土日で行って参りました。憧れのこんぴら歌舞伎!
向こうに居るときはそんなに感じなかったのですが、帰ってから振り返ってみますと、琴平という所は夢の国のようでしたねえ。チケットは入手困難だし、関東からだとお金も時間も結構かかりますが、お芝居を見るためにそういう手間暇かけるのも、特別感があって偶には良いかも、なんて思ったりします。
「鳥辺山心中」
戯曲を読んだときは何てしょーもない話なんだ!と思いましたが、お芝居は面白かったです~。若さゆえの過ち、みたいなお話を成熟した大人の役者さんが演じられるところが良いのですね。
愛之助さんも春猿さんも勿論綺麗で良かったのですが、個人的には遊女お花が色っぽくて、笑三郎さんには知的で控えめなイメージを持っていたせいか、妙にドキドキしちゃいましたよん。
「四の切」
何度か拝見している演目ですが、久しぶりだったからか劇場効果か、ものすごく新鮮に感じました。そりゃもう「こんな台詞あったっけ?」のレベルで。(いかにちゃんと見てないかがバレバレですが) 超低空飛行な宙乗りも楽しかったー。だってゴール近くでも一階席からはっきりお顔が見られるなんて、他の劇場では無いですもんね。そして、狐さんを見送る義経様が「あ~亀ちゃん飛んでる~」みたいな笑顔だったのが面白かったです。
やっぱり猿之助さんの四の切大好きだなあ。と再確認。
「京人形」
拝見するのが二回目だったので、展開に驚くことなく楽しく観劇出来ました。
男前なのに子供っぽい甚五郎と、お遊びにちゃんと付き合ってあげる出来た奥さんなおとく。明治座で拝見した時よりも、この夫婦のやりとりが印象に残りました。
笑也さんは、明治座では鏡の有無ではっきり違ってましたが、今回は違いはあるけれどあくまで「お人形さん」という感じでしたね。
「袖萩祭文」
以前ドキュメントで拝見してからずっと見たかった演目なのですよ。やっと夢が叶いましたー。
なのに、例によって、一所懸命見よう!と気張りすぎて結局舞台に集中出来なかったという。しくしく。是非また上演して下さいませ、四代目様。
それでもやはり、久しぶりに拝見した猿之助さんの女方は大変魅力的でありました。中身は成人男性なのに、あんな風に柔らかそうに見えるのってどうなっているんでしょうね。母であり娘でもあり、というのは年齢的にも今の猿之助さんにぴったりです。
第一部は一階一番後ろ、第二部は二階の一番前のお席でした。二階は段差があったので良かったのですが、一階席では足やらおしりやら痛くなって結構もぞもぞしてたので、近くの方にはご迷惑だったのでは…。すみません。
でも金刀比羅宮の奥社までお参り出来ましたし、劇場ではこんぴーくんにも会えたし、良い旅でありました。うどんを一回しか食べられなかったのが心残り…。次はいつ行けるかな。
第二十九回四
四国こんぴら歌舞伎大芝居
市川亀治郎改め 四代目市川猿之助襲名披露
平成25年4月6日(土)~21日(日)
第一部
一、鳥辺山心中(とりべやましんじゅう)
菊地半九郎 片岡愛之助
遊女お染 市川春 猿
同 お花 市川笑三郎
父 与兵衛 市川寿 猿
坂田源三郎 市川猿 弥
坂田市之助 市川右 近
二、三代猿之助四十八撰の内 義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
川連法眼館の場
市川猿之助宙乗り狐六法相勤め申し候
佐藤忠信/忠信実は源九郎狐 亀治郎改め市川猿之助
源義経 片岡愛之助
駿河次郎 市川月乃助
亀井六郎 市川弘太郎
飛鳥 坂東竹三郎
川連法眼 市川寿 猿
静御前 片岡秀太郎
第二部
一、銘作左小刀 京人形(きょうにんぎょう)
左甚五郎 市川右 近
女房おとく 市川笑三郎
奴照平 市川月乃助
栗山大蔵 市川弘太郎
娘おみつ実は井筒姫 市川春 猿
京人形の精 市川笑 也
二、四代目市川猿之助襲名披露 口上(こうじょう)
亀治郎改め市川猿之助
幹部俳優出演
三、三代猿之助四十八撰の内 奥州安達原(おうしゅうあだちがはら)
袖萩祭文
袖萩/安倍貞任 亀治郎改め市川猿之助
八幡太郎義家 市川門之助
平杖直方 市川猿 弥
妻 浜夕 坂東竹三郎
安倍宗任 片岡愛之助
向こうに居るときはそんなに感じなかったのですが、帰ってから振り返ってみますと、琴平という所は夢の国のようでしたねえ。チケットは入手困難だし、関東からだとお金も時間も結構かかりますが、お芝居を見るためにそういう手間暇かけるのも、特別感があって偶には良いかも、なんて思ったりします。
「鳥辺山心中」
戯曲を読んだときは何てしょーもない話なんだ!と思いましたが、お芝居は面白かったです~。若さゆえの過ち、みたいなお話を成熟した大人の役者さんが演じられるところが良いのですね。
愛之助さんも春猿さんも勿論綺麗で良かったのですが、個人的には遊女お花が色っぽくて、笑三郎さんには知的で控えめなイメージを持っていたせいか、妙にドキドキしちゃいましたよん。
「四の切」
何度か拝見している演目ですが、久しぶりだったからか劇場効果か、ものすごく新鮮に感じました。そりゃもう「こんな台詞あったっけ?」のレベルで。(いかにちゃんと見てないかがバレバレですが) 超低空飛行な宙乗りも楽しかったー。だってゴール近くでも一階席からはっきりお顔が見られるなんて、他の劇場では無いですもんね。そして、狐さんを見送る義経様が「あ~亀ちゃん飛んでる~」みたいな笑顔だったのが面白かったです。
やっぱり猿之助さんの四の切大好きだなあ。と再確認。
「京人形」
拝見するのが二回目だったので、展開に驚くことなく楽しく観劇出来ました。
男前なのに子供っぽい甚五郎と、お遊びにちゃんと付き合ってあげる出来た奥さんなおとく。明治座で拝見した時よりも、この夫婦のやりとりが印象に残りました。
笑也さんは、明治座では鏡の有無ではっきり違ってましたが、今回は違いはあるけれどあくまで「お人形さん」という感じでしたね。
「袖萩祭文」
以前ドキュメントで拝見してからずっと見たかった演目なのですよ。やっと夢が叶いましたー。
なのに、例によって、一所懸命見よう!と気張りすぎて結局舞台に集中出来なかったという。しくしく。是非また上演して下さいませ、四代目様。
それでもやはり、久しぶりに拝見した猿之助さんの女方は大変魅力的でありました。中身は成人男性なのに、あんな風に柔らかそうに見えるのってどうなっているんでしょうね。母であり娘でもあり、というのは年齢的にも今の猿之助さんにぴったりです。
第一部は一階一番後ろ、第二部は二階の一番前のお席でした。二階は段差があったので良かったのですが、一階席では足やらおしりやら痛くなって結構もぞもぞしてたので、近くの方にはご迷惑だったのでは…。すみません。
でも金刀比羅宮の奥社までお参り出来ましたし、劇場ではこんぴーくんにも会えたし、良い旅でありました。うどんを一回しか食べられなかったのが心残り…。次はいつ行けるかな。
第二十九回四
四国こんぴら歌舞伎大芝居
市川亀治郎改め 四代目市川猿之助襲名披露
平成25年4月6日(土)~21日(日)
第一部
一、鳥辺山心中(とりべやましんじゅう)
菊地半九郎 片岡愛之助
遊女お染 市川春 猿
同 お花 市川笑三郎
父 与兵衛 市川寿 猿
坂田源三郎 市川猿 弥
坂田市之助 市川右 近
二、三代猿之助四十八撰の内 義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
川連法眼館の場
市川猿之助宙乗り狐六法相勤め申し候
佐藤忠信/忠信実は源九郎狐 亀治郎改め市川猿之助
源義経 片岡愛之助
駿河次郎 市川月乃助
亀井六郎 市川弘太郎
飛鳥 坂東竹三郎
川連法眼 市川寿 猿
静御前 片岡秀太郎
第二部
一、銘作左小刀 京人形(きょうにんぎょう)
左甚五郎 市川右 近
女房おとく 市川笑三郎
奴照平 市川月乃助
栗山大蔵 市川弘太郎
娘おみつ実は井筒姫 市川春 猿
京人形の精 市川笑 也
二、四代目市川猿之助襲名披露 口上(こうじょう)
亀治郎改め市川猿之助
幹部俳優出演
三、三代猿之助四十八撰の内 奥州安達原(おうしゅうあだちがはら)
袖萩祭文
袖萩/安倍貞任 亀治郎改め市川猿之助
八幡太郎義家 市川門之助
平杖直方 市川猿 弥
妻 浜夕 坂東竹三郎
安倍宗任 片岡愛之助