雨の日曜日

お芝居の感想などを

シレンとラギ(青山劇場)

2012年05月27日 | その他舞台
 劇団☆新感線2012年春興行に行って参りました~。

 いやーゴタイ役の高橋克実さんが格好良かったですね~! テレビでのいい人キャラしか存じ上げなかったので、こんな悪かっこいい役もやるんだ!!という衝撃を受けました。と言うか、座席が後ろの方で顔が識別できなかったので、後でチラシ見てびっくりしましたよー。

 藤原竜也さんも永作博美さんも良かったのですけれど、さすがにそういうインパクトは無かったですもんね。むしろ主演のお二人は、イメージ通りの役をストレートに演じてらした印象。

 殺陣ではギセン将軍の動きが素敵!と思っていたら、三宅弘城さんてアオドクロの刀鍛冶の方だったんですね~。納得。

TVいろいろ

2012年05月15日 | テレビ
 浅草のお練りに伺えなかったのは残念ですが、亀治郎さんのテレビご出演が続いて嬉しい今日この頃。

 徹子もアメカンもイズムもちゃんとチェックしてますよ~。おスミつきは実家で録画したままですけども。

 意外とね、期待してなかったアメカンが面白かったりして。ゆるーい雰囲気の中で、周りの芸人さん達とも仲良さげにしてて楽しそうでしたね~。リラックスしたご様子がえらく可愛かったです。告白も聞けたし。ふふふ。告白っていうか、いきなりプロポーズでしたが。

 おしゃれイズムも、お話されてる内容はいつも通りなんですけど、割とくだけたバラエティー仕様でしたねー。舞台での悪戯のお話聞いて、以前歌劇だかグラフだかで読んだ「フェルゼンが使うワイングラスに醤油を入れておく」っていうの思い出しました。役者さん達ってみんなそんな風にして遊んでいるんですかね~。でも冷えた牛乳なら普通に美味しいと思うのよ。

 徹子の部屋では、前回ご出演の時より柔らかい雰囲気だった気がする。もう大分テレビにも慣れて、自然体で出られるようになったってことですよね~。いや勿論、自然な状態がどんなのかは存じ上げませんけども。でも情熱大陸の時とか、警戒してるっぽかったですもんね。
 そして番組内で当代猿之助さんのお若いころの映像が流れたのですが、何故か息子でも甥でもなく笑三郎さんにそっくり!って思ったのは私だけ? 

 それにしても、ものすごーく今更なんですが、亀治郎さんて本当にもうすぐ亀治郎さんじゃなくなっちゃうんですよね? うわどうしよう~。どうしようもないんですけど。何だか時々無性に寂しい気持ちになってしまうことですよ…。
 

 

二代目市川亀治郎大博覧会

2012年05月06日 | 日常
 5月の5日と6日、四代目市川猿之助襲名を記念して渋谷ヒカリエで開催されている亀治郎大博覧会、通称亀博に行って参りました~。

 何で二日続けてなのかと言うと、トークショーがあったからなのです。ふふふ。因みに亀氏のお召し物はですね、5日はヘチマカラーのカーデにジーンズ、6日はチェックのジャケット、だったと思います。うろ覚え。二日とも靴がお洒落さんでしたね~。

 トークでは相変わらずの俺様っぷりを披露されていましたが、普段はお肌を褒められてもさらっと流してるのに、6日はDE LA MER経由のお客様もいらしたせいか「美肌ですが何か?」な勢いだったのがちょっと面白かったです。保湿のためにクリームはたっぷり使っているそうですよ~。この金持ちめ! あとは手拍子対策のお話が興味深かったですね。生片足屈伸生見られたのもラッキーでございました。

 トークショーの後はサイン会もありまして、折角だからと私も写真集を購入していそいそと並んでみました。が。めったにない近くに寄れる機会なんだからご尊顔をがっつり拝してくれば良かったああ!と気づいたのは全てが終わってからでした。いい年して緊張し過ぎだ私。

 博覧会自体は、まだお若いのに(歌舞伎役者としてはまだまだこれからなお年頃ですよね?)一人でこんな大規模な展覧会を出来るのがすごいなあとまずびっくり。見応えありましたし、楽しかったですよー。

 「亀治郎の肖像」「亀治郎の宇宙」「亀治郎の軌跡」「亀治郎シアター」の四つから構成されてまして、やはりメインは四の切の舞台ですかね。だってあの川連法眼さんちに入れちゃうんですよー! これって一生に一度の経験なのでは。一人で行ったので、欄干渡りとかの忠信ごっこが出来なかったのが無念です。

 舞台の周りには斎藤芳弘さん撮影の舞台写真の数々が。写真自体も勿論素敵ですが、展示の仕方が格好良いですねー。舞台で見たときは色気が今ひとつ、と思った三五と小万の絡みが、やけに妖しくてどっきりしちゃいました。

 美しい扇やお衣裳も間近で見られましたし、綺麗に書いてある学生時代のノートに感心したり、小学生のころのプリント裏の落書きに親しみを覚えたり、絵も書もお上手ですし、こ、この人縄文式土器まで持ってるんだー!?とか。分かっちゃいましたが、やはり並大抵のお方ではないですわ。個人的には、再現楽屋に置いてあった4月の共演者の方々からの寄せ書き色紙が嬉しかったです。愛されてますね~。

 亀治郎シアターのドキュメンタリーフィルムでは、亀会四の切の舞台裏を見ることが出来ました。これも上演時間40分の力作ですよー。亀会の時のトークショーでも随分仕掛けのネタをばらして下さいましたが、映像で見ると更に分かり易いですね。でもってすごくハードな演目だというのがよく分かりました。ご本人的には「一番きついのを10とするなら5くらい」だそうですけれども。
 出演された役者さん方のコメントもありまして、特に染五郎さんには、二枚目の方は仰ることも格好良いんだなあと思ったのでした。

 私はお見かけできませんでしたが、亀治郎さん結構会場に出没されてらしたようですね~。気さくに写真やサインに応じてらしたとか。いいなー! なんだかんだ言いつつも、意外(ではないかもですが)とファンとの触れ合いはお嫌いじゃないですよね多分。得意でもなさそうですが。

 そういうサプライズには出会わなかった為、グッズコーナーではおとなしくキーホルダーと西湖を購入。西湖は坊ちゃんがお好きな品なので、以前から興味あったのですよ~。さすがお上品な甘さで美味しかったです♪

 あ、それと、一つ疑問だったのが、公式ガイドブックの足跡ページでルテ銀の「好色一代女」が歌舞伎カテゴリーだったんですけど、そうなんですか?