僕と空と真っ赤なウソとホント

幅広い志向と視線でクラクラするほど遠くまで見渡す事を試みる美しき日々

天使のほほ笑み(マンボー)

2005-10-19 18:58:39 | 随筆


認めたくないものですね、若さゆえの過ちというものは。

どーも。
僕・アズナブルです。



これまで教養とは無縁であったアニメや漫画は
〝サブカルチャー〝なんて呼ばれていた。

サブカルチャーの語義は「主流ではない亜流な文化・社会生活」
として一般的に認識されているが、実はもう少し深い。

一般にサブカルチャーと言われるものをさらに科学されたものこそが
真のサブカルチャーなのである。

たとえば『空想科学読本(メディアファクトリー)』シリーズや
『空想科学漫画読本(日本文芸社)』などが主な代表でしょうか。

人物を挙げると岡田斗志雄や大塚英志、切通理作とかですね。

彼らは彼ら自身が「オタク」であり、その「オタク」を学問の域まで高めた。
それまで肩身が狭く何かと迫害され続けてきた「オタク」に
文化的地位が与えられ始めた。

メインカルチャーもしくはハイカルチャーと言われるものは
文学や演劇などブルジョア階級やインテリゲンチュアを中心として
教養を身に付けるものとして支持された。

世界中で民主化がすすむ中、サブカルチャーは文化としてその産声を上げる。
『サブカルチャー』という領域そのものが文化の主流に合流しつつある。

社会に対する反動、教育に対する反動、様々な反動から行動が生まれる。
原義である『サブカルチャー』も同様に反動から生まれてきた。

例えばプロレス。
日本におけるプロレスの興りは教養とは全く無縁。
戦後、復興と民主化が一段落し、その後の国際化の流れが
プロレスブームに火をつけるきっかけになった。。

必殺の空手チョップで外国人レスラーを次々となぎ倒していく
強くて頼りになる、当時最強のスーパーヒーロー 力道山

力道山の試合が見たいがためにテレビを購入する人も多かった。
そういう意味でも家電業界から消費中心の日本経済に勢いを与えた。

また、外国人レスラーを気持の良いくらい倒していく力道山の姿は
敗戦国・日本が既に外国に肩を並べ劣っていないことの証でもあった。

力道山は現在 世界でもトップクラスの豊かさを維持している日本の
進歩・発展に尋常ではないほど寄与している。

大衆文化が世相に大きく影響することは
この頃の歴史を見れば明らかで、もう既に証明されていた。



どの学校のどのクラスにも一人、学年に1グループはあったオタク集団。
その規模は現在、拡大していても良さそうではあるが、
縮小の一途を辿っているようです。

というのも、「オタク」に対する視線や認識が以前のように
敬遠や排斥ではなく、もっと理解あるものに雪解けしつつあるかららしい。

『サブカルチャー』自体が文化としての地位を確立しつつある昨今
これを社会学の立場から学問として科学することは当然と言えば当然。

今では お笑いや邪道な教育方法までも様々な大学で講義されている。

そんな時代の中で、他者が認める価値観を批判することは
批判する側の人間性が批判されても仕方がない時代に突入している。

様々な流行を科学するところから趣味として始てみるということが
これからの時代の趣味を持つということなのではないだろうか。



と、僕が今 ガンダムにハマっている言い訳としてはこれくらいで充分かな。







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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
オタク (PON)
2005-10-21 01:59:56
オタクって言われるとちょっと嬉しいみたいなのあるかも。マニアとか・・・



なんか良く言えば 凝り性?

悪く言えば きもちわるい っていう



その微妙なラインがまたいいんだなぁー

周りがなんといおうがねぇ

火がつくと止まれないのねー



よくさ、趣味があるっていいよねー

って言われるけど、どうなんかね・・

趣味がないっていうのはどういう状況なの?

いい感じなのかなー





持論ですが (ガンジャ(末高斗夢))
2005-10-22 13:58:45
趣味が無い奴はいないな。

絶対にいない。

今は眠いので明言は避けますが、絶対にいない。