昭和・平成・令和・さわやかに老いる日々

朝元気に目覚め、食べたいものを食べ、行きたいところに行き、会いたい人に会えることに感謝です。

手をかけずに目をかける

2024-05-05 11:48:55 | 日記

          
     
昨日スーパーでカゴいっぱいに買い物をしレジで並んでると、先にレジに並んでた若いご主人が、私のカゴをレジの台に乗せてくれました。御親切にありがとうございますとお礼を言いましたが、高齢になると若い方々が、気に掛けてくれ、ちょっとした親切と優しい思い遣りの気持ちで接して下さると、とてもうれしく温かな気持ちに成ります。

          

日々テレビを視てると、若者が、企業を起こしたり、家業の仕事を継ぐために、高収入の会社勤めを辞めて、親の仕事を継いだ話など聞くと、何か心強く頼もしく日本の未来は大丈夫と、勝手に思って安堵した気分になります。

          
       
世界でも、100~200年と家業が受け継がれてるのは、日本が世界一だそうです。歴史ある伝統の技と技術が、時代に合わなくなっても、その時代に遭ったものを生み出し、技術を絶やさない様に続けてるのは、受け継いだ方々の並々ならぬ努力の賜物で、その姿勢には敬服しかありません。

反面、新卒で良い条件で就職できたにもかかわらず、直ぐに自分に合わないからと退職する話もよく聞きます。しかも退職を代行業者に依頼するとか、また勤めてる会社では会話を好まず、同じ社内に居るにも拘らず社内でメールのやり取りをしてる、取引先から電話がかかって来ても、電話に出ようとしないスマホ依存等々、本当だったら由々しき問題だと思います。

              
世の為人の為と思って働いてる若者、自己中心の考え方で生きてる若者、若者に限らず、老若男女が安きに流れる気持ちは理解できますが、自己中心の考え方の人ばかりでは、世の中は成り立たないと思います。何事にも辛抱はつきものです。充実した人生を送りたいのであれば、辛抱して努力することを継続することが大切だと思います。

          

昔から子育ては、幼少期から「手をかけずに、目をかける」と言われてる様に、冷淡に突き放すのではなく、温かくじっくり見守る姿勢が大切なのではないでしょうか。そうすることで自立心や責任感が育つのだと思います。

            

 
       有田焼源右衛門窯元         有田焼マグカップ

私は陶磁器を見る事が好きで、デパートなどに行ったときは、購入しなくても陶磁器コーナーに必ず見に行きます。諸外国のブランドの陶磁器も優れてると思いますが、日本の有田焼、清水焼、九谷焼等々もとても素敵ですし歴史を感じます。技術や伝統を受け継いでる方々に注目し、伝統の商品等を購入することで、少しでもお役に立ちたいと思って居ります。

以前デパートの食器売り場の方が、数年前から若い方々の多くは、無彩色のお皿が好みの様で、日本古来の食器が売れなくなってると言われました。日本の食卓に是非日本の伝統の陶磁器の食器を使ってほしいと思います。器も心を豊かにし御馳走を際立たせる大切な一部だと思います。

         
               大阪阪神デパート
1昨年全館改装された大阪のH デパートですが、食器専用の売り場が無くなってるのには驚きました。大阪のどのデパートも食器売り場は縮小されてますが、必要最小限度の食器売り場は存在してます。食器好きな私はとても残念に思ってます。

   

私の指針としてる本の中に、心を育てる言葉が数多く見受けられます。田畑を人の手や牛で耕してた戦後の昭和20年代までの時代から、現在の様にA I やドローンや自動車が空を飛ぶ時代になっても、人の心構えと在り様は変わらないと思います。



人は一人では生きて行けません。一人一人が世の中の為に働き、幾多の人のお世話になって生かされてるのです。仕事やスポーツ、どんな事柄でも良いので、若者が生き生きと世界に羽ばたく世の中で在って欲しいと願って居ります。

昨日は、優しい若夫婦に出会い、二言三言、言葉を交わしただけでしたが、何か心が豊かになったような気がして、歳を取るのも悪くないな~と思って居ります。

日々笑顔で感謝して過ごせますように!!

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