安全安心まちづくり研究会(NPO)

宗像・飯塚警察署・防犯協会から委嘱を受け、安全・安心まちづくりの為に福岡と長崎で活動している防犯設備士の石橋夫妻です。

割れ窓理論(その2)

2007-03-19 00:00:28 | Weblog
2 落書き消しと犯罪抑止との関係 この「割れた窓の理論」とは、次のようなものである。街の落書きという悪い行為を放置していると、小さな行動に対しても罪悪感が薄れやすくなり、軽犯罪が多発し治安が悪くなる。そのうちこの街は警察や住民の監視が行き届いていない絶好の場所であると判断され、より凶悪な犯罪者が寄りつくようになり、犯罪がエスカレートし、やがて殺人などの凶悪犯罪が発生するというのである。 したがって、このような場所の凶悪犯罪を減少させるには、二つのステップが重要であるとこの理論を提唱したケリング教授は説いている。 「落書きを徹底して消す」落書きがない場所は、警察や住民の監視が行き届いているという無言のメッセージになり、そこに住む人に罪悪感が生まれ、軽い気持ちでいたずらや軽犯罪を犯す人が減少する。 「軽犯罪の取り締まりを強化する」小さな犯罪も許さないという姿勢をアピールすることで、犯罪を起こそうと思う人間はその地域に近づかなくなり、その結果、凶悪犯罪は発生しなくなる。  さらに、犯罪を減少させるには警察だけでなく、行政や住民の協力が不可欠であると教授は言う
。すなわち凶悪犯罪を防ぐには、犯罪の芽をつみ取るとともに、小さな罪でも許さないというメッセージを強くアピールすることが重要である。 たとえば、道にゴミが落ちているのを見かけたら掃除をする。子供たちが他人に迷惑をかけていたら注意をするといったように地域住民による小さな行為こそが犯罪を防ぐ大きな力となる。 みんなでつくろう安全・安心のまち


以上、福岡県警モバイルサイトより引用。


●昨日の投稿に引き続き福岡県警モバイルサイトから引用してご紹介しています。
●警察任せにする事なく、地域住民一人一人が防犯意識を向上させて、防犯コミュニティーを作る。
●一致団結して(防犯パトロールを行う、地域で一軒一軒ごとの住まいの防犯対策を取る等)犯罪企図者を寄せ付けないと言う意志表示を明確にする。
●泥棒や強盗、不審者に気をつけて:
☆狙ってる「うちは平気」のその油断!
くれぐれも油断せず気を抜かず(スキを見せない)防犯に心がけましょう。


☆安全安心まちづくり研究会長崎支部より配信☆