昨日、Pさんからのご質問があったので、ちょっと長々ですが書いちゃいます。
●ポール・ラッシュ祭~八ヶ岳カンティフェアには「清里宣言」という大切な原点があります。
そもそも「八ヶ岳カンティフェア」はむかーしから(年代を覚えていない)ありました。
その時は「赤ちゃんコンテスト」や「牛の品評会」などが開催されていたんです。
1988年に「ポール・ラッシュ祭」になって一時休止していた八ヶ岳カンティフェアが復活したのです。
下記に記載しているものがその宣言ですが、市民レベルでの国際協力を実践し、支援することがお祭りの原点です。
民間の相互の交流、草の根レベルでの交流が重要で、そのことが各国の平和と繁栄に結びつくということです。
●ポールさんはまさに草の根交流の民間レベルでの国際援助をしてくださいました。
その象徴が清泉寮であり、ジョンディアトラクターであり、アメリカンフットボールなのです。
●お祭り会場を見てみると、アメリカケンタッキー州のブースがあり、タンザニアのブースがあり、フィリピンのブースがあったりします。
今年はもう少し違うものがあったかもしれません。
ブースでの商品のやり取りも日本と国外の方との草の根交流です。
●ステージの演奏者も国内からもいらっしゃいますが、国外の演奏者の方もいらっしゃいます。
楽しい音楽を通して一緒に踊ったり、歌ったり、楽しい時間の共有も日本と国外の方との草の根交流です。
●国外からのお客様にもたくさん来ていただいています。
日本側で用意しているお祭りブースは「八ヶ岳にちなんだ食品、八ヶ岳で頑張っている飲食店」「山梨にちなんだクラフト、山梨で頑張っているクラフトマン」をご用意して待っています。
収穫物が多いこの時期に合わせての収穫祭です。
そんなブースでの楽しいやり取りも草の根交流です。
●「楽しいお祭り」という場でのやり取りが真の国際交流につながって行ってくれればと願っている訳です。
様々な方と交流が生まれるようにといろんな工夫や体験ブースなどがお祭りの中でされています。
交流は外国の人とばかりではありません。
日本人同士でも、知らない人と話して、一緒に踊って、一緒に笑って、一緒に感動を共有して、、、、。
そんな田舎祭り(カンティフェア=郡祭り=地方祭り)を楽しんでいただければ、と思っている祭りなのです。
●今年も参加されたお客様はいろんな知らない人との交流が生まれたかしら?
「きれいなウロコ雲ですねー」って隣のしらないお客様と話したかしら?
「OH! Mt.Fuji ! It's Beautiful!」って隣の知らないお客様と話したかしら?
知らないお客様と一緒に踊ったかしら?
知らないお客様と一緒に手拍子したかしら?
そうでなくても、お友達同士で、仲間同士で、また絆が生まれたかしら?
「久しぶりー」って挨拶したかしら?
きっとそんな一場面があったんじゃないかなぁーと思います。
●基本は関わっているすべての人(スタッフもお客様も)が楽しいってことなんじゃないかな?
●まぁ、いろんなものを取りまとめる事務局は大変なんですけれどねー。
私は今年は準備には関わっていないので、今年の苦労は分かりませんが、2008年は泣きました。(2009年は体調不良で不在)
あまりにも私がオイオイ泣くので、当時の支配人が「今日は飲め!帰らなくていい!」って部屋を用意してくれたほどです。
今年も事務局メンバー、各市場の担当のみなさん、ボランティア担当のみなさん、本当に本当にお疲れさまでございました。
●カンティフェアは来る人拒まず、の交流のお祭りなのです。
私の大好きなお祭りです。
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清里宣言
国際社会における日本人の役割
~ポール・ラッシュの精神に立って~
1988年10月22日に開催された、ポール・ラッシュ祭~八ヶ岳カンティフェア~国際シンポジウムに参加した私達は日本人が国際社会で果たすべき役割について、以下の諸点が重要であるとの共通認識に達しました。
今日の日本の繁栄は、国民の努力と同時に、とりわけ米国からの援助や諸外国との国際協力によって、達成されました。こうして豊かになった日本は、今こそ世界各国の平和と繁栄に積極的に貢献するという、国民的合意を固めるべきであります。しかし、このような貢献の成果を本当に挙げるためには、ただ単に政府間レベルばかりでなく、民間レベルでの国際協力に負うところが大です。その理由は、真に友好的な国際関係は、各国の民間相互の緊密な交流によってこそ築かれると、私達は確信するからです。
真の民間協力は、援助を必要とする人々の自助努力を基礎として、その促進に対し向けられるべきであり、発展を目指す国の人々と共に、草の根レベルで問題解決を考えることが大切です。そして、国際協力は決して一過性のものであってはならず、飢餓、疾病、貧困、文盲などの克服はもちろんのこと、人類の普遍的な発展に対する長期的なビジョンのものに行われ、特に若い世代が明日への希望と前進への意志を持つ事が出来るように。永続的に推進されるべきであります。
私たちは、今日この民間協力の実例として。ポール・ラッシュ博士がかつて多くの米国市民らの協力を得て、八ヶ岳南麓・清里を拠点に、日本の復興のため、その一生を終えるまで全力を尽くしたキープ協会のこれまでの業績について、討論しました。驚くほど多数な米国市民の献金とボランティアワークとを結集した博士の理想と実践は、まさしく民間の国際協力の在り方として模範となるものであります。
私たちは、このような形で清里で実践された開拓者精神とボランティア精神とを規範とし、市民による草の根レベルで国際協力を実践し支援することを、ここに宣言するものであります。今後においてこそ清里が実践の場であり続け、世界のKIYOSATOとなることを切に希望いたします。
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しばらくブログを更新出来ずにいたら、ランキングも下がってしまいました。
そりゃ、そうですよね(笑)。
ぽちっ、とな♪
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hs-51
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