連休中
アスカディア・古墳の森
近つ飛鳥博物館に行ってきました
『古事記』の時代には
大和の「遠つ飛鳥」に対して
南河内の飛鳥の地は
「近つ飛鳥」と呼ばれていたそうです
この地域には
天皇陵を始め聖徳太子墓・小野妹子の墓など
二百数十基の古墳郡が分布しているそうです
近つ飛鳥博物館は
大阪府を中心とする
古墳などの遺跡の研究に基づいた
古墳とその時代に関する専門博物館です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/fe/9b5818a15818a936e4642c675a91947f.jpg)
設計は安藤忠雄氏
建物は
そこから出土地域全体を一望できるよう
段状に隆起した形状に造られ
周りは風土記の丘の豊かな自然に囲まれています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/4c/0eaba6e1bc3f0cc566465df3bb1ab53f.jpg)
出土品は
古墳の中に収められているときと同様な姿で
展示されていて
古墳内部に入っていくような感覚を
体験できるように意図されています
安藤氏によると
それは
「古代の黄泉の国への旅」であり
この建物そのものが
『平成の古墳』であると言います
圧巻は
仁徳陵古墳の150分の1の模型です
そこには
築造当時の人々の暮らしやものづくりの場面が
約3000体の人形を用いて復元されています
一人ひとりの働く様子が
とことんこだわりをもって実に丁寧に再現され
まさに
その時代にタイムスリップしたような感覚になります
「古墳」というものが
とてもリアルにまた身近なものに感じられました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/89/6c3b8621ad68caa79417499d0a5f92a7.jpg)
周辺の風土記の丘の園内には
102基の古墳が保存されているそうです
そのうちの一つに入ってみました
古代の人々が
まさにこの場所で生きていたということが
肌で感じられるような気がしました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/2b/b70548d84ee0494c213f52415e3b7f67.jpg)
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