愛なる日常

大阪府枚方市に住んでいます。
地球でのお仕事は、茶道教授&ピアノ講師。
目に見えない世界のお話が好きです。天秤座。

誕生日の前の日のこと

2013年09月27日 | ひとり言
昨日は誕生日でした
57歳になりました

誕生日の前の晩
私は
自分でもびっくりするくらい
「怒り」の感情を
表出してしまいました

具体的には
夫に対して
「あなたのそういう言い方が
私はいやなの!」
と 口が勝手に叫んでいたのです


本当に心臓がドキドキして
自分でもびっくりしました


私は
まわりの人に対して
ムカッとすることは
たまにはありますけれど
いつも
その感情を自分の中に閉じ込めるか
考え方をコントロールして
表に出さないで生きてきたつもりです

それは
多分小さいころ
家庭環境の中で
そうやった方が物事がうまく運ぶことを知り
生きるために身につけた

あるいは
もともと持っていた
生きる術だったような気がします


そのかわり
眠っている時に
夢の中で
誰かに怒って
びっくりして目をさますことは
時々あって

そうやって
たまっていた怒りを
放出していたのかもしれません


だから私は
日常的には
自分は怒らないタイプの人だと
思っていましたし
人にもそう公言していました


ところが
56歳最後の晩に
私は
自分も声をあげて怒ることがあるのだと
知りました



自分ではない自分が
突然現れたような気がしました


でも
なんだか心がすっきりしました


夫は
その晩は無言で2階へあがっていきましたが
一晩明けて朝になったら
不思議なことに
少し優しくなっていました


私はほっとしました


夫としては
びっくりしたのかもしれません

あるいは
私がおかしくなったのではないかと
少し心配になったのかもしれません


いずれにしましても
56歳の最後の晩に
私は56年間心の奥底にたまっていた汚れを
一瞬で外に吐き出したような
そんな気がしています


怒りの感情の奥には
寂しさや悲しさなど
隠された思いがあるのだそうです


57歳になったこれからは
怒りの感情をただ押し込めるだけでなく

その奥にある
自分自身の気持ちを
しっかり確かめながら

これまでより
もっと自分に正直に生きてみたいと思います
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