歴史と自然への訪問記

福岡を中心に探索・活動しています。歴史と自然が好きです。日々感じるまま綴っていきたい。

小倉城を歩く

2011年06月20日 | 歴史

今回は小倉城です。
ここ、小倉城は、本丸を中心に、松丸、北の丸、二の丸、三の丸などで構成された平城です。当時は大天守、小天守、平櫓117、二重櫓16、櫓門12、狭間3217もあったそうですが、現在残っているのは石垣の一部と堀だけで天守閣や櫓は再建されたものです。また、天守閣は実際にあった形とは違うようですね。最上層の入母屋破風を除き、破風は一切なかったようです。
現代においてコンクリー製で再建時に観光面を考えて追加したそうです。

小倉城は戦国時代に毛利氏が最初に城を築いとといわれております。やがて関ヶ原の合戦後に細川忠興が入城しましたが、やがて熊本へ移り、その後に小笠原氏が入りました。幕末の時代に長州と戦い小倉城は長州の手に落ちます。
明治に陸軍の駐屯地となり司令部が設置され終戦後米軍が接収しますが、後、解放され現在に至ります。


■小倉城の案内板です。あーっ松本清張記念館行けなかった。残念です。


■ここから、小倉城へ入りました。虎ノ門口です。右へ曲がります。


■少し行くと八坂神社です。大きな鳥居があります。鳥居の両側に大きな石があります。
もともと中津門口の石垣に使われていたものです。細川忠興が白を築くとき
途中で石が動かなくなったので頭を手打ちにしたら動くようになったとか。


■鳥居をくぐり奥へ進んでいくと本殿があります。


■小倉城の案内図です。


■天守閣です。堀の水に石垣やその上の部分の一部が映ってますね。形の良い天守閣です。


■別の角度からの写真です。天守台の石垣の角度がよくわかりますね。


■さらに別の角度から。


■鯱です。天守閣の最上階から見えます。


■空堀? 水が無いだけかな? 草が青々と茂ってます。いい感じの写真です。


■堀と石垣です。


■真ん中に噴水のように見えるのは、今、はやり?の汚水洗浄機かな?


■陸軍の大砲と砲弾です。平和が続きますように。


■陸軍の師団が駐屯していた当時の名残で、司令部の正門です。
森鴎外も毎日この門を通ったのですね。

今回は小倉に行く機会がありましたので、短い時間ですが寄ってみました。
次回は、松本清張記念館も含めてゆっくりとみたいなと思ってます。


にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ


ランキングに参加しております。よろしくお願いします。