雨の日曜日

お芝居の感想などを

ラ・カージュ・オ・フォール(日生劇場)

2018年03月10日 | その他舞台
 チラシは以前から何度も目にしてたのですけどずっと何となくスルーしていて、だから初ラカージュです。

 フランス初演が1973年で(っていうかフランスミュージカルなのも今知った…)、テンポとか古い感じはあるのだけど、ショー部分が多くて華やかでした。そして内容はびっくりするほど現代的。まあ日本のLGBTに関する認識が、40年前のフランスくらいってことなのかもですが。

 久しぶりに市村さんを舞台で拝見して、やっぱりスターだなーって感じました。発する光というか求心力というか、とても強い。鹿賀さんの、あの当たりがソフトで捉えどころのないジョルジュが好き。頼りない所もあるけれど、アルバンへの愛に揺るぎが無いのが素敵よね。
 シャンタル新納さんは今回も美しいおみ脚を見せつけてくれました。美声もね! ダンサーさん達は派手な舞台化粧と昼のフツーの青年な素顔と両方見られるのが良いです。タータンさんのジャクリーヌも良い女でした。



作詞・作曲: ジェリー・ハーマン
脚本: ハーベイ・ファイアスティン
原作: ジャン・ポワレ
翻訳: 丹野郁弓
訳詞: 岩谷時子・滝弘太郎・青井陽治
演出: 山田和也
オリジナル振付: スコット・サーモン

ザザことアルバン       市村正親
ジョルジュ           鹿賀丈史
アンヌ              愛原実花
ジャン・ミッシェル       木村達成
シャンタル           新納慎也
ハンナ              真島茂樹
ジャクリーヌ           香寿たつき
マリー・ダンドン         森公美子
エドワール・ダンドン      今井清隆


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