何故書くか？

何故、こうしたことを書き綴るか。
一番の原因は、年を取ったということでしょう。
年を取ると、かなり懐古趣味的になり、自分を美化したくなります。
仕事で業績を出したり、論文書いたり、本を書いたりするのは、表の顔です。

それでは満たされない、内面の顔を書きたいと思うのです。
それなら日記を書けばいいではないか、と思うのですが、
やはりやや緊張感をもって書く方が、記憶をたどるのには有効なのです。
多少、美化するところまあるし、また、あまりに過激な表現を避けることもありますが、継続するうちにどうなるかわかりません。
また、こうして書いていると、最近、勉強していないことが良くわかります。
まず、自分のことしか書けない。よって、行き詰まることは明白です。
そこから、また勉強したり、考えたりして少しは世の中に目を向けた文章を書けるようになるという目標が立ちます。

また、それが、自己実現の道を世の中の片隅でひっそりと探し求めている人の役にたってくれることがあるならば望外の喜びでもあるのです。