最近、思う事。。。

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意外に知られて無い医療保険の入院給付日数の制限について

2013年04月28日 11時40分24秒 | Weblog
最近、テレビや新聞等で安い医療保険のCM等が目に付きますね。皆さんの中には「何で、こんなに安いの?私の入ってる保険って高いん違うの?」みたいに感じる方も多いかも知れませんね。

ここで気を付けたいのが医療保険の入院日数制限です。基本、入院日数には限度がある事をご存知でしょうか?一般に販売されてるのは60日型や120日型です。

例えば1入院60日型に加入し仮に80日入院した場合、残りの20日分は保険金が支払われない事になります。反対に120日型に加入してた場合は80日分の全てが給付される事になります。

この事から一般的に給付日数が少ないタイプの保険の方が保険料は安くなります。皆さんの中にも営業の方から「最近は中々、長期間の入院はさせてくれないから60日もあれば十分ですよ」みたいなセールスを受けた方も多いのではないでしょうか。確かに昔に比べれば入院の期間は短期化の傾向にある為、殆どのケースで60日型で問題ないのかも知れません。ただ、医療保険の仕組みを理解しない状態で単に保険料が安いからと安易に60日型を選ぶべきでは無いでしょうね。因みに私は基本60日型は勧める事はありません。

先ず、医療保険の1番の問題点が180日ルールというものです。簡単に言うと前回の入院から180日以内に同じ病気や医学的に因果関係があると認められたときは、1回の入院と見なされると言う事です。但し、同じ病気等で再入院した場合でも前回の退院から181日以上経過していれば新たな入院として1日目からカウントされ180日ルールには引っ掛かりません。併せて、当たり前の事ですが180日以内の再入院であっても、入院の原因が全く違う場合は1日目からの計算となります。

入退院を繰り返すケース等を皆様の周りでも見掛けると思いますが180日ルールに引っ掛かり折角、加入された医療保険が保険料を払い続けても意味の無いものになるケースもある事を忘れてはいけません。

以上の事から医療保険に加入される際は、言われるままに高い安いの値段だけで判断せず、しっかりと内容を確認した上でご自身に合った物に加入される事をお勧め致します。保険は、もしもの時に給付されてこそ意味があります。取り敢えず加入しとけば安心的なお守りではありませんのでご注意下さいね

又、詐欺事件ですか?

2013年04月28日 10時41分55秒 | Weblog
毎回、毎回と言うか何故、ここまでなるまで監督官庁は放置してたのか理解に苦しみますね。

前回のAIJに続き今回は債権回収会社MRIインターナショナルが事業への投資として集めた約1300億円超を運用せず、大半が消失している可能性がある事が判明しました。

この会社の事業内容に関しては以前に私の知り合いから聞いた事があり、個人的には胡散臭い会社だなという印象でした。内容的には診療報酬を保険会社に請求できる権利を債権化した金融商品を扱う事業を展開しており、事業へ投資すれば最大年利8.5%で資金運用できると謳い日本の顧客約8700人から約1365億円の資金を集めていたと言われています。個人的には、どうすれば年8.5%もの高金利を安定して出せるのか教えて欲しいぐらいです。投資した方も、その部分で疑問を持つべきでしたよね。

新聞記事に因ると監視委が今年に入り運用状況などを検査した際、運用の実態が確認できなかったとの事ですが、今迄の検査は何をされてたのでしょか?疑問ですよね。当初は配当金を支払われていたらしいのですが、近年は支払いが滞ってた時点で苦情なり何らかの相談が何処かの機関に入ってたでしょうし放置してた方々の責任も大きいと言えますよね。

結局、毎回、泣かされるのは消費者です。保険会社にしても、証券会社や銀行、投資会社にしても免許を与えて事業を認めてる監督官庁があるのなら、もっとしっかり管理するとか、免許の交付自体を厳しくするとかの処置を講じないと今後も同じ様な初めから詐欺を目的にした連中が出てくるでしょうね。そろそろ本腰を入れて調査して欲しいものです。