北村誠吾地方創生担当相は14日、長崎県佐世保市で記者会見し、一部住民が反対している同県川棚町の石木ダム建設計画について、生活の維持のためには住民の犠牲はやむを得ないとの認識を示した。「誰かが犠牲(になり)、協力して役に立つことで世の中は成り立っている」と発言した。
ダムは1962年に北村氏の地元佐世保市の水不足解消や、川棚町の治水を理由に県などが計画。予定地の土地明け渡し期限が11月に迫っており、反対派住民の反発が強まるのは必至だ。
会見で北村氏は「人がそれぞれの立場と生き方の中で、自分自身の何かを犠牲にして生きていると思う」と持論を述べた。
(共同通信)
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いやー、さすが。
大臣就任早々、暴言ですか?
なるほど、『適材適所』、佐世保出身の72歳老害に地方創生担当大臣を任せた理由はコレでしたか。
佐世保の水のために、隣町の住民を犠牲にしろと。
同じ長崎県民で犠牲の押し付けか?
しかし、
このダム建設、
必要に迫る根拠が薄いんだよね。
佐世保の人口は年々減ってる。
そして、水は充分足りており、毎年貯水率90パーセント以上を保っているとのこと。
なんで新たなダムが必要なのか??
はっきり言って……
利権でしょ?
住民に納得する説明が出来ないってことは、それしかないでしょ。
辺野古と同じだよね。
ここまで強引に進める裏には、何か特別、得になることがないとやらんでしょう、普通。
説明不足の上に、職権でもって次々と許認可をおろしていく。
まさに辺野古だわ。
あとは、暴力的に住民を排除して、工事を強行する。
世論の非難を浴びないように、あたかも反対住民が暴力を振るっているかのように報道する。
もう、読めてますよ、全部。
最初は全国民に知られないようにコソコソと進めていく。
だけど、
この暴言大臣によって、全国に報道されちゃいました。
今まで、この問題を知らなかった国民、無関心だった国民に教えちゃいました。
同じ問題を抱える全国の市民が、この石木川のダム建設に関心を持ち、協力する人たちも出てくるだろう。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン
そう考えれば、北村大臣、あなたの暴言はかえって良い方向に向かうかもしれません。
ご苦労さま。
『沖縄で起きていることは、いまに全国で起きる』
事ある毎に言ってきましたが、まさに現実味を帯びてきました。
国や県の横暴に対し、次は住民訴訟が起きる。
日本の裁判所は機能不全に陥ってるので、納得出来ない判決が出ることが予想される……
が、
住民は諦めない。
そんな事を延々と繰り返す。
そんな国、もうそろそろ根本から変える必要があるのでは?
国民が常に問題意識を持って、他の地域で起きてる事も自分の事として考えていけば、きっとこの国は変わっていくだろうと思う。
権力者の言葉に流されるのも、テレビの垂れ流す言葉に流されるのも、もうやめませんか?
今の日本は、ホントにつまらない国になってしまった。
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