このページの画像は、故あって表示されませんが、
連続性を担保する意味合いからも、そのままで公開し、
別途、新しく作り直すことにしました。
同じ内容ですが、画像はその限りではありません。
新たなページは、
(以下、本文)
ルネサンスの時代における「数学者」とは、
言わば「幾何学」のプロフェッショナルです。
「自分の芸術を真に理解できる
のは数学者だけである」
と言ったとされるレオナルド・ダ・ヴィンチが
考える「数学」とは、「幾何学」を意味し、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1554366497.jpg)
「幾何学を知らなければ、誰も自分の
作品の原理を読み解くことが出来ない」
という趣旨であるとするのが妥当でしょう。
・・・だよね![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE337.gif)
したがって、
『ダ・ヴィンチの罠』の構造を視覚的に
把握し、広い視野で俯瞰するには、
『ダ・ヴィンチの罠 設計図』
『ダ・ヴィンチの罠 デルタ』
などで案内したようなダ・ヴィンチの作品で
構成される立体(正多面体)パズル形式
のひな形が「罠」の構造を客観的に理解
する手助けになると考えたわけで、今 現在、
その構築にチャレンジし、仕組みの解明に
腐心しているわけです。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622188650.jpg)
ダ・ヴィンチのように超絶的な空間認識に
おける特殊で特異なる認知能力がなくとも、
ある程度まで「罠」の構造を把握し認識
できる内容に仕上がったものと考えますが、
さらにより深い理解を求めようとするならば、
『ダ・ヴィンチの罠 幾何学』
『ダ・ヴィンチの罠 相似性』
などが、その一助になると思います![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/peace.gif)
![^v ゜](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE405.gif)
但し、
4次元以上の世界を想像し、展望できる
ような目を持っていたとされるダ・ヴィンチ
が構築する「罠」のパズルを凡人で
ある小生が紐解くには自ずと限界があり、
「次元域」の端を辛うじて解説している
だけに過ぎないのです。
我々の目は、3次元の世界を、2次元で
しか捉えることができません。
えっ、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1493465181.jpg)
(そんな馬鹿な
)
「だって立体的に見えてるじゃん![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE021.gif)
」
と思うかもしれませんが、それは網膜と
いう2次元の膜上に焦点が結ばれた像を
脳が勝手に立体であると認識できるよう
に補正操作しているからであって、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1494470435.jpg)
網膜の表面に写し出された像は2次元
の写真と原理的には同じなのです。
要するに、カメラで例えれば、フィルム
に相当するのが網膜なのですから ・・・
つまり、
「次元域」の端を解説しているだけに
過ぎないとは、
『ダ・ヴィンチの罠 幾何学』
『ダ・ヴィンチの罠 相似性』
などで述べているように、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1542986922.png)
ダ・ヴィンチの構想自体が、次元の枠を
超えているので「罠」の着想や仕掛けが
4次元以上の組み合わせを想定している
場合には、2次元での表現では説明できる
範囲を超えてしまい、「次元域」の端に
しか辿り着けないわけです。
この場合の「次元域」とは、それぞれの
次元領域の総称で、それ以上の領域
には容易に到達できないし、また排除する
こともできないのです。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622621891.jpg)
次元域(次元領域)aenaalpha.com
そうなると、もう小生の浅薄なる知識では
解析どころか想像することすら難しくなって
しまうわけですが、せめて思考が及ぶ範囲
での解説には尽力する所存でいます。
たとえば、
「4次元空間」における立方体は
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622450236.jpg)
四次元立方体図 d.hatena.ne.jp
このような形態であると想像されますが、
但し、
これはある瞬間においての一形態に
過ぎず、その実状は変化・流動しながら
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622450562.gif)
四次元立方体図 d.hatena.ne.jp
立体面を透過する多面体であると
想定されています。
要するに、
次元空間に時間的な要素が加味された
世界が次元時空間であり、ダ・ヴィンチの
作品の大半は、何らかのかたちにおいて
次元時空間に関する実験的な試みが
なされていると考えられるのです。
そうした中の一例が、![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622188650.jpg)
『受胎告知』での聖母マリアの右手に
見られるアナモルフォーズであり、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622545804.jpg)
『受胎告知』アナモルフォーズ fc2.com![目](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/AE5A4.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622545924.jpg)
『東方三博士の礼拝』での混沌
とした量子論的な「無」の世界と多次元
時空
異空間を意図した構成と構図は、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622470575.png)
『最後の晩餐』における人物配置の
先駆けでもあり、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622547549.jpg)
『最後の晩餐』での最大の「謎」
のひとつであるナイフの真の持ち主
に直結するアナモルフォーズにして、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622554109.jpg)
異空間から投影されたメタモルフォーゼ
する人物たちの射影であり、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622554145.jpg)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622553977.jpg)
『最後の晩餐』ヨハネ 『岩窟の聖母』マリア
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622566419.jpg)
マグダラのマリア
超次元立体パズルにおける透過面上の
変化や流動性、またはその過程における
透過投影体(射影)でもあるわけです。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622450457.gif)
四次元立方体図 Wikipedia
それは、
4次元立方体の各面(半透明の膜状面)
に相当する作品内の人物の状態の変化、
例えて言えば、
漫画 『ONE PIECE』(ワンピース)
の主人公ルフィーのように、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622554210.jpg)
伸縮するヨハネの右腕はナイフを握り、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622470781.jpg)
体は移動してイエスの左側に寄り添い、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622554309.jpg)
画像元 レオナルド・ダ・ヴィンチの小部屋
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622568197.jpg)
伸びた左腕がテーブルの淵にそっと
置かれるということになるわけです。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622572239.jpg)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622571565.jpg)
この点に関する補足ページとしては、
『ダ・ヴィンチの罠 匙加減』
が参考になるかもしれません![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/peace.gif)
![^v^](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE414.gif)
さて、
同時にそれは視覚に依るものではなく
思考実験による多次元世界への模索、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622554385.jpg)
すなわち、ダ・ヴィンチ流の幾何学的な
応用であって、自然界の持つ黄金比との
融合と錯視(イメージの錯誤)との共演で
あるとも言えるのですが ・・・
このあたりについては、
『ダ・ヴィンチの罠 蓋然性』
『ダ・ヴィンチの罠 無頼漢』
『ダ・ヴィンチの罠 再発見』
などを参照してみてください。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622620572.png)
「次元域」における解説は、空間認識
のみならず非ユーグリット幾何学的な
心得というか 一定程度のバックグラウンド
が必要になりますので、小生には荷が重く
容易ならざる事態へと発展してしまう前に、
幾何学的推理は、一旦、終了とし、次なる
思考実験的な考察に移りたいと考えます。
テーマとしての題材(サブジェクト)は、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622622542.jpg)
直近のコメント欄にて イエスの系図に
登場するイレギュラーな「4人の女性」
と5人目となる聖母マリアについての
言及があったので、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1542986922.png)
まずは、そこから始めたいと思います。
『ダ・ヴィンチの罠 デルタ』
での解説では、
『モナ・リザ』の絵に現出する4人の
女性たちは、立体(正多面体)パズル
の展開において、正四面体に変化・変容
する場合に、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622712697.png)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622712739.gif)
自己双対する正四面体
自己双対する内なる正四面体(赤輪郭)
の4つの面は、「罠」の根源に隠匿
される4つの事象に対応する女性たちで、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622715748.jpg)
「4人のモナリザ」見逃したテレビドラマを見る方法
それぞれ、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622715947.jpg)
タマル、ラハブ、ルツ、バテシバ
であると想定しました。
そして、これに、双対する
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622712697.png)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622712739.gif)
自己双対する正四面体
外なる正四面体(黒輪郭)の4つの面を
表貌・相貌・形貌する作品(肖像画)が、
ジネヴラ・デ・ベンチ(タマル)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622717946.jpg)
『ジネヴラ・デ・ベンチの肖像』(1474年頃)
白貂を抱く貴婦人(ラハブ)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622717451.jpg)
『白貂を抱く貴婦人』(1490年頃)
ミラノの貴婦人(ルツ)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622717548.jpg)
『ミラノの貴婦人の肖像』(1490-1496年)
モナ・リザ(バテシバ)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622717658.jpg)
『モナ・リザ』(1503-1509年頃)
であると、それぞれにカッコ内に示した
人物を表象(イメージ)すると考えました。
それに対し、「窓」の数が1~4つまで
描かれたダ・ヴィンチの4作品と前述の
タマル、ラハブ、ルツ、バテシバ
の4人の女性との間には何らかの関係
や関連があるのではないか![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE021.gif)
という
のが、コメント欄での意見でしたが、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622712739.gif)
結論から申し上げますと、正四面体は
自己双対し、突然変異(化学変化)を
起して変容するというのが答えです。
つまり、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622712697.png)
自己双対する正四面体
タマル、ラハブ、ルツ、バテシバ
を根源(赤輪郭)として、外側に双対する
正四面体(黒輪郭)の各面がそれぞれに
入れ替わるだけでなく、臨機応変に対応
(機に臨んで変に応ず)で状況次第では
いくらでも自己増殖(外側に向けて双対)
したり、三角面(デルタ)が触媒となって、
突然変異(化学変化)を起こし正八面体
(黒輪郭=右下)に変容するわけです。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622949596.png)
互いに双対する正六面体と正八面体 kochi-u.ac.jp
正八面体は互いに双対する正六面体に
変化(黒輪郭=左上)するかと思えば、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622949413.jpg)
正二十面体に内接する正六面体 wikipedia
正六面体を媒介として、正十二面体を
形成(黒輪郭=上)します。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622949860.png)
互いに双対する正十二面体と正二十面体 kochi-u.ac.jp
さらなる変化を誘発した正十二面体
(黒輪郭=左上)は、正二十面体へと
変容(黒輪郭=右上)するのです。
この正多面体間の展開に関しては、
『ダ・ヴィンチの罠 設計図』
を参考にしてみてください。
結局のところ、
ジャンルやグループごとの括(くく)りと
して、「4」による編成や組み合わせに
一貫した拘(こだわ)りと哲学を持って
いたレオナルド・ダ・ヴィンチは、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1503106557.jpg)
最初からこのような展開を考慮に入れて
大掛かりな「罠」を仕組んでいたわけで、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622712697.png)
自己双対する正四面体
イエスの系図に登場するイレギュラー
な女性たちの存在が、「罠」の原点で
あり、根源となるべき最小形態の「核」
(赤輪郭)に4人の女性たちを置いていた
という結論になるのです。
【根源】としての「核」
タマル(不義・姦通)
ラハブ(異邦人・裏切り)
ルツ(異邦人・婚前交渉覚悟)
バテシバ(不貞・姦淫)
そして、
グループとしての「4」の編成を下記に
示せば、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1542986922.png)
【窓の数】による「4」の編成、
『ブノワの聖母』
『リッタの聖母』
『最後の晩餐』
『カーネーションの聖母』
【肖像画】女性による「4」の編成、
『ジネヴラ・デ・ベンチの肖像』
『白貂を抱く貴婦人』
『ミラノの貴婦人の肖像』
『モナ・リザ』
【肖像画】男性による「4」の編成、
『サルバトール・ムンディ』
『音楽家の肖像』
『洗礼者聖ヨハネ』
『自画像』
【野外・荒れ野】における「4」の編成、
『受胎告知』
『聖ヒエロニムス』
『東方三博士の礼拝』
『アンギアーリの戦い』
【岩場・洞窟】における「4」の編成、
『岩窟の聖母』2作品
『糸車の聖母』2作品
『聖アンナと聖母子と幼児ヨハネ』
『聖アンナと聖母子』
といった具合に、ジャンルごとに4つずつ
のグループ編成で構成されるように作品を
創作していったものと想像されるのですが、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1554367237.jpg)
果たしてどうなのでしょうか![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE020.gif)
その点については「4」の倍数に絡めた
『ダ・ヴィンチの罠 デルタ』
を参照してみてください。
ところで、気になる疑問点として、
窓が描かれた4作品のうちの3作品に
聖母子が描かれているのに、その中に
『最後の晩餐』があるのは不自然だ
という指摘がコメント欄にありました。
確かに、『〇〇の聖母』という題名通り
に聖母子だけが描かれる中で、13人の
人物たちが登場する『最後の晩餐』
があるのは不釣り合いですが、そこには
ダ・ヴィンチ流の思惑があったのです。
たとえば、
フィリポの習作が女性に見える理由と
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622828132.jpg)
フィリポの習作(上)とフィリポとされる人物(下)
ヨハネが女性の姿なのは何故なのか![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE336.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622828991.png)
使徒ヨハネとされる人物
ちょっと考えてみてください![^v ゜](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE405.gif)
![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE336.gif)
参考までに、
『最後の晩餐(CGの謎)』
『最後の晩餐(謎の迷宮)』
『ダ・ヴィンチの罠 予告版』
などが、ヒントになると思いますよ![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/peace.gif)
![^v^](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE414.gif)
なお、紙面の都合上、その疑問に関する
解説は、次回以降に持ち越しとしますが、
さらなる、ヒントをもうひとつだけ言うと、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1494470435.jpg)
どういう理由なのかは、わかりませんが
『ジネヴラ・デ・ベンチの肖像』は、下部分
が切り取られていて、どこかアンバランス
な感じがしますよね![¬_¬](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE40E.gif)
![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE336.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622983131.jpg)
切り取られたところには腕が描かれて
いたのだろうと思われるのは、その部分
だと推定される素描があるからですが、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622725307.jpg)
『ジネヴラ・デ・ベンチ』の手(下)と思われる素描
amazing-trip.xyz
それをリプロデュースしてくれたのが、
東京造形大学の再現プロジェクトです。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622725703.jpg)
『ジネヴラ・デ・ベンチの肖像』の再現
東京造形大学再現プロジェクト artagenda.jp
そうなると、
手が描かれなかったのは肖像画(女性)
では、
『ミラノの貴婦人の肖像』だけで、
その点、3つの窓のある
『最後の晩餐』
とは
で対応していることになります。
おそらくは両手を手すり(欄干)で隠した
のもダ・ヴィンチの恣意的な演出でしょう。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622968614.jpg)
『ミラノの貴婦人の肖像』部分 jugem.jp
「そうよ、そのとおり」
この貴婦人の目がそう言っているように
見えるのは小生の気のせいでしょうか![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE336.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622717252.jpg)
「いいえ、気のせいじゃないわ」
女性の肖像画以外のすべてのグループ
の「
」に着目してください。
何か気づくことがあるはずです。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1493465181.jpg)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1493465181.jpg)
(ホンマかいな
)(一体、なんやろか
)
って、おいおい![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE337.gif)
確かさっき、
幾何学的推理は、一旦、終了とし、次なる
思考実験的考察に移るとか言ってたけど、
これって、大部分が、
「幾何学の世界よね」
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1543073574.jpg)
まあ、最後の方は、
「思考実験っぽかったがのぅ」
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1543073517.jpg)
やっぱり、
「幾何学だわ」
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1500088917.gif)
「トゲトゲの曝露じゃな !!」
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1623032635.jpg)
「ダ・ヴィンチの星」 dic.pixiv.net
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1512746894.jpg)
「え~、やだぁ、わたし感染したの![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE337.gif)
おっと、こっちは、
「コロナ脳か
」
所詮(しょせん)、
やつらの描くシナリオは
「虚構(フィクション)」なんじゃが![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE337.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1623032796.jpg)
ジョージ・ソロス、ビル・ゲイツ、デービッド・ロックフェラー
ameblo.jp
フィ、フィ、フィクション![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/hanadi.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/hanatare.gif)
![風邪](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE40C.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1585680285.jpg)
・・・ って、おいおい、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1512746947.jpg)
(ゲロゲロ ・・・)
コ、コロナじゃないからね・・・
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1493913332.jpg)
はてと、
どっかで見たような ・・・
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1598881726.jpg)
20200807mispronnunciation-w640
「自分の芸術を真に理解できる
のは数学者だけである」
(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1554366497.jpg)
ホントに、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1499590136.png)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1499590136.png)
そう脱皮(だっぴ)かな![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE021.gif)
![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE020.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1522574859.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1538153296.jpg)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1485063936.jpg)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1538135062.jpg)
出典:deskgram.net
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1494404350.jpg)
『聖アンナと聖母子』『モナリザ』『洗礼者聖ヨハネ』
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1613008411.gif)
モヤモヤですな![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE337.gif)
… to be continue !!
(… to be continued !!)
こりゃあ、なんにしろ、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1493465181.jpg)
(調べてみる価値があるぜ)
「自分の芸術を真に理解できる
のは数学者だけである」
と言ったとされるレオナルド・ダ・ヴィンチが
考える「数学」とは、「幾何学」を意味し、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1554366497.jpg)
「幾何学を知らなければ、誰も自分の
作品の原理を読み解くことが出来ない」
という趣旨であるとするのが妥当でしょう。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1494470435.jpg)
![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE337.gif)
したがって、
『ダ・ヴィンチの罠』の構造を視覚的に
把握し、広い視野で俯瞰するには、
『ダ・ヴィンチの罠 設計図』
『ダ・ヴィンチの罠 デルタ』
などで案内したようなダ・ヴィンチの作品で
構成される立体(正多面体)パズル形式
のひな形が「罠」の構造を客観的に理解
する手助けになると考えたわけで、今 現在、
その構築にチャレンジし、仕組みの解明に
腐心しているわけです。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622188650.jpg)
ダ・ヴィンチのように超絶的な空間認識に
おける特殊で特異なる認知能力がなくとも、
ある程度まで「罠」の構造を把握し認識
できる内容に仕上がったものと考えますが、
さらにより深い理解を求めようとするならば、
『ダ・ヴィンチの罠 幾何学』
『ダ・ヴィンチの罠 相似性』
などが、その一助になると思います
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/peace.gif)
![^v ゜](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE405.gif)
但し、
4次元以上の世界を想像し、展望できる
ような目を持っていたとされるダ・ヴィンチ
が構築する「罠」のパズルを凡人で
ある小生が紐解くには自ずと限界があり、
「次元域」の端を辛うじて解説している
だけに過ぎないのです。
我々の目は、3次元の世界を、2次元で
しか捉えることができません。
えっ、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1493465181.jpg)
(そんな馬鹿な
![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE021.gif)
「だって立体的に見えてるじゃん
![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE021.gif)
![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE020.gif)
と思うかもしれませんが、それは網膜と
いう2次元の膜上に焦点が結ばれた像を
脳が勝手に立体であると認識できるよう
に補正操作しているからであって、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1494470435.jpg)
網膜の表面に写し出された像は2次元
の写真と原理的には同じなのです。
要するに、カメラで例えれば、フィルム
に相当するのが網膜なのですから ・・・
つまり、
「次元域」の端を解説しているだけに
過ぎないとは、
『ダ・ヴィンチの罠 幾何学』
『ダ・ヴィンチの罠 相似性』
などで述べているように、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1542986922.png)
ダ・ヴィンチの構想自体が、次元の枠を
超えているので「罠」の着想や仕掛けが
4次元以上の組み合わせを想定している
場合には、2次元での表現では説明できる
範囲を超えてしまい、「次元域」の端に
しか辿り着けないわけです。
この場合の「次元域」とは、それぞれの
次元領域の総称で、それ以上の領域
には容易に到達できないし、また排除する
こともできないのです。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622621891.jpg)
次元域(次元領域)aenaalpha.com
そうなると、もう小生の浅薄なる知識では
解析どころか想像することすら難しくなって
しまうわけですが、せめて思考が及ぶ範囲
での解説には尽力する所存でいます。
たとえば、
「4次元空間」における立方体は
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622450236.jpg)
四次元立方体図 d.hatena.ne.jp
このような形態であると想像されますが、
但し、
これはある瞬間においての一形態に
過ぎず、その実状は変化・流動しながら
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622450562.gif)
四次元立方体図 d.hatena.ne.jp
立体面を透過する多面体であると
想定されています。
要するに、
次元空間に時間的な要素が加味された
世界が次元時空間であり、ダ・ヴィンチの
作品の大半は、何らかのかたちにおいて
次元時空間に関する実験的な試みが
なされていると考えられるのです。
そうした中の一例が、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622188650.jpg)
『受胎告知』での聖母マリアの右手に
見られるアナモルフォーズであり、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622545804.jpg)
『受胎告知』アナモルフォーズ fc2.com
![目](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/AE5A4.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622545924.jpg)
『東方三博士の礼拝』での混沌
とした量子論的な「無」の世界と多次元
時空
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/right.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622470575.png)
『最後の晩餐』における人物配置の
先駆けでもあり、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622547549.jpg)
『最後の晩餐』での最大の「謎」
のひとつであるナイフの真の持ち主
に直結するアナモルフォーズにして、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622554109.jpg)
異空間から投影されたメタモルフォーゼ
する人物たちの射影であり、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622554145.jpg)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622553977.jpg)
『最後の晩餐』ヨハネ 『岩窟の聖母』マリア
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622566419.jpg)
マグダラのマリア
超次元立体パズルにおける透過面上の
変化や流動性、またはその過程における
透過投影体(射影)でもあるわけです。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622450457.gif)
四次元立方体図 Wikipedia
それは、
4次元立方体の各面(半透明の膜状面)
に相当する作品内の人物の状態の変化、
例えて言えば、
漫画 『ONE PIECE』(ワンピース)
の主人公ルフィーのように、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622554210.jpg)
伸縮するヨハネの右腕はナイフを握り、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622470781.jpg)
体は移動してイエスの左側に寄り添い、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622554309.jpg)
画像元 レオナルド・ダ・ヴィンチの小部屋
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622568197.jpg)
伸びた左腕がテーブルの淵にそっと
置かれるということになるわけです。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622570865.jpg)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622572239.jpg)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622571565.jpg)
この点に関する補足ページとしては、
『ダ・ヴィンチの罠 匙加減』
が参考になるかもしれません
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/peace.gif)
![^v^](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE414.gif)
さて、
同時にそれは視覚に依るものではなく
思考実験による多次元世界への模索、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622554385.jpg)
すなわち、ダ・ヴィンチ流の幾何学的な
応用であって、自然界の持つ黄金比との
融合と錯視(イメージの錯誤)との共演で
あるとも言えるのですが ・・・
このあたりについては、
『ダ・ヴィンチの罠 蓋然性』
『ダ・ヴィンチの罠 無頼漢』
『ダ・ヴィンチの罠 再発見』
などを参照してみてください。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622620572.png)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/right.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622620572.png)
「次元域」における解説は、空間認識
のみならず非ユーグリット幾何学的な
心得というか 一定程度のバックグラウンド
が必要になりますので、小生には荷が重く
容易ならざる事態へと発展してしまう前に、
幾何学的推理は、一旦、終了とし、次なる
思考実験的な考察に移りたいと考えます。
テーマとしての題材(サブジェクト)は、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622622542.jpg)
直近のコメント欄にて イエスの系図に
登場するイレギュラーな「4人の女性」
と5人目となる聖母マリアについての
言及があったので、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1542986922.png)
まずは、そこから始めたいと思います。
『ダ・ヴィンチの罠 デルタ』
での解説では、
『モナ・リザ』の絵に現出する4人の
女性たちは、立体(正多面体)パズル
の展開において、正四面体に変化・変容
する場合に、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622712697.png)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622712739.gif)
自己双対する正四面体
自己双対する内なる正四面体(赤輪郭)
の4つの面は、「罠」の根源に隠匿
される4つの事象に対応する女性たちで、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622715748.jpg)
「4人のモナリザ」見逃したテレビドラマを見る方法
それぞれ、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622715947.jpg)
タマル、ラハブ、ルツ、バテシバ
であると想定しました。
そして、これに、双対する
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622712697.png)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622712739.gif)
自己双対する正四面体
外なる正四面体(黒輪郭)の4つの面を
表貌・相貌・形貌する作品(肖像画)が、
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/1.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622717946.jpg)
『ジネヴラ・デ・ベンチの肖像』(1474年頃)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/2.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622717451.jpg)
『白貂を抱く貴婦人』(1490年頃)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/3.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622717548.jpg)
『ミラノの貴婦人の肖像』(1490-1496年)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/4.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622717658.jpg)
『モナ・リザ』(1503-1509年頃)
であると、それぞれにカッコ内に示した
人物を表象(イメージ)すると考えました。
それに対し、「窓」の数が1~4つまで
描かれたダ・ヴィンチの4作品と前述の
タマル、ラハブ、ルツ、バテシバ
の4人の女性との間には何らかの関係
や関連があるのではないか
![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE021.gif)
![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE020.gif)
のが、コメント欄での意見でしたが、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622712739.gif)
結論から申し上げますと、正四面体は
自己双対し、突然変異(化学変化)を
起して変容するというのが答えです。
つまり、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622712697.png)
自己双対する正四面体
タマル、ラハブ、ルツ、バテシバ
を根源(赤輪郭)として、外側に双対する
正四面体(黒輪郭)の各面がそれぞれに
入れ替わるだけでなく、臨機応変に対応
(機に臨んで変に応ず)で状況次第では
いくらでも自己増殖(外側に向けて双対)
したり、三角面(デルタ)が触媒となって、
突然変異(化学変化)を起こし正八面体
(黒輪郭=右下)に変容するわけです。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622949596.png)
互いに双対する正六面体と正八面体 kochi-u.ac.jp
正八面体は互いに双対する正六面体に
変化(黒輪郭=左上)するかと思えば、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622949413.jpg)
正二十面体に内接する正六面体 wikipedia
正六面体を媒介として、正十二面体を
形成(黒輪郭=上)します。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622949860.png)
互いに双対する正十二面体と正二十面体 kochi-u.ac.jp
さらなる変化を誘発した正十二面体
(黒輪郭=左上)は、正二十面体へと
変容(黒輪郭=右上)するのです。
この正多面体間の展開に関しては、
『ダ・ヴィンチの罠 設計図』
を参考にしてみてください。
結局のところ、
ジャンルやグループごとの括(くく)りと
して、「4」による編成や組み合わせに
一貫した拘(こだわ)りと哲学を持って
いたレオナルド・ダ・ヴィンチは、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1503106557.jpg)
最初からこのような展開を考慮に入れて
大掛かりな「罠」を仕組んでいたわけで、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622712697.png)
自己双対する正四面体
イエスの系図に登場するイレギュラー
な女性たちの存在が、「罠」の原点で
あり、根源となるべき最小形態の「核」
(赤輪郭)に4人の女性たちを置いていた
という結論になるのです。
![●](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE219.gif)
![1](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE21C.gif)
![2](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE21D.gif)
![3](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE21E.gif)
![4](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE21F.gif)
そして、
グループとしての「4」の編成を下記に
示せば、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1542986922.png)
【窓の数】による「4」の編成、
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/1.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/2.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/3.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/4.gif)
【肖像画】女性による「4」の編成、
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/1.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/2.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/3.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/4.gif)
【肖像画】男性による「4」の編成、
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/1.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/2.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/3.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/4.gif)
【野外・荒れ野】における「4」の編成、
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/1.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/2.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/3.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/4.gif)
【岩場・洞窟】における「4」の編成、
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/1.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/2.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/3.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/4.gif)
といった具合に、ジャンルごとに4つずつ
のグループ編成で構成されるように作品を
創作していったものと想像されるのですが、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1554367237.jpg)
果たしてどうなのでしょうか
![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE020.gif)
その点については「4」の倍数に絡めた
『ダ・ヴィンチの罠 デルタ』
を参照してみてください。
ところで、気になる疑問点として、
窓が描かれた4作品のうちの3作品に
聖母子が描かれているのに、その中に
『最後の晩餐』があるのは不自然だ
という指摘がコメント欄にありました。
確かに、『〇〇の聖母』という題名通り
に聖母子だけが描かれる中で、13人の
人物たちが登場する『最後の晩餐』
があるのは不釣り合いですが、そこには
ダ・ヴィンチ流の思惑があったのです。
たとえば、
フィリポの習作が女性に見える理由と
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622828132.jpg)
フィリポの習作(上)とフィリポとされる人物(下)
ヨハネが女性の姿なのは何故なのか
![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE336.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622828991.png)
使徒ヨハネとされる人物
ちょっと考えてみてください
![^v ゜](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE405.gif)
![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE336.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/symbol2.gif)
『最後の晩餐(CGの謎)』
『最後の晩餐(謎の迷宮)』
『ダ・ヴィンチの罠 予告版』
などが、ヒントになると思いますよ
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/peace.gif)
![^v^](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE414.gif)
なお、紙面の都合上、その疑問に関する
解説は、次回以降に持ち越しとしますが、
さらなる、ヒントをもうひとつだけ言うと、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1494470435.jpg)
どういう理由なのかは、わかりませんが
『ジネヴラ・デ・ベンチの肖像』は、下部分
が切り取られていて、どこかアンバランス
な感じがしますよね
![¬_¬](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE40E.gif)
![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE336.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622983131.jpg)
切り取られたところには腕が描かれて
いたのだろうと思われるのは、その部分
だと推定される素描があるからですが、
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622725307.jpg)
『ジネヴラ・デ・ベンチ』の手(下)と思われる素描
amazing-trip.xyz
それをリプロデュースしてくれたのが、
東京造形大学の再現プロジェクトです。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622725703.jpg)
『ジネヴラ・デ・ベンチの肖像』の再現
東京造形大学再現プロジェクト artagenda.jp
そうなると、
手が描かれなかったのは肖像画(女性)
では、
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/3.gif)
その点、3つの窓のある
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/3.gif)
とは
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/3.gif)
おそらくは両手を手すり(欄干)で隠した
のもダ・ヴィンチの恣意的な演出でしょう。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622968614.jpg)
『ミラノの貴婦人の肖像』部分 jugem.jp
「そうよ、そのとおり」
この貴婦人の目がそう言っているように
見えるのは小生の気のせいでしょうか
![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE336.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1622717252.jpg)
「いいえ、気のせいじゃないわ」
女性の肖像画以外のすべてのグループ
の「
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/3.gif)
何か気づくことがあるはずです。
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1493465181.jpg)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1493465181.jpg)
(ホンマかいな
![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE020.gif)
![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE336.gif)
って、おいおい
![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE337.gif)
確かさっき、
幾何学的推理は、一旦、終了とし、次なる
思考実験的考察に移るとか言ってたけど、
これって、大部分が、
「幾何学の世界よね」
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1543073574.jpg)
まあ、最後の方は、
「思考実験っぽかったがのぅ」
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1543073517.jpg)
やっぱり、
「幾何学だわ」
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1500088917.gif)
「トゲトゲの曝露じゃな !!」
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「ダ・ヴィンチの星」 dic.pixiv.net
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「え~、やだぁ、わたし感染したの
![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE337.gif)
おっと、こっちは、
「コロナ脳か
![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE336.gif)
所詮(しょせん)、
やつらの描くシナリオは
「虚構(フィクション)」なんじゃが
![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE337.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1623032796.jpg)
ジョージ・ソロス、ビル・ゲイツ、デービッド・ロックフェラー
ameblo.jp
フィ、フィ、フィクション
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/hanadi.gif)
![](https://img.ap.teacup.com/common/icon/hanatare.gif)
![風邪](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE40C.gif)
![クリックすると元のサイズで表示します](https://sun.ap.teacup.com/japan-aid/timg/middle_1585680285.jpg)
・・・ って、おいおい、
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(ゲロゲロ ・・・)
コ、コロナじゃないからね・・・
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はてと、
どっかで見たような ・・・
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20200807mispronnunciation-w640
「自分の芸術を真に理解できる
のは数学者だけである」
(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
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ホントに、
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そう脱皮(だっぴ)かな
![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE021.gif)
![?](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE020.gif)
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出典:deskgram.net
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『聖アンナと聖母子』『モナリザ』『洗礼者聖ヨハネ』
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![!](https://img.ap.teacup.com/common/mbicon/SE337.gif)
… to be continue !!
(… to be continued !!)
こりゃあ、なんにしろ、
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(調べてみる価値があるぜ)