沖縄県名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、石垣市議会(平良秀之議長)は25日の12月定例会最終本会議で投票事務に必要な補正予算案を賛成少数(賛成9、反対11、退席1)で否決した。再議でも同様に否決。中山義隆市長は終了後、「議会の判断なので重く受け止めたい。他市町村の動向も踏まえて最終判断は慎重にしたい」と述べるにとどめた。
反対したのは、与党で最大会派「自由民主石垣」と態度を保留していた「公明石垣」、保守系野党の1人。与党会派「未来」の2人は県議会の議決を受け、当初は賛成の意向を示していたが、1人が退席した。
反対討論は「2択では県民の意志を表明できない」「普天間飛行場の危険性除去が原点だが、まったく触れられていない」と指摘。賛成討論では知事選など選挙で示された民意がないがしろにされたなどと反論し「反対は民主主義を冒涜(ぼうとく)するもの」との声もあった。
与党で唯一賛成討論に立った「未来」の箕底用一氏は「(反対の)意見書は賛成したが、県議会にあげた意見書を元に41市町村を代表する県議会の場で審議を得た議決だ。しっかり予算を執行すべき」と述べた。
賛否巡り空転4時間
県民投票に関する補正予算案を賛成少数で否決した石垣市議会は25日、採決直前に与党側が休憩を求めて調整に入るなど一時空転。予算否決の背景には、中山義隆市長や自民関係者による翻意を促した強い働き掛けが見え隠れする。
最初の休憩は午前11時ごろ。採決前に賛成すると明言した与党会派「未来」の2人だったが、午後2時の再開後も含めて断続的に4時間ほど続いた「調整」後、下された決断は1人が賛成を貫き、1人は退席。別の保守系議員は反対に回った。
与党控室や市長室では「未来」の2人が呼ばれて部屋に入る姿や頻繁に電話する様子が確認された。退席を決めた1人は「支援者に強く求められた」と濁したが、「東京の自民関係者からも電話がすごかった」「午後の2時間でやられてしまった」との声もあった。
議会後、中山市長は記者から「説得の動きがあったのでは」などの質問に「どういった議論をしたかは話せないが、いろいろな意見があったのでそれを聞かせていただいた」と述べるにとどめた。
(沖縄タイムス引用)
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わかりきってたことではあるが、改めて、安倍自民党による、執拗なまでの沖縄虐待、民意潰しが、いまだに全力で展開されていることに怒りを覚える。
中央政権が、一地方の知事選、市長選まで露骨に介入し、自分らの党のために税金まで投入しているとなれば許されることではない。
…… 筈なのだが、なぜかこの国では許されている。
もう国民に主権などない独裁国家に成り下がってるわけだ。
彼のことをとやかく言う資格など、この国には無い。
しかも今回は、県民投票を総力上げて妨害している。
県民投票なんか何の拘束力も無い!と、ネトウヨ新聞、雑誌、ブログなどで、散々こき下ろしてる割に、妨害行為は猛烈に行われている。
なんで?
拘束力ないんだし、痛くも痒くもないならほっとけば?
沖縄がやる事一つ一つにいちいち反応して邪魔をする。
政権がいかに小物であるかが、世界中にバレバレなんですが。
そんな事だから、大きな仕事が出来ないんですよ。
さて、
次にやるべき事が見つかりましたね。
沖縄の皆さん、県民投票を妨害した自治体の有権者の皆さん、
政治家は国民の代理人であり、決して国民より偉い雲の上の人ではありません。
国民一人一人の意見を政治に反映させる為に、単に代理人を選挙によって選んでるだけ。
それなのに、国民の意見を無視し、自分らの我欲に走るような人であれば、これはもう、国民の望む社会づくりを託せる相手ではありません。
政治家として(代理人として)は、不要でしょう。
次の選挙では、それらを判断基準の一つとして加え、しつかりと話を聞いてくれる人、その意見を汲み上げてくれる人に投票しましょう。
一言でいえば…
『何様と思ってんだ? 調子に乗るな!』
って事ですかね。
( ¯⌓¯ )
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