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閉ざされたドアの向こうに

徒然なるままに備忘録

悪の十字架

2020年10月31日 | 日記
私の大学時代の友達、H君が体験した本当にあったお話です。
暑い暑い夏の夜。

先生の友達のH君は、その日、眠れませんでした。
のどがからっからに乾いていたんです。
冷蔵庫の中は昨日から何も入っていません。
しかたなくH君は台所に行って、水道の蛇口をひねりました。
ところが、・・・
水が出ないのです。
断水???いや、そんなことは聞いていない。
でも、やはり水は出ないのです。
異常なのどの渇き。
H君はがまんできなくなり、近くのスーパーに水を買いに行きました。
しかし、時計は夜中の1時。こんな時間までスーパーは開いているのか、少し不安でした。そのころは、今のようなコンビニなどありませんでした。
人気(ひとけ)のない道をH君は急ぎました。
ついにスーパーに着きました。しかし、案の定、そのシャッターは下りていたのです。
横になる扉を何度もたたいてみましたが、 何の反応はありません。
そのとき、H君は気づきました。ドアの横に貼ってある紙に。
紙には消えそうな文字で明日の開店時間が書いてありました。
H君はつぶやいた。
「このスーパー、明日開くの十時か・・・」
「開くの十時か・・・」
「開くの十時か・・・」
「悪の十字架!!」

通勤電車の中で、Googleから「ハロウィンなので怖い話を聞きたくないですか」と出てきたので見てみたらこんな話が出てきたのが今週のハイライトではないが。

今年の渋谷のハロウィンはどうなるかな。渋谷経由で通勤してた時、毎年すごい人だったな。

半沢直樹終わったら見るもんね~って言ってる小学生がいたんですよ

2020年10月02日 | 雑感
やっちまってない。本当にいた。通勤経路に小学校があるのだが、登校中の小学生からこんな声が聞こえてきた。

近頃の小学生は侮れんが、果たして彼、彼女らに株式公開買い付けとか時間外取引とか分かるんだろうか。

自分が小学生ならオ○マがキン○マ握っているドラマとしか分からないはず。
そんな自分だが、せっかくなので『半沢直樹』の感想でも書こうと思う。

・時間外取引について
今回のシリーズで時間外取引取引により、スパイラルの株を買収した回があった。
昔、ライブドアがニッポン放送に仕掛け手法であるが、これって金融商品取引法で規制されたよね?っと思って調べたら

こちら

この1/3というのがミソで、劇中取得したのが30%だからギリギリセーフらしい。
ただ、副頭取がバックにいるとはいえ、メガバンクがこの手法を使うのは、どうかと(ライブドアの時、相手がメディアだというのあるが、批判が大きかったと思う。業界関係者なら知ってるがあえてやらない手法であり、違法でないが、予見可能性を考えると問題あるかと。)。よくコンプライアンス部門はOKだしたな。

・主要人物はほぼ犯罪者
半沢直樹→部下に傘を振り回す。例え、部下が剣道の有段者でもダメです。暴行罪。あと検査忌避罪
黒崎検査官→部下の股間を握る。暴行もしくは傷害罪。
大和田常務→前シリーズの迂回融資は特別背任罪の疑いあり。

白井大臣→盆栽破壊。器物損壊罪。

箕部幹事長(政治資金規正法違反、脱税)、乃原弁護士(強要)に倍返ししている場合じゃない。

もはや、堺雅人がやっていた古美門弁護士(『リーガルハイ』)状態である。

やられても、やられなくとも、倍返し。

手当たり次第に八つ当たり。

読んだ本
『トクシュー2ー特殊債権回収室ー』吉野茉莉(著)
『不合理な地球人  行動経済学でわかる、あなたが判断を間違う理由』ハワード・S・ダンフォード(著)