スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

子どもと家事

2011-02-07 | smile kids
自分自身がそうだったから。。。
それが一番の理由なのかもしれないけれど、
我が家の家事の半分は私で、
残りは子どもと夫さんがしています。

割合としてはどうやったって
母がやらねば進まないことも多くなるのは当然。
フルタイムで働いているわけではないし、
在宅時間が圧倒的に多いので目に付く仕事は
私がすることになる。

それでも、たとえ私に時間があったとしても
子ども達に何もさせない日はない。

勉強は大事だし、
睡眠や遊びも当然子どもにとって必要なもの。
しかし、「生活する」ということは、
大人になっていく準備として
必ず身に着けなくてはいけない技術の一つだと
私は考えています。

家庭におけるそれぞれの役割は
その家庭によって違うのは当然だけど、
ほとんどすべてを母親がしてしまうのは
子どもの大人の準備を阻害しているだけと
私には見えてしまいます。

先日、「弁当の日」を提唱する校長先生の
講演を聴いてきました。

そこで感じたことは、
私のやってきたことが間違いじゃなかったという確信。

そして、現在「親業」をしている大人たちのどれだけが
子ども達の自分で生きていこうとするための行動を
見守りながら自分でやらせているか、
親自らの行動でそれを見せているかへの疑問。

有名な先生なのに、無料で聞けるのに、
会場には思ったほどの人数がいなくて
講師の先生に申し訳ないくらいでした。

でも、そこに来られていた親は
きっと話を聞かなくても大丈夫な人たちだろうなぁ。

講演の中で度々紹介される内容には
現在の若い親達、大人たちの非常識さと
そんな大人にしてしまった大人たちの無知さを
強く感じずにはいられませんでした。

「賢くならなければいけない」
先生もそうおっしゃっていました。

「弁当の日」が何をもたらすかについては
ここでは触れませんが、
私の子育てで大切にしている
「生活する人」を育てること、
まさにそれに通じるものがあると知り、
ヘンに自信を持ってしまいました。

ただ、そこに足りないのは、
共に刺激しあう友達がいないこと。
家事をしていることを
きっと学校の友達にはほとんど知られていないだろうし、
それが友達同士に影響を与えることも
ほとんどない状態。

共に刺激試合育ちあう仲間は
兄弟でもいいのだけど、
どうしてもケンカになりがちなのよね、この関係は。

それと、子どもにとって家事は当然のことと思っていても、
私自身もっと感謝の気持ちを伝えるべきだね。
ありがとうに添える「ほんとに助かったよ!」とか
「これは君にしてもらわなきゃ、うまくいかないから」とか。
面倒がって言わない日もあるのです。


子育て講演会って数多く参加したけれど、
共通して大切にしている部分って、
「こどもを対等に見ている」ってことかな。

子どもが未熟なのは当然だけど、
だからといって下に見ない。
同じ目の高さで、感謝や尊敬や励ましや、
子どもがどれだけ自分にとって大事な存在かを
きちんと伝えることを言ってはるね。

何度いろんな講演で
子育てのコツやエッセンスを頂いてきても、
それを自分の生活で活かすのって、
結構むずかしいモンです。

でもね、聞かなければ「0(ゼロ)」でしょ。
やっぱことあるごとに聴きに出掛けるのは
大切なことだと思いますよ。

そして、聞いたら実践!

そんな我が家でも、
親の口から何も言わないうちに
自分から家庭での役割を始めるまでには
まだまだ時間が必要なようす。

ちょっとしたことをほめて
(例えば「名前を読んですぐに来てくれたね、すごい!」とか)
家事を「面倒ないやなこと」でなく
みんなのために出来る「気持ちのいいこと」に
していかなくちゃねぇ。

親の冷静さ、大事大事。

べた褒めしなくても、
ちょっとのほめ言葉の積み重ねを
これから工夫していきたいなぁ。

これからも家事は子どもと
頑張りま~す!

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