雨の日曜日

お芝居の感想などを

花のあと(丸の内TOEI2)

2010年03月22日 | 映画
 三連休最終日に行って参りました。客席の平均年齢が高くてびっくり。それも男性が多かったです。藤沢周平ファン、なのかな?

 作品自体はね、あーもうちょっとで面白くなりそうなのにな~惜しいな~という感じなのですが、ヒロインを取り巻くおじさん達がいい味出してるので、これはこれで良いのかも。

 お目当ては勿論亀治郎さん演じる藤井勘解由。いやーさすがに凄みと存在感がありましたねえ。愛人との絡みでも全然崩れずお固い感じなのですが(敵役として品位を落とさないようにってことなのかな)、ああ見えて実は藤井さんのほうが加世に執着してる、とかいう設定だったらすごく萌えます。パンフで亀治郎さんが一番好きとおっしゃってた駕籠の場面は、私も大好き。

 甲本雅裕さんの才助は、多分未婚女子なら誰でも「どっかにこんな男落ちてないかなー!!」って思うような男性。以登と才助って実は勘解由&加世どころではない年の差カップルなんですけど(中の人が)、でも甲本才助のあの安心感は若い男子には出せませんよね~。

 そんな才助を見込んで婿にしたのが國村隼さん演じる以登パパ甚左衛門。やっぱりベテランの方が入ると作品が締まりますね。この時代劇の世界に一番違和感無くはまっていたのが國村さんだったと思います。

 あと、お城の場面でちょっとですが近江谷さんが出演されてまして。近江谷さんの勘解由っていうのも見てみたかったかもー。
 

 


最新の画像もっと見る