安全安心まちづくり研究会(NPO)

宗像・飯塚警察署・防犯協会から委嘱を受け、安全・安心まちづくりの為に福岡と長崎で活動している防犯設備士の石橋夫妻です。

無理のない防犯対策を

2006-05-28 01:27:36 | Weblog
5月27日(土)に諫早市と愛野町で防犯対策をされるお宅が2軒有りました。
それぞれ、家人も心配な(私が見て必要な)箇所に適切な「防犯性能の高い建物部品」を提案し、対策を取られる事になりました。
日本の家屋は外国人から見るとなんと「無防備で、無警戒」なことか!
諫早のご主人が中国旅行に行き見てこられたのは、向こうの家では外壁の上に侵入防止対策としてガラス片や陶器片を塗り込んであるそうです。昼間でも他人の敷地に入り込む事は容易ではないそうです。
日本はまだまだ安全と思っていらっしゃる方が多いですが、世の中は徐々に変化しているのです。泥棒(強盗)被害に遭わないうちに予防防犯をする事が大切ですね。
防犯硝子や防犯フィルムの価格は高い物という固定観念をお持ちの方もいらっしゃいますが、あなたの家の守るべき要点に絞ってメリハリを付けた防犯対策を取ればよいのです。我々プロの防犯設備士が見るのと一般の方が見るのとでは相違点があるので、せっかくお金を掛けるのならばプロの知恵を活用して下さい。(最近、誤った防犯対策をされているお家を何軒も目にします。もったいなくて残念ですね。)

NPO法人 安全安心まちづくり研究会

2006-05-23 23:59:45 | Weblog
この前の日曜日(5月21日)に、天神の赤煉瓦文化館にて行われた「NPO法人:安全安心まちづくり研究会(2006.3.20設立)」の第1回会合に出席して来ました。参加者は18名でした。
基本方針は「地域住民中心の地域力アップ、コミュニティ防犯・防災の安全で安心なまちづくりを目指し→防犯・防災活動のネットワークづくりを支え安全で安心なまちづくりを行う手助けをする。具体的には★防犯・防災教室★防犯・防災パトロール★防犯・防災診断を通して、☆一人一人の意識力☆地域全体の組織力☆住まいの防犯・防災力の向上を図る事」です。
今後は長崎支部の活動も順次紹介していく予定です。

子供を守る(某保育園の事例)

2006-05-19 12:09:51 | Weblog
先日、雲仙市内の某保育園に防犯カメラ(夜間真っ暗闇でも映像が映る近赤外線カメラ仕様)の取付工事に立ち会って来ました。
そこはお寺さんに併設された保育園であり、子供さんや保護者等の方の出入りが非常に多く、{良からぬ者}がその中に紛れ込んでも分かりにくい状況でした。
しかし、今回設置した防犯カメラのモーションセンサーが動きを検知するとレッド光が点滅して、不審者に対する「威嚇効果」を発揮します。また、「防犯カメラ録画中」のプレートが目に付く数カ所に設置されていますので、犯罪抑止効果も働きます。
私は園長先生のお話を聞くなかで、園長先生の考え方がすばらしいと思いました。それは、「子供を締め切った環境の中に押し込めて保育するのではなく、伸び伸びとした開放的な雰囲気で育みたい。」世の中では子供に対する声掛け事案が多く発生していますが、「子供に言い聞かせをしても、どの大人が悪い人で、どの大人が良い人なのかの判断が付けられないから、混乱させないように子供にすべての大人が怖い者だという先入観を植え付けることなく、萎縮せずに大らかに育って欲しい。」といった趣旨のものでした。
なるほど、門扉や出入り口をガッチリロックする(締め切ってしまう)のでは無く、防犯カメラによる監視及び録画履歴を活用する手法で対処することは、そういうことなのかと再認識した次第です。
防犯工事に立ち会って日々勉強しております。

防犯意識を持ちましょう

2006-05-15 23:12:32 | Weblog
先週の土曜日に宗像市の某団地にて防犯セミナーに参加してきました。
300数十世帯に全戸回覧をして参加者が僅かに4世帯。なんと寂しい(怖い)結果でしょうか。宗像警察署の生活安全課防犯係のかたも憂慮しておられました。
まさに、泥棒にとって、この防犯意識の高まりの無さが「つけめ」なのです。まさか家にはドロボーは来ないと思っている住民が多い団地ほど狙われるのです。
ドロボーは地震のような天災と同じように突然やって来ます。(実は地震に余震が有るように、泥棒被害にも下見の兆候があるのですが、見落としがちなのです。)
長崎県内での安全・安心まちづくり活動を遂行する中でも感じるのですが、ドロボー(居直り強盗)は、他人事では有りません。被害にあってからでは遅すぎます。
事前に予防対策を取ることがとても大切です。家の、どこをどんな風に守れば良いのか分らないと思われる方、宗像で防犯環境設計の実績が有る私がお手伝いします。お気軽にご相談ください。