大阪府貝塚市にある温泉にいってきました
その近くに
「水間観音」の通称で知られる
「龍谷山 水間寺」という名刹があります
そのご本尊である「聖観世音菩薩」が
出現されたと伝えられる
「降臨の瀧」という場所に行って参りました
聖武天皇が四十二才の時
ご病気がなかなかご平癒になられなかったその時
「この奈良の都より西南の方角にあたって
観世音菩薩がご出現なされる
という夢のお告げがあり
行基菩薩がこの仏像を探すことを命ぜられました
行基菩薩が奈良の地を発たれ
西南方の地を歩かれ
到達したのがこの水間の地でありました
当時この地は
霊峰葛城の峯よりこんこんと流れる水の間に巨岩があり
原始林に囲まれた神域でした
このとき突然「十六人の童子」が出現し
誘うともなく行基菩薩を谷間に導きました
そこには
この谷間の美しい水の流れる巨岩の上に
白髪の老人がおり
手に一体の仏様を捧げ
「汝を待つこと久し」と言って
その尊像を行基菩薩に手渡し
自分は龍となって昇天したと
由来記に記されているそうです
その仏様は
一寸八分(約6cm)の聖観世音菩薩で
天皇に捧げたところ病は全快され
勅命により現地に水間寺が建立され
今日までご本尊として祀られているとのことです
《参考:水間寺の由来》
こういった霊験あらたかなお話は
神仏にまつわる場所では
あらゆる所に存在しています
とは言え
どこまで真実として信じたらよいのか
本当のところは誰にもわからないのです
でも
何となく信じたくもなります
そして
自分もそのお力にすがりたいと
誰しも思うのではないでしょうか
現代の科学的では証明できないにしても
神様や仏様
そしてご先祖様
そういった目に見えない存在が
あるからこそ
実際には不思議な出来事が
小さなことから大きな事まで
色々起こっているのだと
私は考えています
そして
こういった不思議な言い伝えや神話などを
もう少し現実的にまた統一論的に受け入れたいと
長い間ずっと思い続けてきました
そのようなことを
漠然と願ってきた私ですが
最近ではこのようなことを
動画やブログで発信している人々の情報を得て
自分の中で一つの信念が強くなっています
それは
私達の物質的次元では視覚的に
とらえることはできない
《魂》レベルとしての存在が
宇宙には数限りなく存在していて
太古の昔から地球を見守り
また現在地球人として生きている私達を
サポートしてくれているというという考えです
もちろん
こういった類いの話は
立証することはできないでしょうし
自分以外の誰かに押しつけるものでもありません
でもだからこそ
一人一人どう考えたとしても
本来は自由なのだと思います
こんなことを
あらためて考えさせてくれて
ブログに書いてみる気持ちにさせてくれた
今回の観音様との出会いに
感謝しています