昭和・平成・令和・さわやかに老いる日々

朝元気に目覚め、食べたいものを食べ、行きたいところに行き、会いたい人に会えることに感謝です。

100年の計在り

2024-05-26 11:45:33 | 日記
ここ数年少子化が問題になって居りますが、多くの子育て世代が納得するような具体的な政府案が示されず、政府は国会議員方は真剣に取り組んでるのかと思って居ります。

        

今の若者世代は、家族を持つと言う事に積極的になれず、生涯一人暮らしが気楽で良いと思ってる若者が増えてる様に聞きますが、結局自分達が歳をとった時、現実を目の前に突き付けられて困惑する事になると思います。

家庭を持つことで家族が増え、いろいろ大変なことも在りますが、子どもから喜びを得られることも多々在るのです。子供が大人になり、育ててくれた親への気遣い心遣いをしてくれた時、何とも言えない幸せ感は、かけがえのないものだと思います。

       
              霧島観光ホテル

主人の兄弟はとても仲が良くて、義父が他界した後、義母が70代を過ぎた頃から、7人兄弟を育て苦労を掛けたからと、兄弟家族皆で毎年義母を,由布院、黒川温泉、別府温泉、霧島温泉等々に連れて行き、義母が100歳で他界するまで、常に義母の側には必ず兄弟家族の誰かが見守って居りました。

義母は愚痴を言うでもなく、5人の嫁や人様の悪口など聞いた事が在りませんでした。私も嫁いでから、嘘でもなく一度も嫌な思いをさせられた事が在りませんでした。主人の7人の兄弟姉妹皆から、人様の悪口をあまり聞いた事が在りません。

        
            霧島観光ホテル夕食

温泉に行くと御馳走を戴いた後、兄弟姉妹家族でカラオケに浸り、そばで義母はいつもみんなが歌ってる姿をニコニコと黙って見てました。

義母は他界した折、苦しむ事無く自然に眠るように、子や孫や玄孫総勢36人が静かに見守る中で、医師に老衰ですと言われて他界されました。義母の生き方を見て居て、義母の様な生き方をすれば、こうした亡くなり方が出来るのだと、心から尊敬の念が湧き、出来ることなら私もそうで在りたいと、お迎えが近くなった今、特に感じて居ります。

当時かかりつけの医師から、今時、家の畳の上で亡くなるなど珍しいことですと言われ、此処のお母さんは、本当に幸せな方ですと言って下さったことを、今でも思い出す事が在ります。

         

義母は、何時も私は幸せ者だと、ただお茶を入れたときでも、誰にでもおおきにおおきにと、常に礼を言ってましたが、主人の兄弟を見てると、長男をはじめ皆大らかで人の悪口を余り言わないのです。主人からも、現役の時でも会社の方々の悪口等ほとんど聞いた事が在りませんでした。

我が家では食事をお膳に乗せて、お料理をセットしてからテーブルに運ぶのですが、その時主人は、必ず「ありがとう」と言ってくれます。子どもは育てたように育つことを何時も感じて居ります。

          

「教育は100年の計に在り」と言われてますが、結婚し、家族を持ち、子どもを育て、両親に社会に恩返しすることで、後の自分の幸せを得ることが出来ると、私は信じて居ります。

今日も一日笑顔で感謝して過ごせますように!!


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