出会わなかったほうが良かったのかもしれない。
知らなかったほうがよかったのかもしれない。
知れば知るほど、話せば話すほど理解できるはずが、
逆に『?』
理解不能。
【目の前にある虚像】を追いかけ、話をしていたのか?
自己中心的な自分が作り上げた理想とする【幻】と会っていたのか?
なにか事があれば自分を見つめなおしたり、考えたり、反省したり・・・。
『?』が、解消、理解できたと思ったはずが、以前の『?』へ。
時が動き出したはずが、時間が逆戻りし、さらに深い底へと『?』は、
沈んでいってしまった。
『【ほんまもん】と思ってたものが、【にせもん】やったんやで』という感覚。
『あんた、なにもわかってないやん』という現実を突きつけられた感覚。
痛い目にあうことは、しょっちゅうあること。
しんどい思いをすることは毎日のこと。
そりゃあ、生きてるんやもん。しゃあないこと。
せやけど、
『【にせもん】を追いかけてた。【にせもん】に頼ってた』と言われても、
何が正しくて、何が間違ってるのか、わけがわからぬまま、理解ができぬまま。
【『世の中』こんなもん】と気持ちを切り替えるにしても、あまりに悲しすぎる。
長い長い時間が過ぎて、またあのときと同じように理解できぬまま、
【『世の中』こんなもん】で、気持ちを切り替えていくのは、なおさらのこと。