子ではないようだ。

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