運命の恋。誰もそれを裂くことはできない。
どーも。タイタニッ僕です。
安い男である。実に安い。
「おつりは結構です」も言わずに
少し多めのお金を支払ってタクシーを降りる。
たったこれだけのことで優越感に浸れてしまうのだから
とっても安上がりな男である。実に安い。
是非とも巻き込まれたい犯罪がある。
それは、「可愛い」という罪。
その可愛いという罪に巻き込まれ、捕捉され、
完全に囚われの身になった僕は、どうやら終身刑だ。
君のために、永遠に、奴隷として、狭い世界の中で、働こうかと思う。
君のためだけに、働こうかと思う。
「体は許しても、心は許さない」と言うエンコウ女子高生。
僕は君たちのそのウソを許そう。
君たちはカネに心を許している。
カネは立派な生き物さ。
君たちはカネに心を許している。
ドMな君たちを僕は許そう。
いいだろう。面白い、受けて立つよ。
いいだろう。僕の投げるド直球が君のハートを射抜くまで。
いいだろう。この肩が、この肘が、壊れて悲鳴をあげるまで。
ド直球、愚直球、真ん真ん中のストレート。
攻めの投球、最強の守備。
いいだろう。面白い、受けて立つよ。
君が打ち返してくるであろう、近しい未来まで。
僕は極々単調に、クセになるくらいのストレートを放るまで。
金曜の夜。
カリカリと仕事をする僕。
この忙しい日々が過ぎたらトコトン遊んでやる。
死ぬほど遊んでやる。
缶蹴りして遊んでやる。
「あ!!世界一可愛い僕の子猫ちゃん見っけ!缶踏んだ!!」