
私にとって
りんごは子どもの頃から
身近な存在だったけど
生でそのまま食べてて
取り分けて調理するという事を
ウチの家族はしていなかった。
大人になって、
いろんな食べ方を知ると
やっぱり生が一番だけど
時間が経って味の落ちかけたヤツを
どうにか美味しく食べられないか?
と思うようになった。
そうやって、
いろいろ試した食べ方の一つが
「フライパン焼きリンゴ」。
スライスしたリンゴを
フライパンの上で
バター焼きにし
焦げ目をつける。
皿に盛り付けてからは
お好みのトッピングをのせるだけ。
今日はカスタードクリームと
メープルシロップに
シナモンをぱらぱらと。
カスタードクリームなんて
滅多に冷蔵庫にないのだけど、
今回は、それが我が家に存在する
決定的な理由があったのだ。
昨日、コープさんが
我が家に運んでくる箱を
車から運び出す途中で
どうやらひっくり返したようだ。
「スミマセ〜ン!」
を繰り返しながら玄関先に来て
見ると、配達員の手には
卵パックから何やら滴っている。
その卵パックは
壊滅的な状態で我が家に来たのだ。
そして
奇跡的に救い出されたのが
2個の卵黄。
それを使って作ったのが、
このカスタードクリームなのだ。
仕上がって見たら、
卵黄が多めだったようで
黄色味が強いけど
味的には問題ナシのよう。
ではでは、
カスタードクリームの使い道は?
どうしようかと思ううちに
思いついたのが、
朝食のオトモに「焼きリンゴ」!
勝手なこじつけで
我が家に常備している紅玉で
調理してみた。
紅玉は、酸味が強いから
カスタードクリームを添えると
なかなか相性が良い。
アクシデントから
美味しい朝食が出来た!
「禍転じて福となす」
昔の人はよく言ったもんだわ〜。